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表題作式神の名は、鬼

羅刹
数百年封印されていた最強の鬼
氷室櫂
八百比丘尼の子孫で陰陽師

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

満月の夜ごと百鬼夜行が訪れ、妖怪に襲われる──その標的は八百比丘尼(やおびくに)の血を引く肉体!? 代々続く陰陽師で、妖怪に付き纏われる人生に膿んでいた櫂(かい)。無限の連鎖を断ち切るには、身を守る式神が必要だ──。そこで目を付けたのは、数百年間封印されていた最強の人喰い鬼・羅刹(ら せつ)!!「今すぐお前を犯して喰ってしまいたい」解放した代わりに妖怪除けにするはずが、簡単には使役できなくて…!?

作品情報

作品名
式神の名は、鬼
著者
夜光花 
イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
式神の名は、鬼
発売日
ISBN
9784199009587
4.2

(125)

(67)

萌々

(34)

(20)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
16
得点
533
評価数
125
平均
4.2 / 5
神率
53.6%

レビュー投稿数16

アメリカ人ファンからのレビュー♡

My Japanese writing and speaking skills are not as good as my reading, so I will write my review in English. Please forgive me~ hehe

This is my first time reading anything by 夜光花先生 but WOW! I loved it so MUCH!! I ended up reading it all in one day (yes one day, it takes me a bit longer to read in Japanese & I was unfamiliar with many of the Onmyouji-related terms) I gave myself a headache because all I did was read!!

I really really love the 受け - his looks and personality are so my type! The 攻め is so handsome and cool, too. I like him in his 鬼 form more than the human one though hehe

There were some surprises along the way and towards the end of the novel, the scene with 伊織 almost made me cry!! I'm looking forward to finding out what happens to him in the next two novels. I've already purchased VOL 2 and I will spend the rest of this week finishing that and 3!

1

No Title

大好きな作家さんに大好きな絵師さんが彩を添えるよろこびよ…!!

鬼、巫女、吸血鬼が大好物の私。
黒髪細身受けが大好物の私。
表紙から期待しかありません。

今作の受けは力のある陰陽師、櫂。
見た目はとんでもない美人、
口もとんでもなく悪いw
櫂の感情表現がとにかく"今風"でフフッと笑いながら楽しく読んでいけます。
鬼の羅刹は中身は3歳児、その様子がかわいらしく、でも閨の技術は回を重ねるごとに人間らしい営みへ変化。

2巻も楽しみです。

1

伊織のほういい……と思ってしまった…

「不浄の回廊」がとても面白かったので、積んでたこちらを読んでみようと手にしましたが……
うーん、なんか色々詰まっていて正直、疲れてしまいました……。

ただしこれは読み手側である私のキャパ不足のせいなのは明らかです。
ファンタジーものと日常系のどっちかを読めと言われたら、迷うことなく日常系を選ぶ人間からすると難易度が高いというか。
(ちなみに夜光さんの既読作品は「不浄の回廊」「眷愛隷属」「偏愛メランコリック」「君を殺した夜」「ラブシッター」「愛されたくない」と、ファンタジーものであってもあくまで人間同士、もしくは非ファンタジーのばかりです。)

そんな人間にとって、攻めが鬼、しかも予想以上に受けのことを聞かないやつはなかなか手強いというか。
おまけに伊織との思い出とか伊織への想いに断然萌えてしまって、そんな鬼とのあれこれよりも、伊織との同級生ラブストーリーを読みたいとごくナチュラルに考えてしまった自分に気づいて愕然というか。
「鬼」とタイトルに入ってる作品を読んでおきながら、せっかくのストーリーや設定のあれこれをガン無視するかのような自分の感想にガッカリというか……。
あぁ自分はファンタジー大好き人間ではないんだなぁ……と思い知らされたというか。

鬼相手に襲い受けしちゃうような櫂の豪胆さとか好きだけど、ここから先、伊織とくっつく可能性はないし……と思うと勝手に凹んでしまいました…。

0

これからのお話が楽しみです。

 続き物はまとめて一気に読みたいので、最終巻が出るのを待ちに待ってました。
やっと読める〜。

 この1巻で、主要人物は登場してるのかな。
一癖も二癖もありそうな魅力的な人がいっぱいで、ワクワクです。

 まず受け様の陰陽師の櫂。
自分への執着をうえつけて、鬼をボディーガードにしようとしてるしたたかさ。
一か八か的であぶなっかしく、守銭奴であきれたりだけど、非情になりきれない人間らしさや、かわいさがあり、とても魅力的。
とってもステキな人物、というより、人間らしくて、そこがいい、というか。
頑張って〜と応援したくなる人。

 攻め様である鬼の羅刹。
櫂への嫉妬心や独占欲がかいまみえていて、楽しいわ〜( ☆∀☆)
術のせいだけじゃないよね。


 家のお手伝いをしてくれてた伊織は櫂の友人の姿を模した式神だと知って、驚いてしまいました。
子鬼の草太。
何の思惑があるのかわからない陰陽師の那都巳。
櫂の苦しい過去。

これからどう進んでいくのか、楽しみです!
すぐ2巻を読むぞ〜。


 イラストは笠井あゆみ先生。
さすがの美しさです。
口絵で、羅刹の両頬に手を添えている櫂のイラストがあるのですが、うっとりと眺めちゃいます。
心持ち頬を染めている櫂。
ウブだわ〜とにまにまです。

2

世界観が好き

最近、夜光先生の作品ばかり読んでしまいます。
本作もダークファンタジーでありながら、どこかコミカルなキャラたちが面白かったです^^

満月のたびに百鬼夜行に悩まされる陰陽師の櫂。
ボディーガードにしようと力の強い鬼・羅刹の封印を解いた所、
その鬼に翻弄されてしまうというお話。
羅刹のキャラが良くて、怖くてかっこいいのにかわいいという、憎めなくて面白い存在でした。

櫂は美しいですね〜♡
笠井先生の絵がイメージとピッタリでした。
美人なのに、守銭奴で口が悪いというギャップも好きです。

同居人の草太や友人の伊織・千寿、商売敵の那都巳の存在も魅力的です。
読めば読むほどのめり込んでいくストーリーとキャラクターに、やっぱり好きだなぁと思わせてくれます。
今後の展開が楽しみです!

2

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