ニッポンの男子、田舎を愛(め)でる

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カントリー・ダイアリー 秋から冬へ

country diary

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表題作カントリー・ダイアリー 秋から冬へ

(仮)宇佐義一
(仮)胡桃澤淳之介

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

都会からひとりで北国にやってきた、(ちょっと天然男子の)胡桃澤さん。
日々の暮らしを助けてくれる、(ワイルド系職人の)地元青年の宇佐くん。
秋に色づく山の散策、冬に備えた薪作り。
二人が過ごす時間とおだやかな暮らしは、田舎がくれた贈り物。


こまやかな日常を丁寧に紡ぐ「椿びより」「椿だより」の著者、
イシノアヤが自然を情緒豊かに描きだす、北国の秋と冬。

作品情報

作品名
カントリー・ダイアリー 秋から冬へ
著者
イシノアヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
カントリー・ダイアリー
発売日
ISBN
9784863498051
4.6

(49)

(36)

萌々

(9)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
224
評価数
49
平均
4.6 / 5
神率
73.5%

レビュー投稿数11

あけび最中も南蛮納豆も実在していた!!

ううーかわいいよ胡桃澤さん…首にタオル巻いてもんぺに長靴で軽トラなのにこれだけかわいいなんてもう世界一かわいいのかもしれない。
そしてこれだけ周りが助けてくれるのは人徳なのでしょうね。ぽやんとしてるけど初対面の人にはキリッと挨拶しようとする(かわいい)し、僕はいつだって本気です!ないつも全力なのもかわいい。

宇佐くんも相変わらずいい男だ。やはり何か自分の手で作り出せる男ってイイ(セクシー)ですね。
いつも胡桃澤さんを適度な距離から見守ってくれてありがとう。褒められる事がめっちゃニガテそうなシャイボーイな一面もたまりませんわ。

今作でも2人がBLになるのかならないのかはご想像にお任せしますって感じなんだけど、その後の話で宇佐くんは胡桃澤さんちの蔵を工房にして日々家具作りに精を出しています!
…そしてこれは何だか赤面しちゃったんだけど、お互いの呼び方が変わっています。

胡桃澤さんまたは先生から「淳さん」
宇佐くんから「義市くん」

きゃーっ下の名前呼びーー
そして義市くん、出掛ける淳さんにご飯作って待ってるね的な事を…ふおぉぉぉぉ

はぁ…ただの同居にしてもテンション上がってしまいますわ。義市くん本編中でも淳さんの家族の事とか何も知らねーんだな、とか思ってたし続きがあるって事で楽しみにしていてもいいでしょうか??連載とかじゃなくてもその後を定期的に見たい2人だなぁ。

今作の電子版も印刷が秋冬をイメージした茶色だったり、表紙もカラーの口絵も世界観にバッチリ合っていてとても良かったです!

3

もっと読みたい

◾︎宇佐義一 うさぎ…
◾︎胡桃澤淳之介

さやか!!!表紙からもう好き!って気持ちでいっぱいでした。開いて一番シベリアンハスキー(かな?)のさやか!可愛い〜
「動物のお医者さん」を読んだ者はすべからくシベリアンハスキーの虜なのである。

女児に人気のぎいっちゃん…カッコ良い…
ぎいっちゃんの男臭さがほんとストライク。風っぴきじゅんのさんの家で料理してる様のカッコ良さよ。さらっとあるまな板にもキュンとする。

ところで、いつの間に義一くん淳さん呼びになったの…?そんな…不意に呼び方変えられるとドキドキしちゃう。鍋はいつもの楽しみだし…なんなの?この距離感は!!なんなのよ!!!

2

最高です

春から夏へ編がすばらしくてテンションMAXになりました。
これまで他の作家さんの作品で恋愛が始まらないまま、好きかも〜で終わる場合、萌えない、BLじゃないやん、と自分の中で評価が低かったのですが、本シリーズは全く別です。

春から夏へ編の2人の出会いのシーンがすばらしくて。
2人のキャラもいいし。
特に私は宇佐がどストライクにどタイプでして♡
つなぎ萌え、職人萌え、無口照れ萌え、長身スタイル良い萌え…かっこいい〜。
作業している姿、後ろ姿なんかがいちいちかっこいい。イシノ先生の画力とセンスぅぅ好き。

2人が少しずつ仲良くなっていくのもたまらなくて。
この2人ならLじゃなくても全然いい!とBLで初めて思えた作品でした。

で、その続編。
あわよくば、ちっすのひとつでも…なんて正直望む自分がおりましたが。
いいんです。そんなものはなくても。
かえってない方がこの作品に合っていると思います。

宇佐が胡桃澤に薪割りを教える場面で、体を密着させても照れることも意識することもない2人。
そういうことですよね。
そこじゃない。

胡桃澤が熱を出して寝込んだ時、思い出すのは宇佐だし、実際にかけつけるのも宇佐。

でも、胡桃澤は宇佐が持ってきてくれた食糧の方をより喜ぶ。
「そっち?」と私も思いましたw
そっちなんですよね。
日常、暮らしがあっての2人。

それでも2人の実際の距離感にドキドキします。
そういう描かれ方が好きです。
絵が、人物が、空気が色っぽいです。

出会った後、頼まれもしないのに宇佐が胡桃澤邸を修理し始めた時、ゆくゆくは一緒に住むのかな〜と思いました。

それが自然な流れで実現してうれしいです。

春から夏へ編の終盤の季節や人々のあたたかさの見せ方が鮮やかでしたが。
本作では大団円で、しかも2人を取り持った家を皆へ披露するという、物語の構成上もすばらしい。

皆が訪ねてきた時、ちょと照れながらぶすっとした顔でお料理する宇佐のかわいいこと!!
裏方に徹するというのもいいし、そんな宇佐を皆に紹介する胡桃澤もいい。

そんな2人の関係性を軸に
秋の収穫、冬支度、などなど季節の移り変わりをみずみずしく鮮やかに描かれるイシノ先生の筆力たるや。すばらしいです。

すっかり冬になり、胡桃澤邸の蔵が宇佐の工房になり。

義市くん、淳さん、と呼び合う2人(涙)
でもその前に村人の方がじゅんの呼びしてたしねw

すっかり息が合って、夫婦のような会話をして。

義市が家をつくり、淳が野菜をつくる。

そんな2人が一緒に仲良く暮らす。
最高ですね。

春から夏へ編のレビューでも書きましたが、都会から地方へ移住してきて、こんな夢みたいな日々を送れるとは思っていない。
それでも、リアリティがないとか説得力がないとか違和感があるとかならず、逆にいいわぁ〜、夢だとわかっているけどすばらしい〜と夢心地になれることが創作のすばらしさだなと改めて思いました。

すばらしい作品をありがとうございます!

2

好きだ…っ

待望の秋冬編。

いなか暮らしの胡桃澤さんの秋冬が、もうこよなく、余すことなく描かれています。

もちろん、家具職人の宇佐くんもいつも一緒にいるんです!
宇佐くん、いいわ…
もう、ビジュアルが既に好みの宇佐くん。
さりげなく優しく、美味しくて体に良さげな料理を作ってくれて。
何より、いなか暮らしの極意を胡桃澤さんに教えて上げる。ちゃんと、実用的な教え方だから胡桃澤さんも暮らせる。

風邪ひき胡桃澤さんの看病場面は、全然エロなくても尊いんですね~っ!
土鍋で生姜とお葱たっぷりお粥炊くとかさあ…
そんでもって、朝まで寝込む胡桃澤さんの側で寝ちゃう宇佐くん…
何でしょう?萌え絶えるかと思いました。

念願の自宅の修繕も終わって、胡桃澤さんの家は素敵になりました。
あ~私も内覧行きたい。囲炉裏囲んで薪ストーブで温めたスープ飲みたい!
それでですね、宇佐くん、胡桃澤さん呼びから互いの名前呼びに変わっているのです!
ラストエピソード。

いつも夕御飯作ってくれて、胡桃澤さんちの倉を工房に家具を作る宇佐くん。
え?どういう仲になったの?

関係性は明確じゃないけど、素晴らしいが過ぎます。

ああ、ほんとまだまだ2人を見たいよ。
ぜひ、ゆったり読んでいただきたい作品ですが、萌え絶えそうになりますので、倒れても良いようにベッドかソファーでどうぞ。

1

自然の描写と畑や森と主人公がとても良い。

ますます田舎に溶け込んでますね。
秋から冬。秋の食べ物がとても美味しそうですね。

ほのぼの田舎暮らしの描写や風景の描写がとてもいいです。表紙やカラーイラストも部屋に飾りたいくらい。

イシノアヤさんは初めの頃は絵が独特でとっつきにくい印象がありましたが、そのタッチで田舎を描くととても味があっていいですね!

胡桃澤が明るくて何でも自分でやろうとしたり、かと思えば宇佐くんを料理担当にしたり。
仲良くて彼のおかげで町のみんなにも暮らしにも馴染めましたね。

宇佐くん用の布団も買って、蔵で作業してお泊りもありで。とっても微笑ましいです。

ホームパーティーにもたくさん町の人が来てくれて。
胡桃澤邸が素敵に修繕できましたね。

悲しい時や辛い時に読むと癒やされそうです。元気な時はますます元気になりそうです。

あんなにいつもおすそわけもらったら、お返しが大変そうですね。

1

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