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表題作東京家族 -東京心中・9-

宮坂 絢,無職
矢野 聖司,TV制作会社映画部署

その他の収録作品

  • ゆめかうつつ
  • 東京家族
  • 新しい仕事?
  • 棲家
  • 春風秋雨録
  • 新しい未来
  • 家ねこになりました(描きおろし)
  • 番外編 あの時の約束
  • あとがき(描きおろし)

あらすじ

番組制作会社の仕事も、
恋人の矢野(やの)さんとの関係も安定してきた
宮坂絢(みやさかけん)は、大手テレビ局への出向スタッフに!!
…が、あまりに過酷すぎる現場に耐えかね、宮坂……まさかの逃亡!!?
人気のワーキングBL『東京心中』シリーズ第9弾、
仕事を辞めた宮坂が選んだものは…!?

作品情報

作品名
東京家族 -東京心中・9-
著者
トウテムポール 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
東京心中
発売日
ISBN
9784863497702
4.7

(54)

(41)

萌々

(11)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
255
評価数
54
平均
4.7 / 5
神率
75.9%

レビュー投稿数15

めっちゃ好きです サイコーだ!!

サイコーでした!!

過重労働、人権蹂躙職場で
心身ともに疲労困ぱいしていた
宮坂の回復までの日々

優しく静かに過ぎていく
矢野さんとの時間が丁寧に描かれて
詩夫妻との暖かくも爆笑な
コミュニケーションにも救われ
笑顔と元気を取り戻した宮坂

宮は笑顔がいいなと改めて思いました

詩さんの描く仕事との向き合いかた
映像の世界とどう折り合っていけるのか
今後もすごく楽しみです

東京心中には人間の生き方そのものへの
問題提起や哲学が寓意されてる
それも面白いおかしく

性別の役割、働く意味 生きる意味
社会通念から軽やか外れて
笑いながら新しい価値観、仕組みを
作っていく

今まさに読みたいサイコーな漫画です

大好きです!詩さん笑

6

ほっとしました。

ここ数巻はお仕事のターンが長く、
しかも血を吐くようなブラック会社の話だったので、
ようやく宮坂が解放されて、ほっとできる巻でした。
心身ともにボロボロのときは辞める、逃げる、が正解の時もある。
そんな疲労困憊の宮坂を受け止めてくれた矢野さんが、
本当に神々しかったです。
回復するために根気よく、焦らずに、ゆっくりと、、
宮坂のもがいている姿が泣けたけど、
矢野さんの頑張りもぐっと来ました。
あの矢野さんが宮坂と家族になるっていうことを、
自分なりに考えてくれていたなんて。。
それと矢野さん(仮)を抱く、矢野さんがかわい過ぎで萌えました。

男前な詩さんをはじめ、仲間が支えてくれた宮坂は幸せですね。
うん、次巻はもっと明るい方向に行く気がする!
ラブラブほっこりシーンも増えて欲しい!
詩さんの会社、みんなの良いところを引き出してくれそうな会社でワクワクするし、
いい作品を作るのではないかしら。
宮坂の才能が開花していくのを見るのも楽しみです。

6

充電期間中。

前巻があまりにも悪意に満ち満ちたギスギスした場面が多く、読んでるこちらの方が先にギブアップしそうだったので、キャリア云々は別として宮坂がとりあえず地獄のような職場に見切りをつけて、自分が本当にしたいことを見つめ返す選択をし、矢野さんの元へ戻ってきてくれてほっと一安心しました。

とことんまで頑張って、精神的にも肉体的にも限界まできてしまった宮坂に対して、矢野さんの受けとめ方がとても頼もしくて泣きそう……。まだまだ本調子まではかかりそうな宮坂に対して、追いたてるどころか、じっくり休ませよう見守る矢野さんの優しさとか、家族は自分が支えるのが当然といった男気にきゅんとさせられました。

この巻はそんな男っぼさを前面に出した矢野さんですが、前巻ではおあずけだったエロの方はなかなか濃厚で、このギャップに悶絶してしまいました。お仕事に関わる骨太の話もいいけど、やっぱり二人のイチャイチャも見たい!

がむしゃらに働くだけじゃない新しい働き方ができる職場も用意されそうだし、リハビリ期間終了後の完全復活した宮坂が、一皮剥けてどう頑張ってくれるのか次巻が楽しみです!

5

ゆっくり休んだ宮坂は

前巻では精神的に追い詰められて仕事を辞めてしまった宮坂、矢野さんの待つアパートに帰宅する場面から始まります。

謝る宮坂に自分の考えがあって辞めたんだから謝る必要は無いと言われます。

精神的にも肉体的にも疲れていた宮坂は矢野さんに見守られながら徐々に回復して行きます。

そんなある日に詩と次郎夫妻の家に出産祝いに訪れた事から、吉川家の家政婦をする事になりました。

詩に頼まれて次郎にやる気を出させる仕事を追加された時は笑ってた矢野さんですが、脚本を書いてみる事になったと告げた時は「宮坂一人ぐらいは食わしていけると思ってる」と言います。

本当は凄く嬉しかったのに「絶対働きます」と言ってしまった宮坂、その日矢野さんは外に飲みに行ったまま帰宅しませんでした。

宮坂に相談された詩は夫婦には距離間が大事、あのアパートは狭すぎるとアドバイスします。

引っ越しをする事になった二人は郊外の一軒家に決めました。
手伝ってもらい無事に引っ越しが終わって皆でお疲れ様会をしていると、詩が独立して会社を立ち上げた事と「ウチで働いてもらいたい」と告げます。

皆が帰宅した後に縁側で空を見上げる二人。
宮坂に新しく仕事を始める前に家族を紹介すると言います。
「一緒に生きるってそういうもんだろう?」
矢野さん宮坂と恋人同士になってから変わりましたよね。

二人でお風呂に入って布団を並べて手を繋いで寝るところで終わってました。繋いだ手の上に矢野さん(仮)が…。

新しい家と、新しい仕事。ますます楽しみになりました。

久しぶりのエッチも良かったです。

4

矢野さんに痺れる

矢野さんも宮坂も、こんなに綺麗だったり、かっこ良かったんだっけってしみじみ感じた第9巻。
この前までのお話では、宮坂は矢野さんに会えないどころか、自分の顔を鏡で見る余裕すらないような、そんな辛い現場の話だったからね。
宮坂をゆっくり人間に戻していってあげる矢野さんが大人でかっこいいです。
宮坂の仕事のことも、引っ越しの事も、矢野さんは、宮坂と一緒に生きていくことにちゃんと腹をくくっている。
ホントに、矢野さんばっかりかっこ良くてずるい。
この先、たとえどんな未来が訪れるとしても、ずっと見守っていきたいです。

4

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