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ブラコンお兄さん、こっち向いて

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表題作ブラコンお兄さん、こっち向いて

三津原 俊(27歳・弟の高校の担任)
須田 晴久(ブラコン兄)

その他の収録作品

  • はじめての夜のこと(描き下ろし)

あらすじ

17年前、誕生したばかりの天使のような弟を一目見た瞬間から
超ド級のブラコンになった晴久。
忙しい両親に代わり、自分の事などさておいて愛情のすべてを弟に注いできた。
そんな大切な弟の三者面談。品定めする気満々で乗り込んだ晴久は、
担任・三津原の真摯な対応にすっかり気を許した。
しかし後日、弟に恋人がいる事が発覚! なんと相手は同じ高校の男子生徒! ?
真相を確かめるべく三津原の元へ向かった晴久だったが、
事情を聞いた三津原になぜか突然キスされて――! ?

作品情報

作品名
ブラコンお兄さん、こっち向いて
著者
木下ネリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796412858
3.4

(35)

(7)

萌々

(8)

(12)

中立

(8)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
111
評価数
35
平均
3.4 / 5
神率
20%

レビュー投稿数6

どっちも受けっぽい


ゲイで新米教師×保護者のブラコン兄

両親は海外赴任で弟と二人で暮らしている受け。
しかしある日、小さい頃から溺愛していた弟が同性と付き合っていることを知り、担任である攻めへ報告。
しかしそこで同性愛を悪く言ってしまうことで、ゲイである攻めを怒らせてしまい…。

その後、誤解が解け、生徒である弟を通じて二人で出かけるようになり、キスしている所を生徒に見つかり、先生ピンチという流れ。

受けはツンデレっぽく、身長もわずかに受けの方が高い印象。
対する攻めも、ナヨったりする場面が多くエッチするまでどちらが受けなのか迷いました。

魅力的な所がお互い相殺してしまい、中途半端感が…。
どちらも可愛いキャラにするなら、振り切ってほしかったのが正直な感想です。
キャラも内容も、もっとメリハリがあると良かった気がします。

地雷はないものの、中盤に差し掛かる前から内容に飽きがきてしまいペラペラ~と流し読みしてしまいました…。

1

ブラコンの兄×弟の担任教師

弟一筋17年のブラコンをこじらせた兄・晴久が、弟の担任教師とひょんなことから親しくなります。しかし実は教師・三津原は高校時代の知り合いで晴久に片思いしていた同性愛者でした・・・

弟一筋で生きてきた兄が、弟に同性の恋人がいることを知ってから、弟の教師の三津原に相談しているうちに迫られ絆されていきます。中盤、学校の生徒にバレたりとハラハラな展開もありましたが、ふたりともが徐々に自身の幸せのことを考えられるようになっていってこちらまで幸せになりました。弟カップルの話もよみたい・・・

1

ほだされお兄さん

年の離れたかわいい弟の幸成が大切すぎる、
重度のブラコン晴久。
幸成の高校2年という大事な時期の担任、
三津原先生へ若すぎるという理由で突っかかる。
幸成が同性と付き合っていることがわかり、
相手を教えろと三津原先生に詰め寄る…
とんだ暴走ブラコンお兄さんかとハラハラしましたが。

なんというか、根本はめちゃくちゃいい人だし、
いいお兄さんなんだと思います。
幸成、いい子に成長していますし。

なので、反発する割に自分に好意を示してくる
三津原先生の態度に結構すんなり順応してしまう
ほだされやすさにはちょいちょい引っかかりましたが
幸成一筋で生きてきて、自分の気持ちは
後回しにしてきたゆえなんだろうなあ〜と。

晴久に再会して抱えていた長年の想いを抑えられない
三津原先生、気持ちは分かりますが
職員室、居酒屋(半個室)、街中(未遂)でキスをしてしまう
軽率ぶりはマイナスです(苦笑)。
が、だだ漏れの晴久好きオーラがかわいかったので
プラマイ…プラス。

そんな積極的な三津原先生へ抱いた初めての感情に
振り回されて戸惑ってしまう晴久は最初の勢いが
嘘のようで微笑ましかったです。

えっちはあっさりめ。さらには晴久がかなりさらっと
受け入れていて、兄気質の包容力発揮してるなあと
思いました。

3

切ない顔も笑顔もすべて尊い

弟溺愛の晴久が、ある日弟に”彼氏”がいることを知り、相手の事を問いただすために担任の三津原に会いに行き、そこで三津原も同性愛者だと知る。
晴久に告白し何かとデートのお誘いをしてくる三津原に絆されつつあったある日、三津原が晴久と街にいるところを生徒に写真撮られ学校中に写真が出回る。
その写真が晴久とキスをしているように見えたことで噂になり校長室にまで呼ばれる三津原。。。

三津原が、昔家族にカミングアウトしたことでずっと家族から否定され続けていて、部活でも大会で負けた際に仲間たちから攻め立てられ、心がギリギリだったところを同じ大会で対戦した晴久に助けられた過去がありずっと片想いしていた・・・のが胸キュンでした!!
でも、弟の三者面談で再会した晴久は三津原の事を覚えていなかったけど、仲良くなった後にふいに三津原の事を思い出した際、思い出して貰えたことに喜ぶ三津原の顔がもぉ天使のようにかわいくて尊かったです!!!

三津原の表情が本当にどれも可愛くて切ない表情もそれはまたそれで可愛くてとにかくたまりませんでした!

3

溺愛する弟の担任との再会ラブ

両親の海外移住で可愛い弟・幸成の世話を焼き続けてきたサラリーマン晴久ですが、落ち着きのなさっぷりが社会人として心配になりました(笑)
高校生の幸成の担任・三津原が自分より年下だけれど、連絡を取り合うようになっていた矢先、早く帰宅した晴久は幸成と男が一緒にいるところ(事後?事前?)を目撃して、怒りで三津原に詰め寄ります。
てっきり可愛い弟に虫がついたことが気に入らないんだとばかり思っていたのですが、三津原に突然キスされて同性愛者だとカミングアウトされた後の晴久がそれまでの流れとは違っていきなり理解ある感じでちょっと違和感は感じたものの、実は面識があったことを匂わす三津原に想いを告白される急展開?な第一話でした。
そんな感じだったので、このお兄ちゃんにはあんまり肩入れ?できないかなぁなんて思っていたのですが、三津原に調子を狂わされるうちに変わってゆく晴久が可愛くなってきました(笑)
三津原への気持ちがわからないままで「宿題」を出されて戸惑う晴久でしたが、三津原が自分にキスをしようとしたところを生徒に撮られたことで学校で騒ぎになってしまったことを幸成から教えられ、思わず三津原の部屋を訪ねた彼はそこでようやく自分の気持ちを自覚させられます。
そこから付き合うことになった二人のやりとりは微笑ましくて、学校で生徒に自分のことを話した三津原が結果的に落ち着けてホッとしました。
描き下ろしは本編での初挿入シーンの続きが。
先のことを語り合うふたりの姿にほっこりしました(^^)

2

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