BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
嫌な人が1人も出てこない、ひたすらにハッピーな甘えろオメガバースです❤️
攻めの実況系言葉責めがとにかくエロい…健気受けのモロ感っぷりもひたすらかわいくてたまらないです☺️
受けはうさぎの半獣、攻めの兄弟の子供は狼の半獣なのですが、もふもふっぷりが可愛いっ❤️
また、葵居先生作品は濡れ場の描写が丁寧なのでエロ度はかなり高めです❤️
かわいいしえっちなんて最高すぎる…!!!!
癒されたい!甘々なオメガバースが見たい!BLで飯テロされたい!
というあなたにぜひ❤️大満足間違いなしです❤️
タイトルや表紙から想像がつく通り、超ほのぼの甘々なオメガバースです。
悪い人は一人も出て来ないし、二人のスレ違いすら甘酸っぱくてニヤニヤしちゃう感じ。
ひたすら甘ったるくて優しいお話が読みたい時なんかに、ピッタリじゃ無いでしょうか。
私はめちゃくちゃ癒されました!(* ´ ▽ ` *)
内容ですが、甥っ子を引き取ったばかりのエリートアルファ・東桜路×半獣うさぎのオメガ・灯里による、ほのぼの甘々な子育てものでオメガバースになります。
半獣うさぎのオメガである灯里が、エリートアルファである東桜路との縁談で、彼と出会い結婚する所からお話はスタート。
亡くなった弟夫婦の子供・珠空を引き取っている東桜路は、珠空の母親になってくれる相手として条件だけで灯里を選んだんですね。
そんな二人が共に暮らし、子育てを一緒にする事で、やがて心を通わせて結ばれるまで。
そこに、ちょっとした誤解なんかが絡んで、ちょっぴり切ないストーリー運びにもなっています。
で、まずこちら、個人的にキャラクターがどストライクなんですよね。
不器用で誠実な攻め・東桜路に、健気で頑張り屋の受け・灯里。
灯里ですが、オメガではめったに居ない半獣になります。
アルファの子供を産める存在としてオメガは尊重されてるものの、半獣オメガである灯里は身体が弱く、その為なかなか縁談が来なかった・・・。
そこに、「半獣のオメガ」と指名して縁談相手に求めてきたのが東桜路になります。
で、ここから二人で子育て。
この二人での子育てがですね、初々しい事この上ないのです。
東桜路ですが、とにかく不器用で愛想が無いんですね。
共に生活をしていてもよそよそしい東桜路に、自分が「子供の為の母親」の役割しか求められていないと思い込む灯里。
更に発情期が突然訪れると、優しく触れて熱を鎮めてくれる東桜路に、義務感から触れてくれただけで、恋愛感情は無いんだと切なくなる・・・
こちら、終始灯里視点で進むんですね。
ですが、読者にはもう、明らかに東桜路が灯里に惚れてる事が分かる仕様になってると言いますか。
灯里が発情期の間、二人はひたすら寝室に籠ってエッチ。
で、発情期が終わった灯里が、「もう大丈夫です」と一人爽やかに言えば、「そうか・・・、それなら、いいんだ」みたいな。
そして大きなため息をこぼす。
これ、明らかに、まだまだ灯里を抱く気満々じゃん、と。
また、二人のスレ違いが、なんともニヤニヤしちゃう感じで。
この時のため息に、そんなに自分とのエッチが負担だったんだと心を痛める灯里・・・。
この二人、こんな感じのスレ違いをずっとやってるんですよね。
個人的に、こういうスレ違いに滾って仕方ないんですよ。
だって、互いが誤解に気付き、このスレ違いが解消される瞬間なんかに、萌えて萌えて仕方ないから!!
あとですね、灯里はすごくお料理上手で、お弁当屋さんが夢なんですね。
この設定の背景がきちんと語られていて、だからこそ、三人で仲良く食卓を囲むシーンなんかに、とてもほのぼのするのです。
また、ママ友(?)になるご近所さんや、東桜路の母親。
皆が皆、とても好い人なのです。
素敵なのが、そんな人達に囲まれて過ごす事で灯里が、自分が思うよりずっと、みんな(世間は)優しいんだと気付く・・・。
これは完全に私事ですが、ちょっと現在の心境的に、このシーンが心に沁みて沁みて・・・。
半獣オメガである彼は、親から捨てられ、世間からは珍しい物を見る目を向けられて来た。
でも、世の中って、自分から心を開けば、思っているよりずっとずっと優しい・・・。
なんだか泣けちゃいますね。
そんな感じの、個人的にとてもツボで素敵な作品でした。
あとここからは、作品に全然関係無い話なので、興味無い方はスルーして下さい。
このお話自体が今の心境にピッタリで、とても癒されたんですよね。
周囲の優しさに気付くシーンなんかが、今の私の状況にピッタリで。
自分がずいぶんな嫌われ者だったのには正直こたえましたが、反面、温かく励ましてくれる方や心配して言葉をかけてくれる方。
優しい方もとても多い事が分かりました。
心からありがたいと思います。
どうも、ありがとうございましたm(_ _)m
主人公は家庭的な愛情を知らずに育ったオメガでウサギの半獣です。
あらすじを読むと、引き取った甥の面倒を見てくれる家政婦兼ベビーシッターとして半獣を施設から引き取って都合よく利用しようとしている傲慢でセレブなアルファの姿が想像できました。
あわよくば性欲処理の相手まで!?なんて想像してしまいちょっと好みから違うなーと思いつつもカバー絵の優しい感じに惹かれて読んでみました。
想像とは全く違ってほんわかしたオメガバースで痛いことも酷いこともしない立派なアルファ様でした。
ただし、ムッツリでエロイ攻め様でそういった意味ではたくさん泣かされひどくされることは多々ありましたけれど愛情あふれる優しい旦那様ではありました。
私が読んだ葵居さんの本ってほぼ全てがSM(緊縛率高し)だったんですよね。
調べてみたら、このレーベルでは可愛らしい感じのお話を沢山書いているではありませんか。
私は思い込みが激しいタイプでして。
このタイトルだし、カワイチハル画伯の表紙絵は可愛らしいし「まさかそんなことはなかろう」とは思いつつ、途中で朱色の紐を持って登場する貴臣を期待している自分にハタと気づいてしまって赤面しました。
……要するに、ただ私の趣味だったのね。勝手に『緊縛作家』と思っていてごめんなさい(でも、好きなの。葵居さんの緊縛もの)。
オメガバースですが、差別され虐げられて陵辱されるωは登場しません。
ωは特異な性のあり方がきちんと尊重された学校で保護されて育ち、αに買われたり『子どもを産む道具』として扱われない、自由恋愛が普通です。
だからこそ余計、半獣であり『捨てられた子ども』である灯里のコンプレックスというか、自分は決して幸せになれないだろうという思い込みが、すんなり理解出来る感じでした。
そんな風に思っているからと言って、灯里は暗い子ではないのですよ。
ただ『諦めている感』が強い子です。
本当は幸せな家庭を築くのが一番の願いなのに、それを諦めているから二番目の夢である『お弁当屋さんになりたい』というのが目立ってしまうんです。
端から見ていると、可愛らしくて健気で素直な灯里が、そんな風に諦めていることなんて解らないんです。だから周りは『灯里の一番の夢はお弁当屋さんになること』だと勘違いしてしまうんですよ。
貴臣は、事故で急死した弟夫婦の子ども(狼の半獣)を育てています。
そのために、母親が必要と思ったんでしょうね。
これ、結構リアルだなと思ったんです。いるよ、こういう人。
灯里は、その理由だけで求婚され、結婚したと思っています。
おまけに貴臣が『絵に描いたような理系、口下手男子』なものですから、もう、すれ違うすれ違う。
登場する人全てが優しく良い人ですし、貴臣の甥の珠空はめちゃめちゃ可愛いし、不穏な空気が一切ない中で、来たるべきハッピーエンドまでふわふわ・イライラ・ニヤニヤを楽しむお話です。
あ、貴臣は朱色の紐を持ち出しはしませんでしたが、閨のシーンになるといきなり『意地悪&命令口調』になるんですね。これがね『私の考える葵居さんイメージの攻め』でした。
36歳と20歳そこそこという年の差もあって、激しくギャップ萌えしましたぁ!
半獣うさぎオメガ故にやっときた縁談に、灯里は家族を夢見て会いに行きますが、亡くなった弟夫婦の子供の為と知り落胆しながらも灯里なりに向き合って頑張ってます。
珠空も懐いて貴臣も優しいのに、貴臣が口下手なので灯里がぐるぐるしてます。
遠慮して一言に傷ついてすれ違ってます。
貴臣も斜め上に灯里の為と総菜屋の開店準備をしたりと会話が足りないんです。灯里が危ない目にあってようやく向き合えるんですが、気持ちを確かめ合ってからの貴臣が凄いです。貴臣の母親も好意的だし、灯里の耳をしゃぶる子供達が可愛いです。