そばにいてほしい。だから、弾かなきゃ──

愛を乞い、恋を奏でる

ai wo koi koi wo kanaderu

愛を乞い、恋を奏でる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×214
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
13
得点
114
評価数
31
平均
3.8 / 5
神率
29%
著者
葵居ゆゆ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
ミドリノエバ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829626665

あらすじ

妹を亡くし、失意のまま引きこもっていたピアニストの紬季。
ピアノを弾くことも、自分自身のことさえもなげやりになっていたが、押しかけハウスキーパーの真紘は「今日からきみの恋人になります」と世話をする。

自分を罰するために痛みを求めるも優しく抱かれ、そして半ば無理やりに鍵盤に向かわされた。
追い詰められ叩きのめされて、ようやく前を向こうとした。

これからは、真紘のためだけにピアノを弾こうと思った。
けれど彼の思惑は別にあり──。

表題作愛を乞い、恋を奏でる

銀城真絋、押しかけハウスキーパー
満和紬季、妹を亡くし投げやりなピアニスト

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数13

執着溺愛ハーモニー

攻による執着と言う名のトリートメントが受の傷と喪失を癒すラブストーリーで、”愛傷コレクション”が好みの作品だった読者(私)には当然のようにハマりました!

葵居先生によって、”敬語でえげつなくせめる”という性癖の扉が開いてしまいました。丁寧にとんでもねーことをいたしてしまう攻、そんなとんでもねー要求に従順な受、このパターンに萌えがあることに今まで気づきませんでした。というか、たぶん他の作品でこの属性のCPにハマるのかな?と考えると、そうでもないような気がするので、やはりそこは、作品の世界観をうまく利用した先生の筆力のおかげな気がしてなりません。

主人公がピアニストということで、期待してた以上に行間から音楽が聞こえてくるような芳醇で美しい仕立てでした。また、調律師(兼プロデューサー)が攻でピアニストが受っていうのも、めちゃくちゃいい設定だな~と思ってしまいました。調律師のテクニックにピアニストがいい音色を奏でるっていう、、激しくエロくて納得のカップリング…!

ミドリノエバ先生のスタイリッシュなイラストが、作品のムードにとてもよく似合っていて素敵でした。本当に、こちらのレーベルさま、いい仕事してたな~と改めて惜しまれます。

0

調律攻めがどんどん嫌いになってしまう。

紬季視点でもどかしく悲しく、そうじゃないんだよと何度も言いたくなるようなお話でした。

荒療治で真紘にされたことは、うーん結果オーライ?なのか?
なんだか読んでるときは真紘が尽くす様子に心が温まりましたが、紬季が復活したとたん勝手にあれこれ決めて動き出して、ええ?となりました。なぜ真紘がそんな権限を?契約してもないのに。

マネージャー兼調律師として態度が豹変して。
今度は紬季は真紘のせいでどんどん追いつめられていき。
いや、紬季の考え方が偏っているのもあるんですが、なぜきちんと説明してあげなかったの?いきなりレコーディングだコンサートだって事務的になって。紬季がおかしくなっていくのが辛くて辛くて。

結局全ては紬季のためだったようですが、何度も言いますがなぜ説明しなかった?そうすれば多少揉めても納得して、ここまで心を痛めなくて済んだのに。

最後のエッチもね…。こんなことしてたら紬季が死んじゃうよ。なにが調律しますだよ。君は繊細なピアノだよ。無茶してるくせに。
エッチに指図ばっかりで。
読んでるとだんだん真紘が嫌いになってきました。

0

しっとり大人の甘々

「素敵な夏の爽やかな乙女の曲を、あんな真冬の死神みたいなテンションで弾かれたら、もっと好きにならずにはいられません。きみの悲しみがどんなに深いか、こっちまで苦しいくらい伝わってくるんだから」

天才ピアニストの喪失と救済のお話とは一見共感するところがなさそうですが、その人の能力や魅力と存在の大切さは無関係なのだと教えてくれる優しい物語。余り劇的な設定はありませんが、その分しっとり内面を描きつつ溺愛で甘エロありのお話でした。

両親に愛されず育ったせいで自分の価値を認められない柚希、唯一の存在理由だった義妹を亡くしてしまい、今度は真紘の言動にしがみつく不安定さは痛々しかった。人の評価でしか自分を測れないとか、共感できる部分もあり苦しかった。

柚季が美しい音を健やかに奏でられるよう、精神面で調律(隅々まで毎日愛してそして鳴かせる…)し、ピアノも調律する真紘。
彼自身が柚季に人生を救われていて、共依存のようで良きパートナーとして共鳴し合える二人という感じでした。

勝手に恋人になると言ってあんなにべったりな生活をしておいて、急に無理やり箱庭から出すなんて大人といえどヒドイ。
真紘が柚季に相談なく突然川上を呼び戻し、復帰後恋人な触れ合いが無いことですれ違うところはどうも納得出来なくて、後日二人納得したとは言え萌2評価にさせていただきました。

0

濃密で美しい

溺愛溺愛執着攻め!!

生きる気力を無くしたピアニスト紬季の世話を焼いて焼いて、
紬季の本心じゃないタメにならないことは
とことん無視して甘く甘く攻めてくの!溜らん!!
ありとあらゆる言葉で紬季を肯定し、
紬季の悲しみを開放するためにも言葉と態度で尽くす尽くす。
本心から出るストレートさ潔さには男気も感じ、愛が深い!

ピアノの音や食事で紬季が再生してさまが伝わってくるのも素敵。
少しづつ真紘に心許してくのは甘くてむずキュン。
ツンツンしてた子が甘えたくなり、
でも素直になれなくて、甘えれるようなってくの、とっても可愛い!!
あー可愛い、甘い甘い~からの、傾倒っぷりが危うくなり…
真紘に応えたいのに空回ってくの苦しくて狂おしくて、
レコーディングのシーンは本当に最高にヤバかった。
大好きな人に応えられない自分(モノ)なんていらいないっての最高に好き!
それを違うんだよーーーって骨の髄から整えてくのも!
お耽美さと甘さと重さの塩梅!
生きる力になるってすごくてすごかった!
山あり谷あり、身も心もほぐされてくストーリー大好きです。
身体もとことん結腸まで解されてく濃厚えっちも最高でした。

3

正しいパトロン

何かの作品に触れて激しく感動してしまうと、私はそれを作った人のことも好きになります。崇拝することもあります。
実際は作品のイメージと作者の人となりが違うこともあるのですが、でも、どこか作品に通じる部分がある様な気がします。

紬季にとってピアノを弾く才能は義妹の沙凪江を喜ばせるための単なる手段という認識だったのかもしれません。でも、芸術は人が生み出すものですけれど、生み出された芸術も作者に対して大きな影響を与えるものだと思うのです。
紬季がそれを拒んでも、かれの音楽と彼はやはり一体のものだと思うのです。

作者よりも批評する立場にいる人の方が、良く解っている場合があります。
真絋という人は優秀な批評家でもある人なのでしょう。
彼の音楽を愛することと彼自身を愛することは同じことだと思っている。
真絋にとっては紬季の音楽は『性愛の香り』がするものだったのかもしれません。だから、肉体的にも愛したのだろうと。

途中で2人の間に起きる誤解は、紬季がどれだけ『箱入り』の芸術家だったのかが解るエピソードだと思います。この子ども子どもしさは少し心配。彼が持っているものが、大人になって落ち着いたら消えてしまうタイプの煌めきではありませんように。

ネット社会の広がりによって、芸術で生きていくやり方が変わって来ています。
昔ながらの芸術家とそのパトロン、あるいはつま(妻でも夫でも)の様な関係性に萌えました。

2

常に音楽が流れているような話


自分を無価値だと思っていたピアニストが救われる話


トラウマにより自分は無価値だと思い込んでいる天才ピアニスト満和紬季(受け)。
こんな自分を愛してくれた義妹の沙凪江に人生を捧げていたのに、彼女は自分を庇って事故で死んでしまった。
ピアノを弾いているのだって沙凪江が喜ぶからというだけだったのに・・・
「自分なんていらない」と心を病んでしまった紬季は別荘に引きこもってしまうのですが、ある日世話係として紬季のピアノに救われたという男・銀城真紘(攻め)が訪ねてきます。
「あなたが好きです。あなたの恋人になります。どうせ死ぬなら、君のことは僕がもらいます。」と真紘は初めは強引にそして優しく紬季を癒してくれるのです。
真紘に癒されて真紘のためにピアノを弾こうと決めた紬季ですが、真紘は紬季のピアノをたくさんの人に聴かせたいと言ってくるのです。


幼少期のネグレクトに加え母親に捨てられたことで、自分はごみのような存在で生きる価値がないと思い込んでいるのが可哀そうでなりません。
養護施設で沙凪江が紬季を選び養子に迎えられますが、何故自分が良くしてもらえるのかわからず、沙凪江が目の病でそれを支えてほしいと言われて初めて自分の価値を見出し納得するのも辛いです。

自分は無価値だという想いはどれだけ真紘が言葉や態度で示しても、根底では受け入れられなくて、真紘がたくさんの人に聴いてもらいたいといったら、自分のピアノだけが好きなのだと誤解してしまうのです。
真紘が好きになっていた紬季は失恋したと思い込み、捨てられないようピアノを頑張らないとと自分を追い込みます。
養父が沙凪江を支えてほしいといったことを謝り、紬季のための人生を生きてほしいと諭しに来ても、結果はもっと真紘のために頑張らないとという違う方向への行動でした。
皆に愛されていることが全く受け入れられない紬季も聞いてもらえない周りの人も読んでいて辛かった。
せっかく、別荘で真紘と一緒にいて癒された心がまた病んでいくのも、行き場のない焦りに心が悲鳴を上げているのを読んでいるのが辛かったです。

辛い辛いと書いてしまいましたが、全体的には紬季がたっぷり愛され甘やかされています。
ただ、真紘をはじめ皆が紬季を愛しているのに、過去のトラウマのせいで自分に価値があると言われても他人が信じられないのです。
どんどん自分を追い詰めていく紬季がどうなるのか心配でしたが、真紘が自分の行動の間違いというか勘違いされていることに気が付いて、かなりの荒療治だったけど紬季が我に返って本当に良かった。

再び一年の休暇を取ることにした二人。
できれば、たっぷり休息してたっぷり愛されて自分の価値をちゃんと見つけた真紘の凱旋公演まで読みたかったなと思いました。

2

人間臭さと耽美さに惚れ惚れしました

とてもよかった。

文章表現がすごく綺麗でした。音楽や攻め受けの心の動きの比喩が、まるで質量を持って読者に向かってくるような…。繊細できらきら光るような、美しい表現に圧倒されました。
甘く切なく、あたたかく切なく、優しく…じんわり心にしみいる文章がとても良かったです。

受けの自己犠牲的な愛の表現が、切なくも愛おしくて、すっかりはまってしまいました。
攻めは受けを溺愛しているのですが、受けのためにと斜め上の努力をしてしまうところも、どこか若さゆえな青臭さや人間味を感じて、いわゆるスパダリすぎないところが可愛らしくて大好きです。

割れ鍋に綴じ蓋というか、どこか危うい共依存愛のような雰囲気もありますが、それもまた耽美さを感じられて良かったです。

読んでよかったなあと思ったステキな作品でした。感想を書きながら、また読み返したくなりました。

1

うーん…

受けがピアニストの小説ということで、演奏の描写はその穏やかな空気を感じ気持ち良かったです。
生き甲斐であった妹への気持ちにもウルっときました。

だけども、自分の好みにはちっともハマりませんでした。
愛し合った二人に対して深い感情が湧いてこなかった。

受けの紬季の真紘に対する執着ぶりはめんどくささと共に異常とも感じてしまった。
攻めの真紘は真実の愛を抱いていたとしても、恋人スタートは常軌を逸していると思うし素性を明かしてからの余所余所しさは見せ掛けだったとしても酷いものだと思う。

結果的に紬季は救われ相思相愛だったからこそのハピエンだけど、もしも紬季が真紘に恋愛感情を抱かなかったらと思うと…。
二人の行動に違和感を持ってしまったら最後まで盛り上がれませんでした。残念。

3

生きる価値、生きる意味、生きる喜び

今回は受様が引き籠る別荘にやってきた恋人志望の押掛ハウスキーパーと
義妹のためにピアノを弾き続けてきたピアニストのお話です。

失意の受様が攻様との出会いで恋を知り、自分で未来を選び取るまで。

受様は母の育児放棄により養護施設に入ります。今までぞんざいに扱われて
きた受様は施設でも誰にも心を開く事なく過ごしていました。

そんな中、受様は施設を訪れていた少女に気に入られ、彼女の一家に引取
られます。目に進行性の障害がある彼女を支える兄弟を探していたのです。
そして誰にも望まれなかった受様にとって義妹は生きる意義となります。

受様は義妹とともに始めたピアノで才能を発揮します。受様自身は大きな賞
にも名声にも興味はありませんでしたが、義妹を喜ばせるべく練習に励み、
海外の音楽院に留学、今までなく充実した日々を送っていました。

ところが、受様が帰国してコンサートを終え、久しぶりの長いオフの始まり
に悲劇が襲いました。義妹と出かけた街中で突っ込んできた車から受様を
かばって義妹が亡くなってしまうのです。

受様は義両親はじめ誰にも責められず、義妹の死も受け止められず、義妹の
ためにと続けていたピアノからも遠ざかり、義妹と過ごした別荘に引きこも
っていました。

そこで不健康な暮らしをしていた受様の元に、所属するレーベル会社社長の
紹介で貴公子然とした品のある男性がハウスキーパーとしてやってきます。
この男性こそ今回の攻様になります♪

攻様はデビュー当時からピアニストとしての受様を見続けてきたファンで
あり、自暴自棄になった受様がまたピアノに向かう日を信じて、受様の元に
やってきたのです。

どうせしぬなら、きみのことは僕がもらいます。
今日から、僕がきみの恋人となります。

受様を恋人にしたいという攻様の真意とは!?
そして受様がピアノと向き合う日は来るのか!?

誰にも必要とされなかった受様が誰のためでもなく生きる道を選択するまで
をシリアスに描いた物語です。

葵居先生はコミカルなものも書かれますが、不憫系で何らかのトラウマ持ち
な受様が沈んだ現状を克服し、未来の光を信じて立ち上がるシリアス系の
お話もお得意な作家さんです。プラチナ文庫のお話はシリアス系ですね。

本作はタイトルもカバーイラストからも不憫系な受様が再生するお話だろう
と楽しみに手にしましたが、期待以上に胸を打つお話でした o(>_<)o"

受様のトラウマが深いです。子供が自分の生きる価値を見出せなければ生きて
いない状況がとても痛いです。

自分の価値を信じられない受様は義妹が喜ぶから、褒めるからという理由から、
ピアニストとなるのですが、義妹が自分を庇って事故死した事から再び自分の
存在意義を見失うのです。

受様にとって誰よりも自分自身よりも大切で、まわりの人々にも愛されていた
義妹を失っただけではなく、守るべき存在を守り切れなかった事から、受様は
義妹との思い出の詰まった別荘へと逃げ込むのです。

受様を惜しむ誰もが現状打破を模索し、受様のピアノで人生を変えられた攻様が
行動を起こします。攻様はかつてピアニストを目指しながらも、受様の演奏で
その道を断念、いつか受様と関わりたいと調律技能士の資格までとる受様フリー
クだったのです。なのでかなりな溺愛攻です♪

受様を(陰ながらも)長く見てきた攻様は、放心した受様を現実に連れ戻すために
強引とも思える手段で受様の恋人となります。そして少しづつ受様の心を開いて
行くのですが、攻様が大手老舗レーベルの関係者だとわかり、受様の復帰作が
話し合われるようになった時から2人の関係がギクシャクしていくのです。

生まれた時から母にも、母のパートナーにもいらない子供として扱われた受様は、
養護施設で義妹の支える兄弟として自分を選んでくれた義妹に必要な人間となる
事で自分の存在に価値を見出します。

受様が義妹の死に向き合い立ち直りますが、自分自身の価値や存在意義を認めた
訳ではありませんでした。それ故に受様は自分の価値基準を攻様に必要とされる
事で測ろうとします。誰かのために生きる事でしたか自分を認められない受様が
とても悲しい。そしてそれは受様を愛する攻様をも苦しめていくのです。

どうやってこのすれ違いに終息が打たれるのか、2人はちゃんと恋人同士にるの
か、受様のピアノにまた豊かな音色が戻るのか、ハラハラ&キュンキュンしつつ
楽しく読ませて頂きました (^-^)

2人で過ごす日々が受様の音色を更に深めてくれるような日々である事を願って
やみません。

今回は薄幸受繋がりで葵居さんの既刊『九天楼の買われた花嫁』をおススメです。
こちらは吸血鬼モノのファンタジーになります。

1

無償の愛の塩梅具合

2019年刊。
妹を亡くした喪失感で生きる気力が失せていた紬季(つむぎ)の元に、ハウスキーパー兼調律師として押し掛けてきて強引に恋人宣言した男・真紘。
紬季は最初は反発したし、妹を亡くした事実を抉られながらも、彼が再びピアノを弾けるまで根気強く待つ真紘に心惹かれていく。
もう一度誰かの為に(この場合は真紘)ピアノを弾けるようになった喜びも束の間で、真紘が近づいてきた真意を知り、再び心をどん底に落とされる紬季だったが…

以外にもこの話、フタを開ければ相当な溺愛系だった。
甘々なのに表紙の色味からして寒色系のイメージなのは、シリアスで明るい話ではないからだが…
重さはあるがそれほど息苦しくはなく、個人的には許容範囲内だった。
これで重い、救いを感じないとなれば閉塞感で読み辛いだろうが、絶妙な塩梅具合だったのだろうね。

塩梅が絶妙なのは、真紘の紬季への無償の愛情もそのような感じだと思う。
本来、無償の愛ってのは無制限なものの筈だし、真紘も紬季へ全てを捧げるだろう事を厭わないだろうが、共存症の末に共倒れになっては意味がない。
これは、紬季が誰からも愛される存在であると気付かせるためのものだし、真紘を愛する末に依存心ばかりが強くなると何かあった時にたちまち脆くなってしまう。
現に再び落ち込んだ紬季は自ら自虐的な方向に追い込んでしまっていたからね。
そう考えての末だろうな…と感じるとなかなか奥深い愛情だと思う。

他にも奥深いと言えば、才能も魅力の一つなのに自分自身を愛してほしいと願う紬季のジレンマ、ピアノの音色を様々な表現方法での称賛、産まれてきて喜ばれる真意など、いくつかの要素も掘り下げて考えると深さがある。

3

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