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表題作ササクレ・レクイエム

藤野日向
全寮制高校1年生・サッカー部後輩
風間
高校3年生・サッカー部先輩

その他の収録作品

  • きっかけ。(描き下ろし)
  • ごあいさつ&あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト

あらすじ

過去に兄と関係を持っていた藤野日向(ふじのひなた)は、
兄に拒絶され逃げるように全寮制の学校に進学した。
なにかと自分にからんでくるサッカー部の先輩・風間(かざま)を遠ざけるために
兄を脅してセックスしていたと告白するが…!?
「ササクレ・メモリアル」最新シリーズ、
三田(みた)の初体験の相手・藤野の弟のその後を描いた悩めるアオハル・グラフィティ

作品情報

作品名
ササクレ・レクイエム
著者
鹿乃しうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
ササクレ・メモリアル
発売日
ISBN
9784801968110
4.4

(128)

(84)

萌々

(27)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
572
評価数
128
平均
4.4 / 5
神率
65.6%

レビュー投稿数20

風間!ありがとう

「ササクレ」シリーズは単に続編ではなく、主人公やCPが移り変わっていきます。
3作目の本作は、前作「クロニクル」の藤野の弟・日向の物語。

「クロニクル」の方でも、単に性欲で突っ走っただけではない表情を見せていた日向。
その後、深い深い後悔と心底傷ついて凍ってしまった心を抱えて家を離れ、寮に入った日向に新たな出会いが…
…というのが本作。
と言っても明るく順調な恋ではないわけです。
お相手は先輩の万年補欠、でも楽しそうなイケメンの風間。
この風間がね。いい奴です。
彼の優しさ、日向への想いがあったから、日向が暗い暗い自責と自虐の真っ暗闇から出て来れたんだと思う。
そりゃ鹿乃先生作品ですから、エロはかなり強烈です。アングルとかイキ顔とか凄い。
ですけど、何より心がどう動くのか、どう溶けていくのか、どう混じり合っていくのか、そのエロスの見せ方がやはり秀逸なんですよ。
あ〜私、風間好きだな!風間に「神」あげちゃいます。

0

思春期に犯した過ち

本作を読んでもまだ未練がなくもないと思っていた:『ササクレ・クロニクル』での兄弟近親相姦は本当の兄弟なのか?血縁関係があるのか?あの時は本当に心底驚かされた…

弟の日向くんは、どう言えばいいのだろう、『クロニクル』では完全に悪役のような存在だった。思春期でまだ大人の指導が必要な年齢であるとはいえ、してはいけないことはしてはいけないのであり、この最低限の認識さえなければ、確かに私にはかなり衝撃的だった…。

しかしこのストーリーにも見所は多く、日向はしっかり反省して更生し、運命の人とも出会うし、兄の奏くんにも運命の良き相手がいた。エンディングはあまりに見事で、かえって綺麗事すぎるように感じたくらいだ。

0

ありがとう、光属性っ子

拗らせちゃってる日向の救済ストーリーです。
実の兄を脅迫して中1から犯し続けてた子ですよ。どうやったら救えるんよ?
そこは圧倒的光属性の天然キャラの風間先輩にしか出来ないわ。2個後輩に懐くって言葉がぴったりな先輩っている?万年補欠のサッカー部員、なのに楽しそうに部活参加してて読者モデルもしてるから他校の女子人気抜群。

サッカーが上手で1年なのにレギュラーの日向に「試合に出られないのになんでサッカー続けられんの?」なんて失礼な事言われても「ボール追いかけるの好きだからかな?」なんて明るく答えられるなんてなんで性格してるんだー。どんな親御さんに育てられたんだい?いい子だな。
こんな性格だから芸能界でも可愛がられて上手にやっていけそうだよ。

兄を犯していた罪悪感で度々めんどくさくなる日向に対してもどう接したらいいだろうと考えてずっと寄り添ってくれる風間先輩だからこそ、笑顔の日向になれたんだよなー。

人ってなかなか変わらないけど、接する人によって変われるのかもしれない。

今回思いましたが、鹿乃しうこ先生って騎乗位好きです?大開脚で下から見上げるようなアングル。このシリーズで毎回見てる気がする。素敵な構図です。

紙本で購入
見えてない様でいて見えてる感じ

0

アングルの魔術師

シリーズ3冊目です。
前巻の藤野奏の弟で、奏と近親相姦関係にあった日向が主役となっている巻でした。

まず何が良いって、表紙が良いね。
しっかと握られた2人の拳からの、胸に埋められた日向の視線が…最高。
巻頭の下からの煽りのユニフォーム姿の日向の絵も素敵!2話の扉絵にもなっておりますが、逞しい太腿に視線が釘付け。
作者さんのキャラクターを描くアングルが素晴らしいなと思います。
そう思いながら、各ページまた読み返すと濡れ場などもシチュエーションやアングルが多様でお上手だなぁと感心してしまいました。

内容は兄との過去に今となっては罪悪感に苛まれ続けている日向に明るく真っ直ぐに接してくれる、絢斗の存在で人を愛せるようになるお話でした。
途中、思わぬ再会もあり奏の近況も知れたのが良かったです。
みんな幸せになってくれ!

最新巻は誰の物語なんだろう?
楽しみです♪

2

奏と日向のその後

シリーズの新刊が出たのと、レビュー未投稿だったため再読しました。

そうそう前巻で、ガチ兄弟のくだりがありまして(苦手)。
2人とも罪悪感と心の傷を背負うのが、気の毒だし。苦しむ姿がまともな感覚で、読む方にとってはまだ救われるなと。

それでも鹿乃先生らしく展開が早く、前巻では奏に大志がいてくれたし。
本作では、日向は風間と出会うことができた。

風間がイケメンなのに、乙女っぼいキャラなのが憎めないかわいらしさですね。
日向の陰気くささを払拭してくれる明るさと真っ当さがある。

日向が風間とキスをして「…キス ヤベェ」と言うのは萌えました。

奏が大志と同棲していることもわかり、安心できました。

0

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