愛傷コレクション

aisho collection

愛傷コレクション
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

38

レビュー数
5
得点
96
評価数
23
平均
4.2 / 5
神率
47.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784829626313

あらすじ

家出し知人から暴行を受けて逃げ出したところを、骨董商である花賀屋に拾われた十有。傷ついた心と体を慈しむように愛でられて……。

表題作愛傷コレクション

花賀屋清士、大学客員教授・骨董商、39歳
斎条十有、19歳

評価・レビューする

レビュー投稿数5

程よいヤンデレ具合

体に傷をもつ人物の表紙から痛々しい内容かな…とドキドキしつつ手にとったんですが、攻めから痛い事をされる事は無かったです。
攻めの花賀屋はヤンデレと分類されるタイプですが、受けの十有の不憫な境遇を考えると、個人的に全然OKな執着っぷりでした。

はたから見ると、花賀屋は充分十有を気に入ってるんですよね。
しかし十有は過去の経験から、そして花賀屋の性癖から「気にいられてるのは傷痕だけ、そのうち飽きられる」としか思わない。
この十有の想いが悲しくて切なくてもどかしかったです。
そんな十有を、時間をかけてじっくりと手懐けるかのような花賀屋ですが、もう少しちゃんと言葉でも表わせよー!と思いました(^^;;

クズ元彼の問題は解決したけど、十有の家族の問題はそのまま。
母が十有を探しているふうだし、そのうち和解できる事を信じたいです。
でもって、ゲス義父に天罰を!!

愛に飢えてた十有と、愛するものを常に愛でたい花賀谷。
年齢差はあるものの、この二人はずっとうまくいきそう。
十有はもっともっと愛されるが良いよ…(´∀`*)

0

変態紳士は好きですか?

攻めが何気にタイプなので神評価です!!

イラストとの効果が発揮された作品だと思いました。イラストがyocoさんでなかったら、印象が全く違ったとおもいます。エロ度は確かにエロえろなんですが、イラストのおかげで上品さが出ていて、変態紳士も変態よりも紳士の方が引き立って見える。途中どう話が転がるのかわからずヒヤヒヤしましたが、最後は十有くんがこれからも愛されていく様子が伺えてよかったです。

2

変態紳士と不憫受け

斎条十有(受け)は継父から性的虐待を受け家出しますが、その後に世話になった堂地もやっぱりクズでサディストでした。堂地+友人からの暴行と輪姦に耐えられなくなり逃げ出したのですが、追いかけられ窮地に陥った十有は手近にあった庭に不法侵入しそこで意識を失います。気が付くとベッドに手当され寝かされていました。今までの経験上優しくされたことがなかった十有は警戒するのですが、助けてくれた屋敷の主、花賀谷清士(攻め)は傷が癒えるまで居たらいいといってくれます。
初めてクランブルを作ってもらい、夏にブラムリーアップルで作るクランブルが美味しいと聞き、半年後のブラムリークランブルが食べられるまでそばにいさせてもらえないかと思う十有でした。

十有は再婚した母親が理想の家族を手に入れたと喜んでいて、弟の方に愛情があるのも知っていて、でも愛されたくて家族を壊してはいけないとどこにも相談できずに我慢しました。十有は継父からの虐待で「悪いのは十有だ」という暗示を受け続けます。が、この暗示のせいで自分が淫乱で悪いと思い込んでいる十有は、堂地に暴行を受け輪姦されても諾々と受け入れてきたのです。

花賀谷は資続き産家で骨董商で大学教授もしている紳士的な男性です。蒐集するものは一般には傷物といわれるもので、修理するほど愛さ
れた壊れたものや傷ついたものを愛でています。そのためか傷だらけの十有も骨董のように優しくします。

表紙を見たときも体中痣だらけで、痛い話だったらどうしようと思ったのですが、この作者さんは攻め様に溺愛される話がほとんどなので思い切って読んでみました。実際には、手負いの猫を保護した資産家の男が、やさしくされることに慣れない警戒心丸出しの猫を手なずけていく話という感じです。

傷つけられることしかされたことがないので、優しくされるとどうすればよいかわからなくて戸惑ってちょっとツンデレ風になったり悪ぶったりする十有が可哀想でなりませんでした。好きになった人には好かれたことがなかったため、優しくされても勘違いしないように言い聞かせ、自分にとって悪いよう悪いように捻じ曲げて解釈してしまう十有をいらつくという受け止め方をする人もいるかもしれませんが、私は傷つけられすぎて、優しくされるのが怖いとまでいう十有の心を守る術だったのだと思ったので、早く花賀谷の真意に気付いて癒されてほしいと思いました。

十有視点なので容姿はよくわかりませんが、周りの反応からきっと中学生の時から色香の漂う雰囲気を醸し出していて、継父がそれにやられたんじゃないかと思われます。
自分に非がないように、かつばれないように、十有のせいにして犯し続けた継父は地獄に堕ちろと思いました。継父の虐待がなければ十有の人生は180度違っていたでしょう。

花賀谷は愛情深いのですが、それが行き過ぎるため恋人に逃げられる傾向があるようで、十有に逃げられないようにうまく囲い込もうとしていたのです。でも、十有に対してどこが気に入ったのかはあまりよくわからなかったように思います。一目惚れってやつかな、傷だらけだったし。
自分の変態具合を怖がらせないように少しずつ慣らしていたのに、花賀谷に心酔し手伝いに来ていた学生の五東が十有の色香にやられてしまい、横恋慕したことから話が動きます。五東は1年半も花賀谷の手伝いをしていて信頼されてきていたところで花賀谷も気に入っていたので、十有が自分のせいだと思うのも仕方なく、お互い気の毒でした。

優しくされなさ過ぎて、ちょっとした愛情が全く信じられない十有にとって愛情深すぎて逃げられる花賀谷は丁度良い組み合わせのようでした。いままで、傷つけられすぎて麻痺してしまった十有をたっぷり甘やかしてあげてほしいです。

そして、花賀谷の友人の深瀬は奇特な人でした。初めは得体のしれない十有に対して警戒しまくりできつい言葉ばかり言ってきてちょっと嫌なやつって感じでしたが、本人に変態だと言い切りし、相手に逃げられるのではと心配し、やけ酒に付き合い、トラブルの仲裁をし、しょっちゅう目の前で繰り広げられるいちゃいちゃを呆れながらも受け入れる、懐の深い人?でした。

ただ、継父も堂地も最終的になんのお咎めもないのがもやもやしました。社会的に抹殺されれば良かったのに。また、お母さんと再会できたのかも少し気になりました。十有は絶対無理だと思っていますが、抱きしめてもらえるといいな。

4

きっと何度も読み返す♫

初読み作家さんでしたが、大変大変萌えました!!

40歳骨董商×20歳虐待されてた受け。
環境のせいで歪んで育ってしまった受けの子が、只々優しく愛されることに戸惑ってパニクったり天邪鬼な事を言ってしまう序盤の態度が萌えツボにハマり、可愛らしかったです〜
(攻めはこれを困ったハリネズミさんと表現w)
受けの境遇はかわいそうですが、読むのに痛々しくて辛いというところまでは感じず、読みやすいです。

段々攻めに溶かされてどんどん素直な子になっていくところも微笑ましいし、転の部分のクライマックスの作り方も萌えました。
攻めはどこまでも優しいのかと思えばそんなことはなく、、、
でもやっぱり優しい〜〜!!
攻めが大事な骨董品を愛でるように受けを愛すので、
基本的にエロシーンは甘めで、でもそれが逆にスパイスになっている印象。
とにかくエロエロに感じました(*゚∀゚)

紳士攻め×ツン受けっていう構図も大好き。。
とはいえ受けは本来素直ないい子なので、
中盤からは真面目なかわいこちゃんになってますが、その変化も含めて楽しめました。
ゆゆ先生のブログ掲載SSも含めて一気続きに読んだ作品です!

4

受けは表紙よりも華奢と思ってください

年の差20歳という、個人的には新記録では?な作品です(年上攻め)。
イラストは大好きなyocoさん。
ただ表紙の受けはかなり首が太めのガッチリ体型で描かれていますが、小説内容と中の挿絵は華奢な美少年風なのでその辺りの違いはご注意を。
わたしは購入前、受けの体型で若干躊躇しましたので。(ムキムキ受け苦手)

**********************
受けの十有は継父から性的虐待を受け高校生の頃に家出し、その後は暴力的な男と同居していた19歳。

攻めは裕福で、趣味道楽に近い骨董商。
大学の講師も務める花賀屋、40歳です。
**********************

同居人からの暴力と輪姦から逃げ出した十有。
そんな時偶然隠れた庭先が花賀屋の家だったことから出会い、そのまま囲われるように世話になるという感じなのですが、この花賀屋は独占欲の塊のような人で、かつそれを面には出さない大人の男であるのが十有を混乱させ誤解させ、最後の最後まで花賀屋の本心に気づかないという流れでした。

個人的には攻めおじさん(40でおじさんというのもあれですが)大好きです。
続き花賀屋は育ちや職業もあいまって、リアルな40歳よりもずっと大人で年長に感じますが、これは受け視点なのでそれもありなのかなあと思います。
なんていっても年の差があるので。
花賀屋はその穏やかな顔からは想像し難い執着愛、独占愛の人なのですが、それも受け視点のためにちょっと匂わされる程度に表現されていて、それがラスト近くにドーンと破裂する感じでした。
この破裂が好きでしたね。
葵居さんの作品では、一番そういう意味で突き抜けていた気がします。
挿入自体は多くないものの、前戯のようなシーンもひじょうに多く、エロ多めでしたよ。

サブキャラに、花賀屋の友人がたびたび登場致します。
こちらはノンケということですが、男堕ちしてしまう野獣攻めとか読んでみたい大柄男前キャラでした。
スピンオフとかあると嬉しいのですが!

5

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