単行本版(電子限定描き下ろし付)
初めて読んだBL漫画です。BLでこんなに泣かされるとは思わなくて、これをきっかけにBL漫画そのものが大好きになりました。
しっかりエッチしますし、読んだ後の満足感半端ないのでほんとぜひ読んでください、、!!
人類最後かもしれないアルファとオメガの出会い。
アルファとオメガの気持ちは、本能なのか本心なのかという問題がありますね。
心で好きなのか、本能で好きなのか。
私としては、どちらでもいいのではないかと思います。
きっかけは何であれ、今相手を好きならば、その気持ちを大切にしたらいいのに。
このふたりの出会いは確かにオメガバース性が引き合わせたのか知れないけど、今は相手のことが好きなんだからいいんじゃないかと思うんですけどね。
現在の人類では絶滅したと思われている、アルファとオメガの研究が行われているなんて驚きでした。人間は絶滅しようとしている種族を守りたいという本能があるようです。
なんだかんだで、主人公の犬飼は子供を作る能力が下がってしまうんですけど、これは良かったのか、どうなのか、悩むところですね。
本人が喜んでいるのなら、いいのでしょうか。
運命に抗おうとする恋愛。
今まで孤独な気持ちを抱えていた二人が幸せになればいいなと思いました。
せぱ恋で萌えたのでこちらも~~~~っと読みました♥
ドラマティックな表紙!高まる期待感♪(*^^*)
…………んん?
人類最後のΩとαの設定に引かれたのに
けっこう普通のオメガバ作品で拍子抜けしちゃいました。
辛口でゴメンなさい。
ちょっとだけネタバレをすると…………
βだけになった世界で出会った二人が本能か恋かと思い悩み、
すれ違い、最後に結ばれるストーリーです。
更にネタバレですが、子どもは生まずに終わります……
えっ?!人類最後のΩなのに?って思った人いません?
私はそこが残念でした。
セリフもよくあるオメガバ作品と同じ印象だけど
晴川先生の綺麗な絵で最後まで楽しめました♥
図らずもオメガバース連続で読みました。バース性が始まったばかりのテーマでは「神様なんか信じない僕らのエデン」、「なみだ枯れるな」、「神さま、どうか手をとって」が好きですが、今作はその終焉後のお話。試し読みの二人の出会いシーンが美しいです。
オメガバース特有の身体変化と「相手ではなく性や運命に惹かれたのか」という苦悩はたっぷり描かれていて満足でした。すぐ会いたくなったり思い出してヒートになるの良い…。
ちょっとキスするの早過ぎるし、他の方が仰るように製薬や世界の荒はあるのですが(言ってしまえば日本人同士出会うのが都合良過ぎる)、魅せる絵力で乗り切った感は好きです。
綾瀬の「犬飼のいる時は自分が好きになれた」「犬飼といる時間が何よりも愛しい」という言葉は、彼の今までの自己嫌悪と苦しい生活から抜け出そうとする言葉。私たちが共感できる、オメガバースではない「普通」の恋愛感情なのが素敵でした!