愛蜜結び~オメガの王と溺愛騎士の甘い婚姻~

aimitsumusubi~omega no ou to dekiai kishi no amai konninn~

愛蜜結び~オメガの王と溺愛騎士の甘い婚姻~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×27
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

204

レビュー数
7
得点
64
評価数
17
平均
3.9 / 5
神率
35.3%
著者
葵居ゆゆ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
電子発売日
ISBN
9784773063264

あらすじ

オメガの蜜はアルファの好物ですよ

──どうぞ、俺のせいにしてください。
オメガの王・ノアの番候補として、
幼い頃の苦い思い出がある
近衛騎士・クロヴィスが選ばれてきた。
ノアは発情期の、義務的な相手としてだけ
彼を扱おうとするも、クロヴィスに触れられた途端に
初めての発情期を迎え、誘い蜜を溢れさせてしまう。
それからもクロヴィスは善き王であろうとするノアを
献身的に、甘やかすように仕えてきて……。
純情エロティックオメガバース

表題作愛蜜結び~オメガの王と溺愛騎士の甘い婚姻~

クロヴィス・ミュー・ミュー家の次男、近衛騎士を率いる団長・28歳
ノア・アメロンシエ,アメロンシエ国のオメガの王

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

最高が詰まってた

ぐわ〜〜〜全シーンに鳩尾がジリジリする程ツボで萌えました。

葵居ゆゆさんは「愛傷コレクション」がレジェンドで好きなのですが、個人的にはそこに並ぶ作品に出会えずでした。今回は「愛傷」と同じく挿絵はyocoさんで期待して購入しましたが、期待以上でした!甘々敬語攻めと意地っ張り受けが糖度MAX!
タイトルからしてオメガバ・溺愛(大好きだけど題名にあるのは苦手…笑)・騎士・婚と昨今アリガチな単語オンパレードですが、あまあま溺愛好きの多くの人よどうか手に取って…

超我慢づよいスパダリ攻めクロヴィスの優し〜〜い言葉責めと夜のご指南
普段はシュッとして毅然と振舞い、ほんのり香りを漂わせる受けノア
知識はあるけど実地は無知だからデロデロになるノア(初夜のあと独りで少し泣く…)
でも理性をかき集めて強がるノアとヤレヤレって感じのクロヴィス
普段の頑張りを認めてナデナデする両者
最高でしかないです。

性的弱者であるΩで現王になったノア。Ωだからと揶揄され心配され、それを覆すべく日々気を張り努力を怠らない姿、クロヴィスと剣の鍛錬を積む様子は男らしい。とにかく頑固で強がりなノアが、クロヴィスの言葉に動かされて人を見る目が変わり、自分が大切にされ認められているのだと感じられて良かった。それが理想像で良いのかと、王として張り詰めるノアを嗜める問いも良くて。
10歳のお披露目で失敗したと影で泣く真っ直ぐなところ、クロヴィスに褒められ絆されそうになる素直さが可愛い〜
オメガバに慣れ親しむ前に読みたかったと思うほど、発情期による身体の変化やそれに戸惑うのも最高でした。先走りを誘い蜜といい、感じやすく濡れやすいノアが、強がりでαにナメられたくないから意固地になるのを、とにかく優しく触れて褒めて包み愛すクロヴィスが甘〜〜〜い。キスや体位、言葉や音もかなり丁寧に描かれててはわわわわでした。

王族らしくない言葉遣いだったり、αの牽制やルールが気になりますが、どのシーンも甘さと焦ったさにジリジリモダモダしながら楽しめました。久々に読み終わるのが惜しいと思った作品で、神評価です。

4

純な国王と百戦錬磨な騎士の純愛物語

可愛い純愛。国王のノアはオメガと言う事で家臣に侮られないように頑張ってるのが痛々しい。伴侶候補として現れたアルファのクロヴィスはノアが憧れるものを持っていてコンプレックスを刺激されるのか当たりがきつい。でも真摯なクロヴィスに少しずつ心を許していくノア。恋におちるノアは頑なさも取れて可愛かった。けどクロヴィスの言葉を誤解し、彼と離れようとするノア。彼なりの誠意だけどクロヴィスとちゃんと話してほしかった。家臣の不正が発覚し、最善の道を模索する中で救ったのはクロヴィス。誤解がとけて本当に想いが通じた時は感動。愛蜜結びってタイトルが、このお話に素晴らしく合っていて納得。yoco先生の描く2人がすごく素敵でした✧*。

4

文と挿絵が最強タッグ。

 個人的最強タッグの葵居ゆゆ&yoco。この時点で神。買わないはずがなかった。

 クロヴィスの筋肉をプンプンしながら褒めるシーンと、アイスクリームのシーンがめちゃくちゃ好き。
 終盤でどでかいすれ違いが起きて今!? 何勘違いさせてんだクロヴィス! ってなったけど良いスパイスでした。

 世間知らずなちょろいノア(あとがきから引用)が可愛いです。が、序盤からオチ直前までずっと意地っ張りすぎだな~って感想。
 攻めに対して、受けが意地っ張り発動しまくってると冷めてしまう思考を持っているので、そこが評価が下がる理由の一つです。

3

貴方の傍にいるために

今回は近衛騎士団長とアメロンシエ国王のお話です。 

受様の夫候補だった攻様が生涯の相手となるまで。

この世には男女の区別の他に
生殖に関する特殊性で呼び分けるアルファ、オメガ、
ベータという3つのバース性があります。

人口の9割のベータはバース性の特徴を持たず
アルファは男女どちらであっても
女性またはオメガを妊娠させる事が可能な性
オメガは男性のみに現れ、男性機能と共に
相手がアルファの場合には妊娠出産が可能な性です。

オメガのフェロモンは発情期だけでなく
普段から甘い花か果物のようにほのかに香り
蜜香と呼ばれています。

オメガは隠せない匂いによつて美しいが
淫らで劣っていると蔑まれてきますが

近年ではシュティーア帝国が
オメガをベータと変わらない扱いをするようになり
オメガの扱いが変わってきました。

受様の生国・アメロンシエは
農業中心の小国で受様しか子供ができず
受様はオメガながら父王の逝去で王位につきます。

貴族達はオメガの王を歓迎しておらず
ある日の御前会議で受様はアルファ男性を
1人目の夫候補にと推挙されます。
このアルファが今回の攻様になります♪

攻様は28才の若さで近衛騎士を率いる
団長の1人となった文武両道に優れる美丈夫ですが
古い家柄の辺境伯の次男です。

結局のところ、オメガ王の夫は
子作りをさせて王を骨抜きにした上で
重臣達の都合の良い傀儡となるお飾りなのです。

受様はひとまずは従順に受け入れるふりをして
子種を搾り取ったら離婚すればいいと思っていました。

しかも攻様は8年前の受様の10才の誕生日の
祝賀の際に屈辱を受けた相手で!?

オメガ性として初めて王となった受様と
受様の夫候補となる騎士団長である攻様の
宮廷オメガバースになります♪

受様は前王の唯一の子でしたが
父王でさえ「オメガでなければ」とこぼし

教師たちに聡明な王子だと口を揃えられても
陰では「オメガでなければもっと良かった」と
仕方なく受け入れられている存在だったのです。

そんな中で受様が事故を肯定することは難しく
受様自身でさえオメガである自分が嫌いでした。

だからこそ度でも失敗したり、弱みをみせたりすれば
「やはりオメガだ」と失望されるだろうと
いつも戦い続けている健気な頑張りやさんなのですよ。

そうして今回の彼らが用意した夫候補に対しても
心を許さず、子種だけ提供させるつもりでたのですが
攻様は受様が思っていたような人ではないのです。

常に受様を思い、受様が王として相応しくあれるように
と影でも手を尽くすのですよ♪

受様が王らしくあろうと行動し知っていく攻様の真実、
重臣の筆頭で王族でもあるアルファの書記長の思惑、
攻様をライバル視する書記長のベータの息子の画策、
そして隣国のシュティーア帝王の娘の存在が
受様の攻様への想いを変えていきます。

受様が攻様の手を取るまでハラハラ&ドキドキ
とても楽しく読ませて頂きました (^o^)/

Yoco先生のイラストも物語世界にぴったりで
とても麗しくて良かったです。

4

え〜と

葵居ゆゆ先生の作品は割と読む方なんですが、実はあまり神評価は無いっていうか、何処かが合わなくて大好きって作品が無いんです。

この作品は12月発売の「キャラメル味の恋と幸せ」よりは登場人物が好きになれました。あちらの作品は攻と受の両方の人物像について行けませんでした。

こちらの作品もずっとノアの考え方にイラっとしてしまって、彼の王はこう在るべきってガチガチの固定観念が痛々しくて読んでて辛くなりました。
まぁ、オメガで大事に城の奥で守られていたので世間知らずだし、オメガだと引け目を感じているので侍従のマティアス以外は全て敵と思い込んでいたりします。

対して攻のクロヴィスは大人で余裕があって、性格も素晴らしい美丈夫です。ノアは彼との出会いは最悪だと思ってるけど、勝手な思い込みなんです。
このノアの勝手な思い込みが随所で発揮されるので、なんて愚かだろうと何度も呆れてしまいます。

ノアに好意的な人達は本当に素直で努力家で賢いって思ってるの?って感じてしまいました。

すれ違いを演出する為なんでしょうけど、隣国でクロヴィスの言った言葉を誤解した時はまたかと辟易してしまいました。


誤解して勝手にクロヴィスを遠ざけておいて、オメガの王として発情時にやろうとした事は最悪だとしか思えませんでした。思考回路に幻滅でした。
幸いにも賢い侍従のマティアスと、献身的な愛を捧げるクロヴィスの機転で事なきを得てました。やる事なす事愚かなんですよ。

終盤のノアとクロヴィスの結婚式からのお話は感動しました。

6

溺愛

yoco先生だったので購入。ゆゆ先生が書かれる受けは健気ちゃんが多い印象だったのですが、今回はなんともかわいいつんつん頑張り屋さんという印象で、にまにまが止まりませんでしたので萌2より萌にしました。つんつんさん好物な方でしたらめっちゃおすすめしたいです。本編240Pほどで、本当に幸福感あふれる素敵なお話です。

アメロンシエ王国の王となったノアはオメガ。重臣たちは子作りをさせ骨抜きにして傀儡にすることを企んでいるらしく、薦めてくるのはアルファの男ばかり。良い王となるべく一生懸命なノアにとって、勤めを果たすためにとりあえず薦められたクロヴィスを夫の第一候補として迎え・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
マティアス(受けの侍従)、隣国の王族、サロモン(解任された宰相)などアメロンシエ王国の重臣たち、受け母、攻め父ぐらい。

++よかったところ

受けがめっちゃ好きでした。オメガだからアルファに負けないよう、良い王にならねばと一生懸命。そんな筋肉むきむきじゃないのに、剣使いをうまくならねばと夜こっそり練習したり、筋肉ある攻めの太ももやらお腹を見て「む」と対抗心起こして、何食べたらいいんだと食生活変えようとしたり。かわいく思えるのです。一生懸命なんですけど、どっか斜め上に行ってんじゃね?と思うところもあるからかな。つんつんしてるんですけど、子猫がしゃーしゃー言ってるように感じられるのです。そんな風に感じていることがノアにバレると、めっちゃ怒られるんだろうな。ああかわいい。

攻めもそんな受けが大好き大好きで何言われても傍にずっといるんです。忠犬というような犬みや変態要素はあまり感じなかったです。キラキラや派手派手しい記述は少ないと思いましたが優良物件には間違いなし。

ゆゆ先生らしく色っぽい部分は小説としては多い方だと思いますが、とにかく受けのつんつん度合いがかわいらしくて、とても満足したお話でした!

最後に挿絵のすばらしさを一つだけ。カラー口絵がなんとも素晴らしい。yoco先生のこの空間の使い方とでもいえばいいのか、ほんとに好きです。残念ながら試し読みでは見れなかったので、機会ありましたら店頭でご確認いただければと思います。

5

キャラ良し、設定良し、ストーリー良し。

作家買い。
葵居さんの新刊はタイトルからも推測できるようにオメガバースもの。
そして挿絵をyocoさんが描かれているということで発売を楽しみに待っていました。

オメガバものは、作家さまや作品によって若干設定が異なりますが、今作品はオメガが不遇に扱われているという設定。タイトルがちょっと淫靡な感じがして(「愛蜜」っていうのがね…)もしかしたらちょっとエロ度の高い作品かなと思いつつ手に取りました。

オメガバものだから、でしょうかね。
確かに濡れ場は多いです。多いですが、受けさんがとにかくカッコよく(精神的に)、エロ可愛く、そして受けさんは果てしなく一途なスパダリという、タイトルからイメージしたものから良い意味で裏切られた、そんな作品でした。





主人公はアメロンシエ王国の若き国王・ノア。
ノアの父親である先王は善政を敷いた王だったが、息子がオメガであることだけを憂いていた。その父親の本音をたまたま聞いてしまったノアは、善き王になるための努力を惜しまない、ガッツのある青年だ。

けれどノアの周囲にいる人物たちはオメガであるノアが王であることを不服に思うものも多く、ノアには子を成すことだけを望んでいるようだった。そしてその思惑どおり、ノアに一人の番候補があてがわれることに。それが、地方の貴族の次男であるクロヴィスという青年だった。若干28歳にして近衛騎士団長にまで上り詰めたという優秀なアルファ。けれど、ノアは8年前にクロヴィスと会ったことがあってー。

というお話。

次期国王になる王太子という高貴な身分でありながら「オメガ」という性であること。
そのことを両親が憂いていたこと。
両親に申し訳なく思っていること。
両親に報い、国を平和に守るために善き国王にならなくてはならない、と思っていること。

ノアという男の子がとにかく健気で、可愛くってそしてカッコいい。

そして、ノアの番候補としてやってきたクロヴィスという青年も。

視点はノアで、なのでノアの想いに乗っかる形でストーリーは展開していくのですが、そこに見えてくるクロヴィスのノアへの愛情がめちゃめちゃ深いのです。ノアへの愛情ゆえなのか?クロヴィスという青年の内面が非常に複雑っていうのかな。

アルファで、優秀な騎士であり、義理人情に厚く老若男女問わず慕われ愛される人物。
自身のアルファという性に驕ることなく努力を続け、相手の身分にかかわらず対応するというナイスガイ。

でありながら、男女問わず浮名を流したこともうかがえるし、ノアに対する執着心も半端ない。

クロヴィスって、どんな人?
と思いつつ読み進めたのですが、読み進めていくうちに見えてくるクロヴィスという青年の中身が非常に魅力的です。

彼がノアに会った8年前。
その時から、クロヴィスにとってノアがすべてになった。
すべてはノアのため。
一途と言えば聞こえはいいですが、かなりの執着心です。怖いくらいです。けれど、自身の性に引け目を感じているノアに、クロヴィスの執着心がぴったりと嵌まる。まさに割れ鍋に綴じ蓋。今まで自分に自信がなく虚勢を張るしかなかったノアに、愛情を注ぎ続ける。どこまでも、ノアが逃げても。尽きることのないクロヴィスの愛情を注がれ、頑なだったノアの心がやっと開く…、と思いきや、そこでまた一波乱あり、最後の最後までハラハラしっぱなしでした。

ノアは自身のオメガという性にコンプレックスを感じていて序盤こそノアの薄幸さがくっきりと描かれていますが、全体としては非常に温かく優しいお話です。「オメガである」と差別していたのは、ノア自身だったんだなあ、と。盲目的に自分の殻に閉じこもっていたノアが、まさに花咲くように世界が広がっていく様に、周囲の人たちの愛情に気づいていく様に、読んでいて気持ちがほっこりしました。

ノアの薄幸さとツンデレさ、そしてクロヴィスのスパダリ感を、yocoさんがきっちり描き切っているのも素晴らしかった。

読む前に若干抵抗のあったタイトルの「愛蜜」。
これねえ、ええ、あれなんですよ。
皆さんが想像する通りの、あの液体です。
なんですが、この液体が、言葉にすることのないノアのクロヴィスへの愛情と比例しているように思えてなりませんでした。

信頼し、愛しているからこそ、溢れてきてしまう。

序盤こそ胸が張り裂けそうなほどのノアの一生懸命さにハラハラしましたが、読後はほっこりと気持ちが温かくなる、そんな作品でした。

8

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う