電子限定かきおろし付
新装版発売前に、旧版読み返しました!
kanipan先生の描かれる受けくんは不憫可愛い子が多いですが、今回の受けくんは『ダンサーマリー』と『弥彦の姿』ふたつの姿の間でマリーの姿だけが独り歩きして本来の自分は認めて貰えずにいる事に虚しく孤独を感じている弥彦さんです。クラブでセクシーなダンスを踊っている時はえっちで大胆、誰もが魅了されるその姿ですが、一度ステージから降りると虫が嫌いで笑顔が柔らかくて健気なお兄さんの弥彦。
『マリー』の姿でであった秀正は、割とすぐにマリー=弥彦だと気づき告白、2人はお付き合いを初めますが……!?
弥彦さんの「秀正が好きになったの自分じゃなくて『マリー』の方』と思ってしまうのが切ないです。だけど、そんなの全て杞憂だとわかる秀正の一途さがわかるセリフにグッときますし、ステージに立つマリーの姿も丸ごと全部含めて今の弥彦さんだと認めてくれる秀正の心の大きさ、優しさにも年下ながら素敵でした!!
元々2人とも童貞処女のぴゅあぴゅあ同士だった所も推せます♡
完全両思いになってからの秀正の攻め力の成長具合、どんどん秀正大好きトロトロにとけちゃう弥彦さんが可愛くてめちゃくちゃえちえちです♡♡♡
紙白塗り
いつもながらに自分を曝け出すことを我慢してた受けが攻めに愛し愛されることを許され甘えることができるようになった後のkanipan先生が描く受けちゃんがあまりにも、あまりにも可愛い!!!それまで我慢してた反動なのかもうとろっとろになっちゃうの本当に推せる…!!
今回マリーちゃんという人気ダンサーとしての側面をもつ弥彦さんを秀正が受け入れお互いを想いあっていくというストーリーですが、マリーちゃんと弥彦の書き分けが見事でした。マリーちゃんがひたすらにセクシーでえっち全開なのに対して弥彦くん自身はひたすら初心でぴゅあなのを隠していたり、実はマリーちゃんに乗っ取られそうになっているのを恐れていたり、本当に別人格のようで、だからこそ悲しいことを隠そうとマリーちゃんを演じている時はわかりやすくて切なかった…
AV系も基本そうですが、結局のところ性を仕事にしているその人と自分の前でのその人をどれだけちがう人として見れるかが観点なところがあると思うのでそういう意味で幸せなラストで大満足でした!
友達に誘われていったナイトクラブでダンサーをしていたマリーのエロさの虜になり彼女との初セックスで勃たず。。。いたたまれなくなり部屋を飛び出し、高校時代から知り合いの弥彦と遭遇し家に泊めてもらうことに。
お風呂上がりの弥彦からマリーと同じ匂いがしてつい興奮した秀正はオナニーを手伝ってもらう。
マリーの正体が弥彦と発覚後混乱し咄嗟に告白した秀正は弥彦と付き合う事に。
マリーのダンスしているときの「エロい大人」な姿と、弥彦の時の「年上の可愛いお兄さん」のギャップが可愛かったです!
途中、弥彦の勘違いが暴走し心が若干すれ違ったまま初エッチしちゃうという勿体ない展開もありますが、後に「処女喪失」を味わえなかった分めっちゃ盛り上がるの可愛かった(笑)
後半は、もぉただただバカップル!
秀正を好きすぎる弥彦の純情っぷりがアホ可愛かったです!!
ちょっと乗り切れなかったかなぁ……
大学生と人気ダンサーのお話です。
大学生の秀正はクラブで見たダンサー・マリーに魅せられます。
秀正はマリーが以前からの知り合い・弥彦だと気付いて⁉︎
結構唐突に展開していくんですよねー
マリーが弥彦だと気付いてすぐに告白して付き合う……
という流れに違和感を感じてしまいました。
一番残念だったのは、マリーが舞台で何をしているかよくわからなかったところ。
ステージパフォーマンスの描写が全然なくて、
ダンサー・マリーに魅力を感じられなかったです。
Hはたっぷりですが修正は白抜きです。
気持ちが通じ合ってからの弥彦の恥じらいは可愛かったし、
慣れてるふりをしていたHも本当は秀正が初めてで……
という流れも好きでした。
ストーリー自体はありきたりで、
臨場感もなかったので全体的にボヤけてしまった印象です。
あと、登場人物の尖った顔が好きになれませんでした^^;