熱血純情青年×元ヤンパティシエが贈る、一途に一生懸命に恋する物語。

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作そうして僕は恋を知る 2

日向翔吾
元サッカー選手のパティシエ見習い
花桐 瑛
元ヤンのパティシエ

その他の収録作品

  • 第8.5話(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

勤め先の店長でパティシエの瑛の恋人になり、同居することになった翔吾。しかし幸せ絶頂の中、店に瑛が昔荒れていた頃の友人・飛田と伊吹が訪れる。飛田は翔吾との関係を認めない、瑛は自分達のものだと言うが…?

作品情報

作品名
そうして僕は恋を知る 2
著者
ときたほのじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
そうして僕は恋を知る
発売日
ISBN
9784041088654
3.9

(42)

(13)

萌々

(15)

(14)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
167
評価数
42
平均
3.9 / 5
神率
31%

レビュー投稿数8

ひと悶着ありつつの…

2巻は二人の同棲からお話が始まります。

読み始めから、翔吾が照れながら「た…ただいま…?」と言った時の瑛さんの可愛さに胸がギュンとなりました。
瑛さんがすごく嬉しそうでほわほわです〜(*´ω`*)

…と、そんなずっとほわほわではお話は進まなくて
今回は瑛さんの昔の幼馴染の件でひと悶着あります。
こちらの幼馴染の2人(薫と飛田)のお話は、
この本が発売当時はまだなにも連載等なかったと思うのですが、
今現在ではスピンオフ作品『そうして君に触れるまで』として出ているので、
そちらを読むとよりこの二人のことがわかります(*´ω`*)


幼馴染とのひと悶着後は瑛さんのしばらくセックスしない発言によって
禁欲生活になる翔吾のお話が!(*´ω`*)
なんでエッチしないんだろ〜?と思ってたんですけど、
読みすすめると、なるほど!と思いました。
瑛さんがすごく可愛いです(*´ω`*)

すれ違いもあったりとバタバタした2巻。
すごく読みごたえがあり、二人の愛が1巻のときより確実に深まってることを知れて嬉しかったです。
特に翔吾に対する瑛の愛が確実にでかくなってるな!と感じました(*´ω`*)

0

萌が無い…

2巻があると知って慌てて購入しました。

しかし、飛田と伊吹が瑛の店を訪れた場面を読んで、雑誌で読んだ事があると思い出しました。でもそこだけです。

ようやく全編が読めた訳ですが、雑誌を読んだ時も思いましたが、飛田を登場させた意味が中途半端でした。

翔吾を嫉妬させただけだったし、飛田が幼く見えて瑛が所属してたチームのリーダーだった事実に驚愕してしまいました。

その後の瑛が禁欲を言い出した話も、翔吾が隠れて瑛の祖父のレシピのお菓子を作ってた話も、あれだけ男らしかった瑛が女々しくなってて何だか嫌でした。

絵は綺麗だけど山も落ちも無い作品でした。



もう読むことは無いかな?

1

丁寧に描かれた「ふたり」になるまで

パティシエ、ときたら読まずにはいられない食いしん坊です。
食べ物が出てくるというだけでテンションが3割増に上がる。

祖父から引き継いだケーキ屋を営むパティシエの瑛と、見習いの将吾。
1巻で結ばれた2人ですが、2巻では住み込みという名の同棲が始まります。

実を言うとわたし、ガチムチ同士とか体格差で受けの方が大きいのが苦手で。
ときたさんの作品はガチムチヤンキーが王子風イケメンに…とか、格闘技部同士が…とか、わたしにとっては「ゴツい、デカい、ちょっと無理」というジャンルでして。
この作品も瑛は将吾より大きい。なぜか漫画の世界では小柄に描かれることが多いサッカー選手ですが、トップで戦う選手ってふつうに大きい(長友佑○を除いて)。将吾が瑛より大きければなあ、と思って読んだ1巻ですが、2巻では気にならなくなってました。

苦手が気にならないほど、すごく丁寧に描かれてます。
将吾が瑛に惹かれた気持ち。その裏にある事情。たったひとつ、サッカーだけに打ち込んできた将吾が夢をまさに掴む直前に遭った不幸な事故。そこから心身共に救い出してくれた瑛の存在はたとえようもなく大きい。恩や尊敬から始まった感情が、日々一緒にいることで恋に変わったんだなあと。
瑛の方も両親からの愛情を受けられずに祖父と暮らして、グレた時期もあったけど、祖父が遺したものを受け継いでいきたいとひとり頑張ってきた。祖父がいた場所を守りたいのに、そこに祖父がいない孤独感を埋めてくれた将吾の存在を手放せなく思うのも自然で。
2人とも失ったものが大きいだけに空いた穴も大きくて、「運命に出会い!」みたいに最初からその穴の大きさを埋められたわけじゃなくて、一緒に働いた1年の間に徐々に穴を埋めらえるくらいの大きな気持ちに変わっていったのだろうな、と思うのです。

瑛が昔いたチームの仲間が登場したり、サプライズは相手を不安にさせるだけイベントもあったりしますが、この2人、お互いしか見えていないので、おじいちゃんになっても仲良くケーキを作り続けていてほしいなあと思える、温かい作品でした。

2

クールパティシエの「エロさ」が増している(笑)

『そうして僕は恋を知る』の続編です。
ときた先生は丁寧な絵で読みやすいです。

パティシエ見習い 日向 翔吾くんと元チーマーのパティシエ 花桐 瑛さんのお話。

前作では、お付き合いを初めて、同棲することになった2人。
今作は、その続きから始まります。

5話と6話
同棲初日から、大好きな瑛さんとイチャイチャが出来て幸せな翔吾くん。
ある日、元チームのトップ 飛騨薫くんとNo.2 伊吹修平くんが、瑛さんのお店に現れたことにより、瑛さんの過去が少し明らかになります。
もっとハラハラする展開になるかと思いましたが、想像よりも穏便に収束しました(笑)
前後編のお話なので、仕方ないのかなと思います。
どうやら、伊吹くんは飛騨くんが好きみたいなので、いつかスピンオフで会えるかも?
個人的には、チーム時代のやんちゃな瑛さんが見たかった!

7話
ある夜、いつも通りイイ雰囲気で、いつも通りHをしたのに、瑛さんから「禁欲だ」と宣言されて…。
キスも触れるのも我慢して、ひたすらジム通いする翔吾くん。
でも、瑛さんはどんどんエロさが増して…。
モダモダしている2人が可愛い。
最後は、ホテルでラブラブです。

8話と描き下ろしの8.5話
翔吾くんが、瑛さんの亡きお祖父さまの思い出のお菓子レシピを発見しました。
お店には出さない瑛さんのためのレシピ。
いつか作ってもいいかなと話す瑛さんに、翔吾くんがあることを思い付きます。
最後は、瑛さんの愛の告白に、翔吾くんがあるモノを買いに行くと言い出します。
8.5話は、新たな扉を開けた瑛さんのお話です。

今作も、瑛さんの「デレ」を愛でる内容です(笑)
瑛さんはクールなのに、可愛さも増してます。
とくに、自分がエロくてみっともないのでは?と禁欲をしたり、翔吾くんの浮気を疑って悩んだりする瑛さんがたまりません。
翔吾くんは相変わらず一途なわんこ攻めです。
瑛さんが以外の人は目に入っていないでしょう。

今作もほとんどスイーツが登場しなかった(8話以外)のと、カラーイラストもパティシエとは関係なかったのが残念でした。
前作同様に、ストーリー構成にパティシエのweightは少ないのかな。
パティシエBLが好きな人は多いと思うのですが…。

3

甘えたわんこに甘える男前

『そうして僕は恋を知る』の続編は
瑛さんの元ヤン時代の仲間が現れたり、
同棲を始めてラブも増し増しなはずが、
瑛さんから禁欲を言い渡されてしまい焦る翔吾…が
メインストーリーです。

瑛さんの過去話などでちょっとバタつきましたが
、解決は結構すんなりでいろいろとスムーズ過ぎて
若干盛り上がりに欠けてしまうと言うか…流れとしては
嫉妬からの気持ちの繋がり強化、と王道で安心して
読めるんですけどね。
禁欲だって、そういうことですよね!(にやにや)みたいな。
我慢の末翔吾の甘えたわんこも発動し、大変エッチな瑛さんが
みられるという美味しい結果に。

絵柄がお綺麗で、瑛さんの色気はハンパないですし、
何事も基礎が基本の翔吾はかわいいし、なによりも
ふたりの想いはばっちり繋がっているので、
心を乱したくない時の安心安定の甘いハッピーBLとして
最適だと思います。

4

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP