支配欲によって拗れてしまった獣人同士のシークレット・ラブ

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表題作 サラブレッドはなびかない

獅子堂王我 → 木島隆一

司馬駿匡 → 伊東健人

吠崎志狼 → 熊谷健太郎

宇佐美黒兎 → 野上翔

あらすじ

遊び人の獅子堂は優等生のサラブレッド・司馬に目の敵にされている。
しかし以前は親友ともいえる存在だった。
思春期を迎えた頃、司馬に対し獅子堂の支配欲が芽生えたのが原因で
関係が拗れてしまったのだ。
それ以来、親しくすることはなかったが、
獅子堂の女性関係を説教してきた司馬を相手に欲望を発散することになり――!?

肉食人種の遊び人なライオン×草食人種の優等生なサラブレッド
支配欲によって拗れてしまった獣人同士のシークレット・ラブがドラマCD化♥

作品情報

作品名
サラブレッドはなびかない
著者
佐倉リコ 
媒体
CD
作品演出・監督
蜂谷幸
音楽
中島勝大、麻生真衣
脚本
茶乃原ゆげ
原画・イラスト
佐倉リコ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フィフスアベニュー
シリーズ
オオカミくんはこわくない
収録時間
79 分
枚数
1 枚
ふろく
封入特典ドラマCD
発売日
JANコード
4580166733234
4.3

(16)

(9)

萌々

(4)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
70
評価数
16
平均
4.3 / 5
神率
56.3%

レビュー投稿数3

気だるげ∞

「オオカミくんはこわくない」を読んだ時からかっこよくてとても好みだった獅子堂。
ドラマCDではそんな獅子堂を木島さんがめちゃくちゃかっこいい低音で演じられていて、絶対スピンオフが欲しい!と願っていたのも懐かしい思い出。

木島さん演じる獅子堂は気だるげでとても色っぽい。
さらに、「獅子」ならではの獰猛な雄加減で、色気と男らしさを併せ持っています。当て書きかなと思うほど、木島さんでなくてはならない!と思えます。
抗えない本能で司馬を抱く様は、獲物を喰らう獣そのもので、ケモミミ設定が生きてます。

お相手の伊東さんは攻めを演じることが多い方でしたが、受けもとてもお上手で、キャラクターによって男らしかったりかわいかったり様々な受けを変幻自在で脱帽です。
背筋がぴんと伸びるような優等生然とした司馬が、獅子堂と絡むと甘くてとろとろな声色に。伊東さん、かっこいい声なのに司馬を演じる声はすごくかわいくて衝撃的です。

CDの構成としては、1枚に概ね綺麗に最終話までが収まっていて、封入特典の2枚目に描き下ろしとトークになっています。
セリフのカットが所々にあり、体勢など見えないとわかりにくい部分に状況描写が加えられています。
作品を損なうような大幅なカットはないですが、封入特典として2枚組にしたのなら、価格は上がりますがカットなしでフルの2枚組にして欲しかったなと思いました。

限定版のミニドラマは動物園へ行くダブルデート。獅子堂はこっそり司馬を連れ出して二人きりに…という展開です。
トークは封入特典、通販特典ともにすごく楽しそうで、通販特典の方は時間切れで慌ただしく終わるほどに盛り上がってました。
中でも印象に残ったのが、木島さんのタイトルに関する発言。
「サラブレッドはなびかない」というタイトルから想像すると、獅子堂が司馬を口説き落とす展開を想像しますが、実際はちょっと違うこちらの作品。「なびいてる」と思うかもしれないけど、と木島さんなりのキャラクターと作品への解釈をお話されています。

サブキャラですが、獅子堂パパの声が渋くてかっこいいのと、ハイエナくんもすごくかっこよくて、司馬に迫るシーンはぞくぞくしました。これはこれで見てみたい、聴いてみたい攻め…!と思いました。余すところなく楽しめました。大満足です。

14

溢れでる獣感

前作『オオカミくんはこわくない』のスピンオフ作品です。
メインカップルの友人である獅子堂と司馬のお話。

木島さん演じる獅子堂は想像していたよりも
ずっと重圧感のある低音で格好良かったです。
そして、けだるげな感じがまたセクシー。
普段はだるそうなのに、感情の起伏によって
肉食感がぐぐっと増したりと、迫力ある演技でした。

獅子堂が獣化したときの唸り声が完全に肉食獣そのものでしたが、
あれも木島さんが演じられていたのかな?そうだとしたら凄すぎ…

伊東さん演じる司馬は前作『オオカミくん~』で聞いたときは
事あるごとに志狼と宇佐美の間に入ってくる口うるさい委員長ポジ
だったのですが、いざメイン受けになると、とても可愛らしい…!

伊東さんの受けはあまり聞いたことはなかったのですが、
こんなに艶っぽい声を出されるんですね。
素直になれない司馬が悦びを押し隠しながら獅子堂に
抱かれるときのあの声…とっても色っぽかったです。
健気な司馬の想いがしっかり伝わってくる切なげな演技も最高でした。

メインカップルのお話がほのぼのしていたのに比べると、
こちらの二人はすれ違ってきた時間の長さや拗れ具合も
ちょっと複雑でストーリーも聴き応えがありました。

絡みは『オオカミくん~』よりは多めです。
それだけにアダルトな雰囲気漂わせる二人の周りで
甘イチャする志狼&宇佐美ピュア組がただただ可愛かったです(笑)

『オオカミくん~』同様にこちらも獣化など、音声だけでは
イメージしづらい描写があるので、やはり原作を読了の上で
お聴きする方がおすすめでした。

3

ひたすらに好きがあふれてる。

オオカミくんはこわくないの原作も読了済、かつ、サラブレッドはなびかないの原作も読了済です。

オオカミくんはこわくないのスピンオフとして出ているので、役もそのまま続投なため司馬の伊東さんのお声とっても楽しみでした!!
オオカミくんはこわくないの黒兎、志狼も時々出てきますがそれはもうやはり相変わらずこの2人は可愛いの癒し枠です(フィフスアベニュー限定の動物園デート編では2カップルのほんわかあまあまストーリーが聴けるので!)



【司馬:伊東さん】
伊東さん受の作品の中でも大人しめ、オオカミくんはの方ではツンがかなり多かったですが、こちらは獅子堂との恋愛になるので、とても素直というか本当に静かなトーンで話しているのが心地よく聴こえます。なかなか言葉にすることができないもどかしさの司馬はやはりどこか幼さもあるように感じるトーンで、伊東さんの中では少し声のトーンも上の方の優しい感じのトーンボイスです。
甘めのあるシーンのお声も少しいつもより高音かなという感じで、とっても甘々しいお声が聴けるのは司馬が1番かもしれません…!
ハイエナくんに襲われかけるところは苦しさもあったりかなり司馬はでもやはり純粋な子なんだなぁと最初から最後まで実感することができました。
司馬が伊東さんで良かった( ; ; )


【獅子堂:木島さん】
こちらもオオカミくんの時から変わらず安定安心だったのですが、サラブレッドになるとやはりどうしてそこまで司馬に対して色んな感情をもっているのかがこちらで全てわかるので…!
すれ違いがありつつどうしても司馬の事を気にかけてしまいつつも、少し司馬をからかってみたり、とにかく結構不機嫌トーンが多いので低音の静かめなトーンが多くて聴いていて落ち着くなーという感じの木島さんの低音。

この木島さんの低音、伊東さんのいつもよりは少し高音このお二人のお声のトーンがどちらも私の中では最高に耳に残る最高の形のお声で再現してくださったのでとても癒されました!
4人のキャストトークはやはり皆様1回演じているだけあっても、1年たっていると久々に演じられて楽しそうでとても良かったです!

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