Renta!限定版
もう一度、会いたかったけど 会いたくなかった――
あ~~~~……
トキメキで胸がいっぱいになる(∩´///`∩)
高校時代に誤解とすれ違いでケンカ別れした過去、
まさかの場所で偶然の再会、
高校時代の"恋人ごっこ"の延長の始まりーーー。
丸っと1冊かけて描かれる両片想いの切な苦しさ。
たき猫背さんの描くピュアな世界が大好きなので
今作も非常に満たされました…!!
さてさて。帯には
『昔の恋を引きずる男×素直になれない不器用な男』
と、書いてあります。
長谷(攻め)は昔の恋を引きずっています。
罰ゲームで告白をし、最終的に心ない言葉で傷つけた相手を忘れられずにいました。
その引きずっている相手・灘口(受け)が長谷の職場に入社してきて再会。
突然の再会に動揺しつつ同僚として接していましたが、
職場の飲み会の帰りに灘口から告白されてーーー。
高校時代の回想と現在を交互に交えながら展開していきます。
高校時代のシーンも割と多めです。
(猫背さんのDK大好きなのでめっちゃ嬉しい)
長谷と灘口の関係は友達というほど近くはないけど、ただの同級生というには仲が良い。
なんとも言えない微妙な距離感が良きです…!(∩´///`∩)
だから長谷の友人からネタにされてしまったんですよね…。
罰ゲーム告白なんてホント最低。
売り言葉に買い言葉で断れなかった長谷もダメ。
でも友達の前で強がっちゃうとこがDKらしい。
罰ゲームがキッカケだったけれど"恋人"の長谷は甘いです。
せっせと灘口をかまって優しい笑顔で笑う。
とても遊びの範疇にみえない無自覚さにキュンキュンする~~~~!(∩´///`∩)
で、灘口は実は罰ゲームを知っていたので戸惑うのですね。
長谷の笑顔はホンモノなのか嘘なのか。
結果的に双方トラウマになるケンカ別れになって…。
(あまりに未熟なDKに鳩尾ギューーッてくる(;ω;))
再会後は今度は灘口が罰ゲームの仕返しのような告白をする。
冗談か本気かの境も曖昧で、ホントに恋人になったのか否かも曖昧。
昔の延長のような微妙な恋人ごっこ。
これがまぁ焦れったいが過ぎる。
そんな遠回りせんと大人なんだからバーンといきな!!!
(と思いつつ萌える…はぁ萌える)
タイトルにもあるように
ホントか嘘かが見えなくなるのが切なポイントなんですが、
読者的にはずっっっっっと両思い状態なのがミエミエ。
何をそんなに疑うことあるん?
長谷なんてめっっちゃデレデレに甘い笑顔やんけ!
終始灘口への好きが溢れまくってるやんけ!
というね~。美味しいよね。読者ポジ美味しい(∩´///`∩)
それに気付かず過去のトラウマに囚われたままの灘口にも切なキュンでした…!
過去の後悔と反省も踏まえて
今後の長谷はデロデロな溺愛攻めになりそうだな~。
料理も家事もいけるオカン属性溺愛攻め。
そして愛されまくって幸せ漬けにされる灘口ね。
あああ良き…好き…(∩´///`∩)
余談ですが罰ゲーム告白にキレてて
長谷にキツく当たる灘口の幼なじみもGJでした。
結果良けりゃ…って話でもないもんね。
今後も地味にネチネチいじめてて欲しい←
うぅ~
もう、ほんとに息止まるかもしれないっと思うほど、どきどきしますし、萌えが尽きないと認識しますよ…
たき猫背先生の描く男のひとって、表情が秀逸❗️
切なさ、愛しさが溢れているから、読者としても胸に迫るのですよ。
連載も、追っていたのに、あえて最終話を残してコミックス化を待っていた独り焦らしプレイ(❔)のお陰で読み始めからどきどきが止まりませんでした。
高校生で、憎まれ口を交わしながら互いを好きだった2人。
人から見られている「普通」から、飛び出せない高校生時代。気持ちに逆らった告白罰ゲームが長谷と灘口の恋を歪めてしまった…
ほんとは、好きで仕方ない。
だけど、好きに対して正直に向かえない。
辛いなぁ…辛いのです。
でも、長谷も灘口も精一杯だったとしか言えませんよね。ずっと、引き摺っている恋と後悔に、大人になって向き合うなんて。
素直になれなくても、好きな気持ちが溢れてしまう。隠せない。
そんな2人が、もがいて、やっと恋と後悔に向き合ったのですよ。
読んでいても、切なさに泣いてしまう。
自動車整備士さんって、独特のオイルの匂いがします。灘口が、長谷の自宅に初めて入って感じたのもそんな感じかも。
ぐわって気持ち掴まれるのだろうと思われます。
後悔が素直になった事で、明るく互いに向かう結果になり本当に良かった。
初めてのセックスでは、2人の気持ちが溢れて、ぶつかって。
率直に言って、ほんとにコミックスまで我慢して良かった(個人的にですよ!)
甘い甘い長谷が、またっ良すぎ。
灘口は甘やかされて良いですよ!
紙で購入。カバー下ありで、灘口の幼なじみが再登場してました。
読み終わっても、余韻がすごい…
また読み直します。
切ない!かわいい!尊い!
高校時代罰ゲームで告白してきた長谷にオッケーをし、一か月付き合った灘口。
転職で偶然再会した長谷と灘口。
歓迎会で酔って告白してきた灘口にオッケーをし付き合いだす長谷。
お互いに高校時代から好きだったのに罰ゲームと言う”嘘の告白”で関係が始まってしまったばっかりにこじれにこじれる両片想い。
じれったさも尊さも振り切ってました。
罰ゲームと分かっていても長谷の告白を受け入れる灘口がいじらしいし、灘口の告白に真意がわからないのに咄嗟に「はい」と返事する長谷も可愛いし、相手の「好き」という言葉を信用するのは怖いのにその言葉を貰って本心は「うれしい」と思ってしまうのがもぉ・・・・たまりませんでした!!
もうBLで罰ゲーム禁止して!こっちも辛いよ。
絶対こじらせるから!
長谷と同じ職場に突然入ってきた灘口。
高校時代に仲良くなって、友達との罰ゲームで灘口に告白した長谷。
本当はお互い好きだったのに…。
長谷のバカバカバカ!
灘口のこと傷つけて。
再会したら今度は灘口から付き合おうと言われオッケーする長谷。
長谷の気持ちが優しくて、復讐でも仕返しでも灘口のしたいように付き合うって。
だけど我慢できなくなっちゃって。
起死回生をはかる長谷。
謝って謝って好きだ好きだずっと好きだって言って。
信じない灘口をそれでも言い続ける長谷。
その後は甘々でした。
もう灘口視点が泣けて泣けて。最後も。
ずっと寝かせてましたがこんなにいいお話だったとは!
ちゃんと積本読まなきゃ。
元同級生、両片思い、再会愛。
もう癖に刺さりまくったこの作品。ワード的にはありふれまくりな設定なんですが、本当こちら、語彙力なくてごめんなさい、最高でした。
元同級生、罰ゲームをきっかけに短期間付き合った2人。
この設定、作品によっては後味悪かったりキャラに嫌悪感残るんですが、そういうのすっ飛ばして切ないアオハルとして描かれてます。
賭けにのってしまい、喧嘩友達だけどなんかほっておけない灘口君に告白、はからずも付き合い始めた長谷君。
でもだんだん賭けなのかすらわからなくなっちゃう…そしてあるきっかけを境に2人は喧嘩別れ。
そこから10年以上たってからの、まさかの再会。
甘さと切なさの思い出でもある灘口君が、入社してくるのです…互いに表向きは大人な振る舞い。
そんな中歓迎会の後に持ちかけられる灘口君の提案…
普段受の視点で読むことが多いんですが、攻の長谷くんが魅力的。不器用な恋と後悔、抑えられない熱が言動全てに表れていてたまりません。
一方、同じように長谷くんとの過去に傷を抱えてしまっている灘口君。
彼のキャラも魅力的。
口が悪いけど繊細で、長谷君の優しさからどうしても嫌いになれない。それがもう隠しきれてないから!ツンてしてんのに、背中とか見つめちゃう…
タイトルが響いてくる後半も、本音を向けられても一歩を踏み出せない。信じたい、信じられない、怖い…という心理から長谷君の深い傷を感じました。お互の過去の言動にまた苦しんじゃう…両片思い最高かよ!ってなりました。
たき先生の作品は、はじめて見た時は絵に癖があるかな?と思ったのですが、もうこれは武器。
作品内でもありますが、攻の受へ向けるまなざし、言葉すべてが甘い。描かれる表情が細やかで、胸が熱くなりました。
想いを確かめあったあとのH描写とか、愛が溢れてましたね。台詞も素敵。
愛してる、じゃなく、愛させてくれ…ですよ。
レビュー祭ということで、ちるちるさんでは個人的神作品しか描かないのでちょい出しなんですが、この作品は2024に読んだ作品で浮かんだわたしの神作品のひとつです。