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嫌われ上司とパーフェクト部下

kiraware joushi to perfect buka

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表題作嫌われ上司とパーフェクト部下

五十嵐浩平,45歳,ひねくれ者の嫌われ上司
百瀬 渉,26歳,五十嵐に臆しない新人

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき・イラスト

あらすじ

「次長、好きです…俺が相手じゃダメですか」
社内一の嫌われ上司・五十嵐次長は、部下の百瀬を目の敵にしていた。
イケメンで人望がある上、仕事もできる百瀬は、
五十嵐がどんなに無茶な仕事を押しつけても軽々とこなしてしまう。
そんな彼がどうしても気に食わない五十嵐は、いつか蹴落としてやると密かに画策していた。
ところがある日、酔い潰れた五十嵐が目を覚ますと、なぜか裸の百瀬とホテルにいて…!?

素直になれない上司×一途すぎる部下の、不器用なオフィスラブ

作品情報

作品名
嫌われ上司とパーフェクト部下
著者
折紙ちよこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815500986
3.1

(26)

(1)

萌々

(7)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
78
評価数
26
平均
3.1 / 5
神率
3.8%

レビュー投稿数8

嫌味や策略が全て空回り

新入社員、百瀬が自販機の前でお財布を探していると、
後ろから五十嵐が現れ「早くしてくんね?」
「一目惚れでした。」

…???
自販機もゆっくり使わしてくれない人がいる会社なんて不安でしかない…。

例えばたまたますれ違っただけとか、
遠くでバリバリ働いているのを見てなら、
顔や雰囲気に惹かれて一目惚れでもおかしいとは思わないんですけれど、
このムっとするシーンをわざわざ入れてしてしまったせいで、
順番待ちも黙って出来ない攻めと、
理解不能で都合の良すぎる男な受けの両方にイラっとしてしまいました。

五十嵐の嫌味や仕事を理不尽に増やす行為は、
百瀬は誉め言葉、積極的に仕事を振ってくれる、といい感情で取ります。
はっきり嫌いだと告げられた時に至っても距離を置かず、
もうこれ以上失うものは無い、どんな感情でも俺に向けてくれれば…と、
若干ヤンデレ臭すら漂わせ始めているように見えます。

まるでパーフェクトフィルターでも通しているかのよう、
五十嵐の嫌がらせや策略、忌避などのマイナスな感情や動向を、
ネガポジ変換辞典のように全てプラスの方向に変える所は面白かったです。
何だかんだ五十嵐は百瀬には敵わず恋人関係不可避だなぁと。

作者さんは後書きで、自分が嫌われていることを自覚している人間が
いい男に純粋に好かれて戸惑う姿を描きたかった旨を書かれていました。
五十嵐のひねくれっぷりとデレ比率の低さは最後までブレない、
私個人としては、五十嵐が最後くらいはもうちょい素直になって、
はっきり「好き」を認めてくれたらまた少し印象が違ったかな?

その不落の姿勢と、適度な距離感を保った関係、
まばたきをすると見逃してしまいそうな一瞬のデレが、
逆に萌えツボに刺さる読者さんも居るんだろうな~、
合う人には合うと思います。

1

タイトル通りの上司と部下

五十嵐はタイトル通りの嫌われ上司。
いくら社内で愛想笑いをするのが面倒だからといって、いつもあんな調子でいられたら絶対嫌だな…と、想像してしかめっ面になるくらいに五十嵐が苦手でした(汗) 
百瀬の一目惚れ立ったわけですが、中身を知れば幻滅しそうなもんなのに
ますます気持ちは盛り上がっているという…
彼はドMなのかもしれませんね。
でもなんだかんだ、バランスのいいふたり。
ふたりかずっと一緒に居る姿が目に浮かぶなラストがすごく良かったです。

0

またの名を「心の狭い上司と変人部下」

折紙ちよこ先生のおじさんもの。

主人公は会社の次長・五十嵐。
結果主義で、部下を怒ってばかり。当然部下たちからは嫌われている。
そんな五十嵐が今イラついているのが新人の百瀬。
何しろ仕事がデキる。言われなくても先回りで完璧な仕事をする。無愛想だけが玉に瑕で、周囲も一目置いている。
そうなると逆に妬み嫉み反発心もろもろ、とにかく気に入らない…
…という出だしなわけですが。
これがね、五十嵐がほんとにイヤな感じで。
普通は心の中では可愛い部分もあるよ、みたいなのがあるものだと思うんだけど、全く長所が描かれてないというか。
ある意味パーフェクトに人から嫌われる五十嵐って感じ。
だから、そんな五十嵐を好きだという百瀬が結局変人じゃん、という風に読めてしまう。
まあ、百瀬の方は五十嵐への恥じらいと普段の無愛想とのギャップ萌えはありだと思う。
ホント、なんでそんなに五十嵐が好きなの?っていうくらい一途な百瀬です。イヤ、一途通り越して話を聞かないヒトみたいになってる。
私としては、性格悪くて威張ってる五十嵐の方が受けになってめちゃくちゃのトロトロになるのでも良かったかな…

1

受けの百瀬にのみ萌え

いやー、ほんと、上司の五十嵐が嫌な奴……
ある意味、正直に生きてるってことなのかな?
ツンツンの上司と一途な部下のラブコメです。

こういうのって、ツン上司がデレに転じる所が面白味なんじゃないかと思うんです。
でも、五十嵐がほとんどデレなかったからトキメキが足りなかったよ……

部下の百瀬はとっても一途で、仕事の時のクールな姿からは想像もできないくらい、ベッドでは乱れる。
このギャップは堪らなかった♡
ネコなのもいいのよ。

でも、肝心なところ……どうして五十嵐がそんなに好きなのか?
そこが全然伝わってこなかった。
五十嵐が最後まであまり好きになれなかったなぁ〜
五十嵐に百瀬はもったいないよ。

2

どこが好きなのかさっぱり…

“嫌われ上司”と言えども“パーフェクト部下”が彼を好きなら
いいところがあるんだろうなと思って読ませていただいたのですが
申し訳ないことに全然良さがわかりませんでした……。
百瀬は五十嵐を「真面目で根は優しいところが好きなんです」って言ってましたけど
いやいやいやいや、口が悪いのだけで充分イヤだよ??
こんなに上司としての度量というか懐が一切感じられなかったのも珍しい。
それに、百瀬がちゃんと本心から「好きです」って言って
抱いて欲しいから自分で準備してるのに
「男のケツなんか弄りたくねーんだこっちはよ」とか酷い言い方。
勘違いではありましたが、嫌いだと言っておきながら独占欲出してきたりなんだそれ…。
なんだかんだで絆されて付き合うことになって
最後のセリフは百瀬にとってはこの上なく嬉しかったでしょうけど
残念ながら五十嵐に魅力を感じられないので私には響かなかったです。
とにかく百瀬が健気。
普段ニコリともしなさそうなのに好きな人の前で赤面したりというギャップが好ましかったです。
私は優しくない攻めが苦手なので、
これが百瀬×五十嵐だったらここまで辛口にならなかった気がします。
上か下かでそんな違うものかな??と自分でも思ってしまいます。すみません。

2

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