EQUILIBRIUM ‐均衡-

EQUILIBRIUM ‐均衡-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
Guilt|Pleasure 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
In These Words
発売日
価格
¥1,350(税抜)  ¥1,458(税込)
ISBN
9784799743447

あらすじ

NY市警の刑事デビッドと結ばれた精神科医の克哉。甘い距離感を満喫している二人だが、克哉の前に「М」と名乗る男が…!?

表題作EQUILIBRIUM ‐均衡-

デビッド・クラウス、NY市警の刑事
浅野克哉、NY市警に所属している精神科医

同時収録作品EQUILIBRIUM ‐均衡-

M、高級SMクラブのオーナー(※挿入はなし)
浅野克哉、精神科医(※挿入はなし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

Sなのに名前がM。ややこしや…

表紙が素敵!ルネッサンス絵画のような色合いで、パッと見BLではなく小難しい学術書、に見えないこともない。コミックコーナーにあったのに実は小説でした。でも挿し絵もたくさんあってどれも素晴らしい。浅野先生は美人さんです。

シリーズの前日譚ですが、間隔が空いてるのでなかなか内容が思い出せず、でも浅野先生の今彼はたしかデビッドではなかったので、こんなにラブラブだったのに別れちゃったんだと思うとちょっと切ない。

SMセックスがテーマなので、終始痛そうな感じではあります。あれが快感ってやっぱり変態だな。SMクラブのオーナーが最強のご主人様ですが名前はM。なぜだ。デビッドが忘れてたSM趣味を浅野先生が思い出させて寝た子を起こしてしまいました。まあお互いが満足ならいいのか。

このシリーズは相手は変わっても浅野先生が常に受けで痛そうな目に遭っている、という所はブレません。本編の方も着地点はどうなるのか気になる所です。

3

克哉がどこに向かってるのか、ちょっと分かんないです

いや、前日譚だから「どこから来たのか」が正しいんでしょうけど。

こちらですね、個人の好みと言うものを考慮せずに、シンプルに「作品」として評価するなら、すごく面白いんじゃないかと思うんですよ。
ただ、それこそ個人的に合うか合わないかで評価すると、私にはちょっと合わなかった。


で、こちら、既に完璧なレビューを上げて下さってるので、感想のみ書かせてもらおうと思います。

克哉の過去であり、ここから『In These Words』に続く物語です。
で、SM。

これな~、私は元々『In These Words』にめちゃくちゃハマってまして、その流れでこちらも購入してて。
こう、私の中では『In These Words』の方が主軸であり、この浅野先生の過去と言うのは、あくまで「過去」でしか無いんですよ。
ただ、作者さんサイドでは、どうも「浅野克哉」と言う一人の男が主軸であり、彼の人生をメインにそれぞれのストーリーなんかが存在すると言うのでしょうか・・・。

まぁそんなワケで、デビッドが出てきた時も「克哉にこんな過去があったのね!」くらいの感覚で読んでいて、あくまで攻めは篠原みたいな。
また、それでも十分面白かったのです。

が、ここに至って、なんかデビッドの比重がすごく大きいと混乱して来たと言うか。
そして、何故SM?みたいな。
オマケに「M」まで出てきた!Σ( ̄□ ̄;)みたいな。

これ、私の読み込みが浅いと言われればそうなんでしょうけど、そもそも最初の入り口である「克哉が何故SMに向かったか」と言うのが良く理解出来なくて。
読み進めると、彼の過去が関係してるんだろうとは分かってくるのです。
分かってくるんですけど、やっぱり克哉のここに至る気持ちの流れと言うのがサッパリ理解出来ない・・・。
何だろう・・・。
いきなり「SM」と言う予想もしなかった飛び道具が出てきて、しかも主人公の心理も良く理解出来ないので、全然ついていけないんですよ。
また、克哉だけでなく、デビッドも理解出来ないし。
何故、SMの世界に手引きする・・・。
て言うか、そういう世界観だったっけ?と。

いや、う~ん・・・。
この過去や経験があって、『In These Words』の克哉になったんでしょうけど。
「M」といい、すごく奥深くて、人間の深層心理を覗き込むみたいな面白さはあるんですけど。

ただ、やっぱり良く分からないし、好みか好みで無いかと言えば、個人的には好みでは無い。
すごく痛い作品でもあって、そこもまた辛いですし。

う~ん・・・。
BLと言う枠を飛び越えて、浅野克哉と言う一人の人間の人生を深く追う事に魅力を感じる方にとっては、とても面白い作品じゃ無いでしょうか。
これもまた、彼を形作る物語ですし。

3

SM行為から引き出された素顔は

作家買い。

『In These Words』の前日譚と言える作品ですが、コミックではなく小説です。

んー、Guilt|Pleasureさん作品なので、と言って良いでしょう。

めっちゃ痛い作品です。
SMがベースになっているので、痛いのは苦手、という腐姐さまには正直お勧めしづらい作品かと思います。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






時に軽い喧嘩もしつつ、それでも仲睦まじい恋人であるデビッド×浅野先生。その日は浅野先生の誕生日。という事で、デビッドは張り切って準備します。

祖父が優秀なシェフだった、というデビッドの料理の腕はなかなかで料理に舌鼓を打ちながら食事をする二人ですが、そんな最中に浅野先生からデビッド質問が。曰く、

昔、恋人とのセックスの時にSM行為をしていて、デビッドがSだった、と聞いた。

というもの。

デビッドは浅野先生の質問に答えつつ、その質問をした浅野先生の意図に気づく。

浅野先生もSMを体験してみたい、という欲求を持っていることに。

かつての恋人とのSM行為にあまりいい思い出がない風であるデビッドだけれど、浅野先生の希望をかなえてあげる事に。そして、その為にデビッドは、かつてSM行為を行う場所を提供してくれていた「M」という男性に連絡を取るが―。

というお話。

序盤はほのぼの~な展開でスタートします。
が、それがいつの間にかSMという特殊な世界へと移行していく。

かつて、デビッドがしていたというSM行為。
浅野先生が興味を示したSM。
そして、デビッドが連絡を取った「M」という人物。

SMという性行為の一つの世界を描きつつ、そこから描き出されてくるものは、今までも時折見えていた浅野先生の家庭環境、についてなんです。

浅野先生は両親とほぼ接触がない。
「親に捨てられた子」というレッテルを自身に貼っているのです。

それゆえに歪んだ「何か」を彼は抱えていて、そしてそこから彼は抜け出すことが出来ない。自分を見つける手段の一つとして、浅野先生が選んだのがSMという世界なんですね。

全てを無にして、そこから何かを見つけ出したい。

そんな浅野先生の思考が、まったく、さっぱり、全然、理解できませんでした…。

浅野先生にSM行為をするのが、Mという男性。
高級SMクラブのオーナーで、めっちゃお金持ち。そんなバックボーンしか見えてこないミステリアスな男性ですが、彼の施すSM行為に愛情は皆無です。

日本におけるBL作品のSMと言えば、愛情と信頼に基づく行為、といったイメージがありますが、Mには、当たり前と言ってしまえば当たり前ですが、浅野先生に対する愛情は一切ない。

ないので、Mが浅野先生に対して行う行為はただただひたすら痛く、そしてハードです。

行為そのものだけではなく、Mは浅野先生をモノとしてしか扱わないので態度も横柄でぞんざいです。そして、Mだけではなく、デビッドもSMの時は浅野先生に対して辛辣な態度をとります。

短気だけれど、浅野先生には優しく紳士だったデビッド。
そんなデビッドが、SM行為の時は「ご主人さま」に成り代わる。

完全に好みの問題だと思いますが、ひたすら痛くハードな絡みで、テンションがダダ下がりになりました。

デビッドは、浅野先生を愛しているからこそ、彼の意向を酌んであげたいとあげたいと思うわけです。浅野先生を愛しているからこそ、浅野先生が願うSM行為をするんですけれども。

ちなみにMと浅野先生の間に性交渉はありません。
鞭で叩かれたり、言葉で嬲られたりはしますが。モブ姦が地雷の方でも大丈夫かと。

Mという男性は圧倒的な征服者です。
SMの世界だけではなく、彼は冷徹な仮面の下に、冷静で人を見抜く力を持っている。彼がデビッドに告げた浅野先生の素顔は、「In These Words」を読んでいれば当たっている。

そして彼が浅野先生にSM行為をするのは、デビッドに対する執着心の表れでもある。

そんなMが、超気になりました。スピンオフ書いてほしいなあ。

浅野先生の過去。
デビッドがかつて経験した特殊なセックス。

そういったものが彼らを形成し、二人の間に流れる愛情を紡いでいったのだとわかる作品でした。今後、デビッドと浅野先生が、どんな未来を築いていくのか非常に気になります。

浅野先生と言えば、美しいビジュアルに優秀な頭脳を持つ精神科医、という孤高な存在のイメージがありましたが、そんな浅野先生が全裸で、人の足元に傅き、まるで犬の様に食事を与えられるシーンがあります。

「浅野克哉」という男性が内面に隠しているものの奥深さが描かれていて、『In These Words』ファンの方にはぜひとも手に取っていただきたい作品でした。

先述しましたが、かなり痛い作品です。
読み手を選ぶ作品かと思います。
痛い作品はちょっと…、という方はどうぞ心して手に取ってください。

6

レビューランキング

小説



人気シリーズ

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ