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表題作東京ミドル倶楽部

大塚(三枝大),50歳,ミドル倶楽部キャスト
宇野 晃吉,30歳,リーマン

同時収録作品目覚める細胞

潮 流一,19歳,お坊ちゃま大学生
榎本はる,41歳,ミドル倶楽部キャスト

同時収録作品目覚める細胞

潮 春一,中学~大学生
榛名 榎己,中学生~大学生

同時収録作品はじまりなんてそんなもん

磯貝淳,38歳,リーマン
久川俊文,38歳,ミドル倶楽部キャストでリーマン

その他の収録作品

  • 東京ミドル倶楽部(描き下ろし)
  • カバー下:キャラ紹介・あとがき

あらすじ

「ミドル倶楽部」とは、ウリ専のお店。
その名の通り、ミドルエイジを揃え、最上級の癒やしをお客様に与えるデリヘル。
片思い中の上司に似たおじさんを指名する臆病なリーマン・宇野、
好奇心から偶然指名したおじさんにハマったイケメン大学生の流一、
気の合わない同期・磯貝に指名されてしまった営業マン・久川。
はじめはビジネスライク、だけどそれから…?
オトナかわいい3カップル、3組3様の恋とセックスの深い事情。
売る男も買う男も、みんなみんな生きている!

作品情報

作品名
東京ミドル倶楽部
著者
嶋二 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
東京ミドル倶楽部
発売日
ISBN
9784909460424
4.2

(96)

(45)

萌々

(36)

(9)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
400
評価数
96
平均
4.2 / 5
神率
46.9%

レビュー投稿数13

おじさまデリヘル最高かなっ♡

デリヘル【ミドル倶楽部】のウリ専オムニバス3作♡

①源氏名大塚(50)×宇野(30)
②潮(19)×源氏名榎本(41)
③磯貝(38)×源氏名文野(38)

「オッサン」と言うには3カプ目は38歳と若めですが…
世間一般ではオッサンなのかな(笑)

まぁ~なによりまずは・・・
オーナー三枝さん(大塚)が最高過ぎました。
なにあのギャップ!!!
優しい紳士かと思ったら、「荒くして」と頼まれ一気に豹変。
しかもその悪そうな顔の方が”素”っていうのがまた最高!!
駅で会った時の三枝さんホントもう最高過ぎました(涎)

3カプ目の”同僚”も最高でしたねっ♪
デリヘルサイト見てたら同僚に似てたから呼んでみたという
アホ真面目な磯貝が面白かったし、
バリタチの久川(文野)が、磯貝の巨根の餌食になるの最高(悶)

4

限定販売おじさま詰め合わせ

いや~東京ミドル倶楽部、良かった~

おじさま攻めと、おじさま受けがぎっしり。
おじさま限定販売詰め合わせセット❤️みたいな。

❰陰か日向か❱
最初の、おじさまは紳士。だけど、客の宇野は、ちょっと荒々しいおじさまを要望します。

何故か。

宇野は、おじさまに好きな上司を、重ねて思いながらデリヘルを頼んでいたんですね~
上司は、ちょっと厳しめ。
おじさまは、いきなりお尻ぱちーんなんて、宇野を乱暴に扱います❗️
宇野は、めちゃくちゃ感じちゃう。
プレイの後は、優しいおじさま。

宇野はリピーターになるんですけど。
有る時、おじさまと完全 プライベートで遭遇します。宇野は鈍感な、好きな人である上司に自宅ディナーに連れていかれるところ。

宇野、かなりしんどい!幸せ家族見たくないですよ…

おじさまは、それを察して、その場から宇野をさらってくれる。
いやあ、おじさま甘い。
デリヘルの関係を崩しちゃうほどに宇野を可愛く思うのですね~
は~良い!

❰目覚める細胞❱

次のお話のおじさまは、可愛い受けおじさま。
実は、客の流一と、おじさまには深い縁がありまして。

うーん。これは、結構切なさがありました。
流一と、おじさま。
書き下ろしでは、明るい感じの関係が見えましたし、流一もおじさまも、互いが尊重出来る良い関係になると良いのですが。

タイトルの意味が、話が進むにつれてズドンと響いてきますよ!

❰はじまりなんてそんなもん❱

いちばん、ライトな感じ。
会社の同僚が、デリヘルのウリでやって来たら~

いやいや、これは客の磯貝の策士振りの勝利かな!
普段は、タチの久川が絆されてネコになっちゃうという。
磯貝、やりおるな…というお話。

それぞれに書き下ろし後日談❤️

は~良い!
おじさま、良い!
カバー下では、それぞれのおじさまと客の年齢と、小ネタが楽しめますよ!

嶋二先生、おじさまの詰め合わせを有り難うございました!
是非とも、おじさま詰め合わせを堪能してみて欲しいです~❤️

2

キャラ、ストーリー、すべてが素晴らしい

「ミドル倶楽部」というデルヘリで働く、その名にふさわしいオジサマを主人公に描いた短編集。

嶋二作品でありながらピアスシリーズというところに驚きつつ(嶋二さんは初ピアスですよね)、ピアスから刊行された作品であること、そして主人公たちがデルヘリで働いている、というバックボーンを裏切ることのないエロ度の高さ。が、エロに振り切った作品では決してなく、そこから生まれてくる感情だったり、愛情だったり、そういった感情の機微が実に繊細な描写でもって描かれているところはさすが嶋二さんといったところか。

嶋二さんの、淡々とした絵柄で紡がれていくストーリーが大好きなのですが、今作品嶋二作品の中でも1、2位を争うくらい好きな作品になりました。

キャラも、ストーリーも秀逸。
3CP収録されていますが、どのストーリーもすごく良かった。

表題作『陰か日向か』
職場の上司に報われない恋をしている宇野くんが主人公。
既婚者で、もうすぐ子どもが生まれてくる上司。
辛い恋を忘れたくて、上司に似た面差しを持つ「ミドル倶楽部」のキャストである大塚さんを買った宇野くん。

感情に聡く、欲しい言葉をくれる大塚さんに少しずつおぼれていく宇野くんだけれどー。

BL作品の王道と言っていいでしょう。

ノンケさんに報われない恋をしている主人公。
そんな主人公を、大きな懐で包み込む攻め。

が、このストーリーはそれだけにあらず。
「大塚」という源氏名で働く彼が、とにかく魅力的。

最後に明かされる彼の秘密も非常に良かった。

『目覚める細胞』
3CPともすごく良かったですが、個人的に一番萌えたのはこの作品です。

お金持ちで、イケメンで、何不自由なく生きている大学生の潮。がしかし、彼は常に心に空虚を抱えている。そんな彼がある日見つけ、好奇心で手を出したのがオジサン専門のデルヘリ。

そこから派遣されてきたのは、亡き父と同じくらいの年齢の「はる」という男性で…。

この二人には、実はしがらみがある。
この「しがらみ」が何なのか、そこを書いてしまうと面白さ半減だと思うので書きませんが、切なかった…。

「はる」のかつての切ない恋が、潮くんによって昇華されていく過程が、実に緻密な描写で描かれています。

『はじまりなんてそんなもん』
リーマンもの。
リーマンとして働く久川は、副業として「ミドル倶楽部」で働いている。
ある日呼ばれて赴いた先で彼を待っていたのは、気に食わないと思っていた会社の同僚で…。

どちらが攻めを請け負うのかのバトルもありつつ、コミカルな作品です。

が、そのコミカルさの中に隠された攻めさんの恋心に萌えました。

デルヘリ「ミドル倶楽部」を舞台に繰り広げられる恋模様ですが、これ、スピンオフがいくらでも作れそう。ということで、スピンオフをぜひとも描いていただきたいと絶賛切望中です。

「オジサマ」を読みたくて手に取ると若干肩透かしを食う作品かもですが、とにかくストーリーが素晴らしい。文句なく、神評価です。

2

イケおじ好きにはたまらない!

凄いよかった!
ホストがみんな37歳以上の『東京ミドル倶楽部』
まさに、ナイスミドルのイケおじばかりです。
見た目がちょっと若いかなあ〜?と思うおじさんもいるのですが、ストーリーが良かった。

特に気になったのは、「目覚める細胞」
これはすごく切なかった。
この2人がこの先どうなっていくのか……続編があったら嬉しかったのに。

三者三様のカップリングですが、カバー下の描き下ろしですれ違うのがよかったです。
どの話も、読み足りないと思うくらい面白かった!

1

タイプの違うミドルCP3作品全部ヒット!

いかにもオジさんという、見た目希望の方には物足りないかもしれない絵面かもしれませんが、
ミドル倶楽部…タイトルそのままに、オヤジの売り専デリヘルが舞台の3CP。
全然違うタイプの内容なんですが、全部面白い…欲をいえばもっと見たい!
エロもせつなさもお上手な、嶋二節炸裂のピアスシリーズ短編集…全て描き下ろしあり。
個人的にオヤジ受けは好みでなく、37歳オーバーの絵面でない為かメチャクチャハマりました。

1作目は性癖ドストライク!臆病なリーマンメガネ黒髪受け宇野と、片思いの上司に似たおじさんCP。

2作目がかなり切ない内容で、1冊で読みたい良作…
好奇心から偶然指名した童顔メガネ受け榎本にハマった、イケメンお坊ちゃま大学生の流一CP。

3作目は気の合わない同期の磯貝に指名されてしまった、営業マン久川のリーマンCP…
コミカル色が強い一番男臭い作品で、二人とも38歳に見えないのが個人的に良かった。

★陰か日向か★前後編
上司に片想いするリーマン、黒髪メガネスーツ受け宇野。似ているオジサン大塚を指名、
メガネスーツの紳士で優しい感じが物足りず、部下に命令するような乱暴さをお願いすると、
メガネを外して豹変…オラオラ系の言葉責めで乱暴に抱かれ、事後は優しいオジサンに戻る大塚。
それから毎週末大塚を買って抱いて貰っている宇野、片想いの上司の話もできるようになる。

ノンケ上司との関係がかなりせつなくて、結婚している臨月の嫁と家庭を悪気なく自慢される状態。
しかも、辛さを忘れる為にオジサンに抱かれて溺れ、温もりを知ってもどうにもならない虚しさで、
どんどんしんどい状況になる宇野。
断り切れず上司の家に連れて行かれる途中、偶然見かねた大塚が助けて…。

本当に欲しかったのは愛だと気付いた宇野に、大塚の返した言葉がカッコイイ!
大塚の正体不明な感じも好きですが、イケオジっぷりにやられてしまう。
宇野も可愛さ爆裂で、大塚とのH場面がドストライクなんです…あのオラオラ感に言葉責めだけでなく、
そのあとの溺愛攻めが堪らん…この嶋二先生お得意のカップリング最高!!!
描き下ろしは大塚の秘密…実はオーナーで三枝大50歳。変わらずHになると豹変するオラオラが最高。
何より受けとのカップリングが絶妙、宇野が可愛くてもっと泣かして貰いたい!

★目覚める細胞★前中後編
せつないシリアス作品。お坊ちゃま大学生の流一、オジサンと同棲している設定でやって来るハル。
不自由のない普段の生活に虚しさを感じ、
ハルにハマり仕事を辞めて一緒に生活しようと言い出す流一。
実は流一の亡くなった父 春一とハル(榛名榎己)は、中学生から大学生まで恋仲だった…
春一と榛名の出会いから別れまでの描写がかなりせつなくて、
スキだと言われたことがなかった榛名は、二人の関係を常に不安に思いながら離れられなかった。
親の決めた春一の婚約を知り、本当に春一に愛されていた榛名が逃げた形で終わった二人。

指名された先で偶然出会った二人、春一と同じ顔で同じことを言う流一。
流一の前から消えたハルの姿を見つけた場面で終わったラスト…
描き下ろしで父との関係についてやり取りする二人、けっこう辛辣に突き放そうとするハルですが、
それでも一緒にいたいと長期戦で執着して粘る流一。
流一と春一を比べる描写にタイトルが刺さる…ハルの涙はどっち?幸せを掴みとって欲しいと願う最後。
流一の母はある意味災難ですが社長職でバリバリ働く女、人生は男だけじゃないですよね。

★はじまりなんてそんなもん★前後編
気の合わない真面目な同期の磯貝に、指名されてしまった営業マン久川。
実は久川はタチ専ですが、知らずに指名している磯貝は何とか最後までしたいとお願いし…
コミカルで久川がけっこう男臭いのがいい。
お金目的で拡張させ、指名をリピートさせる流れから、仕事絡みで磯貝の真意を知った久川が男を見せる

興味本位で始まった関係ではなく、本当は磯貝が酔った久川にキスされたことが始まりだった…
磯貝の可愛さだけでなく、ケツで抱く男系になるであろう久川の男っぷりがスキです。

3作品とも大好物、嶋二先生の描く会話やH場面が個人的に好みなんでしょうね。
特にH描写の見せ方や会話が堪らない…メガネを外す場面だけでエロ萌えでした。

評価は萌2ですが神よりです。

※シーモア:修正は白抜きです。シチュエーションや会話がどエロで萌えまくりでした。
紙本も同じ修正でした。

6

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