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イチャイチャがなーい!
でも、やっぱり神評価です。
今回は、BLとしてではない感じの内容ですが、色々と考えさせられました。
派遣のように行かされた職場が、地獄で番組を作る目的が見いだせなくなったゆかと宮坂。
家に帰れないのはキツいよ。
だって、矢野さんに会えないんだから!
玄関でハグ5分だって、帰らなきゃやってもらえないんだよ~。
人って、ホントの限界がくると、あぁなるんだなぁと。。。
最後の決断、私は良かったと思います。
が!矢野さんと働けなくなっちゃうよ。。。
それを考えると、続きを読むのがしんどくなりそう。
結構重い巻でした。笑いが欲しかったなぁ。
今回の話は宮坂と矢野さんの絡みがあまりありませんでしたが、宮坂とユカさんがブラックな所で頑張って働いてる姿に感動しました。
なんか今回はすごい考えさせられる話だと思いました。宮坂や、ユカさんが新しい環境でどれだけストレスを感じているか凄く伝わってきます。テレビ局の裏側ってすごく怖いなって感じました。二人ともよくここまで耐えてきたなって思います。宮坂が鳥取砂丘でストレス発散してるシーンが凄く好きです。次巻、楽しみにしています!!
登場人物に命が宿って、物語を牽引しているからダントツに面白い。普通は漫画(創作物)的に面白く読める方向に意図的に舵がきられるものなのに、なんかこの人達、本当にこの世に生きているみたい。新刊が出て、あれっ?と思って前の刊を読み返してみると、変わらない台詞なのに違った意味に取れたり。思わずレビューを書き直してしまった。本作は上下巻で2人の関係性を把握したら、続く巻を読み進めることで読者も2人の歳月を分かち合い、共感し味わいも深まると思います。
東京心中、人気作らしいし絵柄とかも嫌いじゃないし、巻数も多いから読み応えありそうだし、と思って読み始めたら気付いたら8巻まで一気読み。
あまりBLっぽくない?恋愛は確かに男同士だけどBLらしい甘さや背徳感があるわけじゃなく、お仕事漫画やレディコミみたいな感じで読んでいて、エロシーンで「あ、そういえばBLだったわ」というくらい。
甘々なのが苦手な私には、むしろ甘過ぎるよりは良い。
総括して全体的に好き。
けれども、その中でもやっぱりこの8作目が好き。
読みながら「ああ、わかるなぁ。嫌になった時ってこうだよな」と感じるあのシーンが、9作目まで読んだ後も少し引きずるくらいの印象がある。
宮坂とユカさんで2パターンあるのも良い。
なんなら恋模様とは関係ないところなのに少し泣いてしまいました。
少し流行りには遅れたけども読んで良かった。
『東京心中』の8巻目。8巻目ですが、シリーズとしては9冊目にあたります。
矢野さんとの関係も仕事も、ともに順調に行き始めた矢先に、別のテレビ会社への出向が決まった宮坂くんだがー。
という展開。
ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意を。
宮坂くんとユカさんが出向で訪れた場所が、
とんでもなく哀しい現場です。
面白い番組を作るという誇りを持たず、下っ端が泥をかぶる現場。
それでも必死に働く二人だけれど、ついに宮坂くんが壊れてしまい…。
家にも帰れず、徹夜続きの宮坂くん。
矢野さんに心配をかけまいと現状を伝えることはしない。
が、そんな宮坂くんの現状を知ってか知らずか、さりげないサポートをする矢野さんがめっちゃ男前でした。宮坂くんの辛さやしんどさをきちんとくみ取れる。今までは宮坂くんのほうのラブ度のほうが強かったように思いましたが、二人が築き上げてきた絆や愛情は確かなものに育っていたんだなとしみじみ。
結局宮坂くんはファニーを辞めてしまいましたが、それも雨降って地固まる、になりそう。ファニーの仲間たちが、みんなすごく素敵な人たちなので、これからも良い関係でいられそうな気がします。
宮坂くんが不在の間、矢野さん(仮)のお世話を一生懸命にする矢野さんにもほっこりしました。
8巻はどちらかというとコメディよりではなくシリアスな展開でしたが、今回の出来事を通して矢野さんの宮坂くんへの想いや、ファニーの面々の結束力の強さ、そして宮坂くんの「これから」がくっきりと見えてくるストーリーでした。
エロ度は皆無ですし、いつもの爆笑必至の展開を求めて手に取られる方にはやや肩透かしな展開かもしれませんが、個人的にはめっちゃ萌える巻でした。
あ、そうそう。
カバー下もお忘れなく。
ゲーム三昧の休日を過ごした宮坂くん×矢野さん、にちなんで、『東京心中』の面々の休日の過ごし方が描かれています。
あー、わかる!
と思ってしまう、可愛らしい漫画でした。