電子限定描き下ろし付き
オススメされていたのを見て、読ませていただきました。
ビジュが良くて、スパダリで、ドキドキ、キラキラするBL作品はもちろん大好物なのです。
でもこの作品はそういったキラキラファンタジーとは異なる、ゆるくて温かい作品でした。そこがとても良かったです。
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登場人物の小説家岡村と、担当編集の中井の40代コンビの、肩の力が抜けた、少しくたびれた感が妙にリアルで、すごく良かった。
何気ない日常の一コマを切り取って、お互いに愛情を注ぎ合う瞬間を納めてるような、優しいお話でした。
目の下のクマとかシワや、残業で疲れた表情とかが共感できるし、妙に安心する。
と言っても、2人ともイケおじだと思います。
そもそも2人は小説家とその担当だから、仕事の上でもツーカーでお互いを信頼している。中井は岡村に対しては、先生と呼ぶ。
岡村は中井を溺愛しているのが伝わってくる。世話焼きだし、わかりやすい。
一方の中井は表情が乏しく、わかりにくい。
そんなわかりにくい中井が仕事のミスで落ち込んでいたのも、お見通しの岡村。
言葉で伝えなくても伝わる安心感。
包丁を握ったことのない中井が、岡村に言われてハンバーグを作り、それを岡村が食べたい時の中井の嬉しさを隠しきれていない表情、いいです!
何事も無理強いはしない岡村ですが、中井にお願いするとやってくれるところが、素直で実はとても健気で、愛情を感じる。
猿と露天に浸かっちゃうややポンコツなところもあるけど優しくて、中井溺愛の岡村と、そつなく何でもこなして、頼りになる無愛想中井。
互いを補完し合うような2人の関係が、本当に羨ましいくらいに良かったです。
心がじわじわ温まる素敵な作品でした。
二人のおじさんのほのぼのとした日常が描かれる作品です。おじさん系のBLでは作家x担当者が確かにありがちな設定ですが本作の質がとんでもなく高くて似ている作品を全部楽に超えます。
ネタバレは避けますが、タバコキスのシーンと自撮りのシーンが可愛くて可愛くて胸を打ちました。
繊細な恋愛描写、そして映画のような絵の構図のお陰ですぐに二人の関係に惹かれます。絶対に。
暮先生初読みです。
既に恋人同士のお話、あまり当たらないのでうれしいです。
しかも、淡々とした日常を楽しく描いて下さる作風好きです。
文字量も少なめだし、展開的にもすんなり入ってくるし、流れるように読めて気持ちがいい(好き)。
岡村先生がスキンシップ好きで、中井くんにいちゃいちゃするのいいですね。
基本無表情な中井くんのツレなさもじわるw
そんな中井くんが、眠っている岡村先生に三四郎(猫)を乗っけておもしろがるところは笑いましたw
基本ツレない中井くんだけど、岡村先生のお誕生日にお高めの腕時計をプレゼントしたり、仕事がんばって終電でかけつけるとか、気持ちを行動で表すタイプでいいですね。
こっそり、岡村先生のことを可愛いと微笑んだり。それを三四郎に言ったり。
こういう可愛いところがあるのも岡村先生が好きなところなんでしょうね。
できれば、目の下のクマが取れた中井くんが見たいです。
欲を言えば、岡村先生といちゃいちゃして、ちょっとはデレてほしい〜。
続編楽しみに読みます。
初めての作者さんの作品。
オジ×オジがこんなに刺さるとは思ってなかった!
40歳の中井と42歳の先生。
若者みたいにがっついてない感じが良い。
だけど枯れてるわけでもなくて、丁度いいんですよねー。
先生は中井のこと大好きが態度に溢れちゃってるんですけど、中井はクールなんだけど時々隠せないデレがたまらない。
当て馬もおらず、波乱も起きず、カップルの日常を描いておられるのですが、萌えが止まりませんでした。
煙草のエピソードなんかは大人ならではの色気がありましたね〜。
濡れ場もなんとなくシットリしてる感じが、大人のエロスの香りがしてドキドキしました。
私は三四郎になりたいよ!
始まりからすでに出来上がってるおじさん二人のお話でした。短編集のような構成で、Web連載をまとめたものらしく納得。四文字縛りの各話タイトルもいい感じ。小さな幸せエピソードを積み重ね、積もり積もっていく優しさや温かさで癒し効果はバツグンでした。
特に好きなのが、先生が飼ってる猫視点で語られるエピソード。中井の油断してる本気の笑顔が可愛いです。サンシローはぜひ先生の秘密っぽいものも今後暴露していって欲しいと思います笑。
絵柄はあまり安定してないですが、この顔の作画めちゃくちゃ気合い入ってるーってのが分かりやすくて、なんかすごく良いです!必死にお願いする決め顔だけ妙に立体的だったりして笑。40のおじさんぽさは無いかなあ。くたびれっぷりはまさにおじさんですが。
描き下ろしはちょっとだけH。終わり方が衝撃的で笑えます。
穏やかな安定カップルの幸せを分けてもらったような読後感で、お幸せに~と言いたくなりました。
