特典ペーパー付
――俺は大きな馬鹿を飼っている。
俺は大きな馬鹿を飼っている、まさにそのひと言に集約されていますねw
大和先生の描かれる男子たちはむちっプリッと目においしい。ところどころに挟まれる2頭身のイラストもこれまた可愛い♡
神々しくて思わず笑ってしまう表紙
受けも攻めもどちらも経験豊富なわけですが。
いたすまでにはちょこっと一悶着もあり。
軽快な感じでちょいちょいトラブルはあるものの、安心して終始楽しく読めました☺️
南の島に移住しちゃうのかな?
続きが気になります!
わりと分かりやすいBLといっていいかな?甘々です。
小さい島の王子様が日本に来て、もし1Kの自分のアパートに住むことになったら。。という設定。
生活レベルや文化の違いがおもしろさを生むというお話でした。
王子はイケメンで人目を引きますが、小さくかわいい主人王をだんだん好きになります。
特にストーリーが波瀾万丈というわけではなく、あっさり読めるのですが、絵がキレイなのでそのままラストまで持っていかれます。
王子が常に上から目線で、それは受けさんもつっこんではいるのですが、もう少し人格者というか、一国の王なので、ただかっこよくてお金持ち、というだけではなく何か国を率いるカリスマ的なものがあればもっと萌えたかも。
長いですね。そして物語もあっちにこっちに敵あり、障子に目あり壁に耳ありで。
ますます絵がキレイになられて(何様?ですが)素敵でした。
褐色マッチョで極上の男リド。王子様です。
最初はリドのお国でのトラブルで弟君も襲われリドも危険だから…という展開でしたが。
その後は透也の元カレじゃないけど因縁の相手藍原が手を出してきて…と。
でもそんな中でもリドと透也の異文化ラブ?も育ってて。
いちいち偉そうなリド。トクヨウミズダシムギチャ!がお気に入り。ホテルの食事よりも透也のご飯の方が美味しいって。
離れがたいリドを安全に国に返すため、嘘をついたり藍原の元について動きを見張ったり。切なかったです。
何回か分けて読んだせいか最後の方の印象が強くて。
ホテルでの透也の「最後までしよう」はリドを守るため?それとも?
なんやかんや丸く収まって二人はとうとう。
あの部分が昔の大和さんのつるんとした千歳飴みたいじゃなかった!
まだしばらくは1Kアパートで睦まじく暮らせそうですね!
しかし透也はしっかりしてるなあ。
大和先生の作品は久しぶりでした。
しかも攻めが南の島の王子で褐色イケメンで、身体も最高に美しくてサービスショット満載でした。
兄に頼まれて王子のリドを部屋に置く事になったのですが、透也は冷静で平然としてるんです。2人の会話の噛み合わなさに思わず笑ってしまいました。
リドの変な日本語を直す透也の表情にも笑いました。何もかもが偉そうなリドとどこまでも庶民な透也の生活が読んでて楽しいのです。
リドがガタイが良いので部屋が狭そうでした。
リドが奔放な夜の生活をあっけらかんと話していたのに、藍原が透也の過去の相手だったと知ると嫉妬する姿がまた可愛いんです。
リドがお気に入りになった「水出し麦茶」の事をいろんなところで話しているのもおかしかったです。
とてもコミカルなお話しなんですが、リドと透也の他にも濃いキャラが沢山いました。
リドと透也が最後まで結ばれたシーンを読んでて、リドのアレを見て凶器だと思っていたら作中にも「まるで凶器」とあったので爆笑してしまいました。
なんといっても大和さんの絵が可愛いしカッコいいv
体格差萌v
このお話はハーレクインのようなシンデレラストーリーなんですが、
受けの透也が一筋縄ではいかないので、
なかなかラブラブいちゃいちゃにはなりません!
……いや、結構早めに
そういうことにはなってしまいそうにはなるのですが、
王子様と庶民をわきまえているというか、
透也にも秘密があるというか、
精神的にラブラブにはなかなか至りません!
王子様にふらふらと流されるだけではない透也がカッコ可愛いv
正直、リドはちょっとスパダリには物足りないので、
透也の方がスパハニに見えますv
ストーリーも一捻りあり、
大和さんっぽいギャグも散りばめられ、
まだまだ今後の展開が楽しみな一冊です!
先を期待しつつ、神に近い「萌×2」!
蛇足ですが……
ちょっとね、藍原さんとディアンが気になりますv