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刑事の齋は敬愛する四課の鷹羽から、来日中の上海マフィアのある男の元へ潜入捜査を命じられた。
語学力を生かして通訳として男、零飛の元へと潜り込んだ齋だったが、鷹羽と連絡を取っているところを見られ監禁されてしまう。
そして、同じく囚われの身となった鷹羽と零飛の目の前で関係を持つことを強要される。
歪んだ関係と複雑な思いを抱えたまま齋はいつしか自分がその時を待ちわびていることに気づき……
黒いキューピッド零飛さん大活躍!の花シリーズ最終巻です。
あまりにも大活躍すぎて恋人、蒼との関係が心配になりました。
だがしかし、なんだかんだも二人は今もいい関係のようで。
なにかなー、零飛みたいな人と付き合おうと思ったらこれくらいの悪趣味には耐えられないとやってられないんだろうか。
そう考えると蒼がとっても不憫な気がしてきます。
恋ではないにしても、齋は最初から鷹羽さんが好きすぎると思います。
でもこの事件がなければそういう意味でくっつくことはなかったんだろうなあと思うと、黒キューピッド恐るべしです。
しかし、たえず死の恐怖のつきまとう中での強制された行為(って書くとあれですが)はちょっと萌えました。
作者曰くノンケ同士のまな板プレイだとか……うん。
まだ幼いながらも黒社会でしか生きられない少年、ウーのエピソードと、齋に向ける想いが切なかったです。