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表題作忘れない男 ~警視庁特殊能力係~

あらすじ

警察学校を卒業したばかりの麻生瞬。憧れの警視庁刑事部捜査一課に配属されたのだが、彼のデスクがあったのは地下二階、上司が一人いるだけの「特殊能力係」だった。業務内容は指名手配犯の顔を覚えて街中で見つけ出す「見当たり捜査」と呼ばれるもの。なぜこの係に配属されたかわからない瞬だったが、上司の徳永に言われて気がついた。一度でも見たことのある顔なら必ずわかる、というのはどうやら普通ではないらしい......?

翌日からすぐに成果をあげはじめた瞬だったが、なぜか命を狙われるようになり――。

作品情報

作品名
忘れない男 ~警視庁特殊能力係~
著者
愁堂れな 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
集英社オレンジ文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784086802796
3

(4)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
11
評価数
4
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

イケメン二人!

円陣先生の絵だったので無条件購入。ええ、表紙だけです、知ってます・・・でも買わずにはおれない。見た通り愁堂先生のthe刑事もの!で、非BLです。王道!ですが、結構面白かったので萌にしました。重版かかったらしいし、これは続編でるじゃろーと期待してます!色っぽいシーンは別に要らない&警察ものが好きな方でしたら、ライトにストレス無く読めるのでおススメです。

警察学校卒業しての初めての所属先が、なんと警視庁刑事部捜査一課だった麻生瞬(あそう しゅん)!アクシデントにより出社一日目から遅刻寸前、駆け込んだのですが、なぜか連れていかれた先は地下2階の倉庫にしか見えない所。そしてそこにいたのはフレームレスをかけたイケメンで、ここは「特殊能力係」で所属は係長である徳永と麻生だけと告げ・・と続きます。

登場人物は
麻生瞬(25歳、運動神経抜群、射撃◎、美少年ほっそり系♡perfect!ほどほどに元気な方)
徳永(32歳、警部、現場にいることを選んだ人)
佐生正史(麻生の幼馴染、小説家を夢見る医学部生、15年ぐらい前に両親事故死)
その他捜査一課の方少々、管理官、組織犯罪対策課の方、女装の情報屋(ミトモっていう名前、他作にも出てるのかな?)、佐生の叔母さん、その他ルポライター等々、結構います。

「お約束」の色っぽいシーンはありませんが、ゲイさんが出てこられたり、同居人(♂)がいると知って「恋人疑惑」が出たりとそこはかとなく漂うBL臭。ナイスバディになっていく二人の様子をにまにま楽しめるのと、瞬が持っている超人的な記憶力(一回会った人はワスレナイ!)でお話が動いていくところが良かったです。

事件ものお好きでしたら是非。ライトノベルだからちょっとだけお求めやすい価格だし!

2

敢えてなのかライトな事件もの(非BL)

一度見た顔を忘れないという特殊能力を買われ、警視庁の捜査一課に配属になった新人の警察官のお話。
続きがたくさん刊行されているので人気のシリーズのようですね。
配属になったチームは二人だけ。並外れた記憶力で、見当たり捜査で犯人を挙げる。主人公の友だちにミステリー作家(志望)がいる。ページをめくればめくるほど、他作家の別の作品に似ているようで、とにかくそれが気になりました。
一度似ていると思ってしまうと、共通する要素を拾ってしまう。だめな読者でした。
「見当たり捜査」という言葉に目がとまり、この本を手にした瞬間に自分はこの本の読者ではないと気が付くべきでした。
ただそのことを差し引いても、そうあればいいと思うところに都合よく既に置いてあるような作りになっていて、考える余地なくすいすい進んでいきます。
この作品はBL小説ではなく、オレンジ文庫から出ています。一般の警察物にしては、びっくりするくらい軽くて展開も都合がよくて心配になるほど。
表面的にも見えてしまって残念な印象を持ちました。

0

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