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3巻が出ましたが、間が空きすぎてすっかり忘れていたので読み返しました。
1巻から2巻で3年、2巻から3巻で5年の間が空いています。
1巻のラストで、南雲のとんでもない裏切り、鞍替えが発覚します。
全身全霊を捧げて南雲に使える澪が、相変わらず正体も思惑も読めない南雲のために働いていましたが、ちょっとだけ南雲の手札を見せてもらい、仲間に加えられたことを知ります。
ツンツン、ピリピリしていた野生のヒョウのような澪がだんだんと南雲に対してはかわいさを見せてくるところに萌えます。
南雲自身が澪の飼い主に会いに行く、という、これまでの南雲ではありえない行動、展開にハラハラ、さらに澪の義兄による過去の話、澪が南雲から離れないのではなく、南雲が澪から離れられなくなるという義兄の言葉・・・
登場人物が増えて、過去が一部、明かされたのに、ますます謎は深まるばかり、澪の闇が深まっていきます。
コンピューターのような澪が南雲と関り続けたことによる変化が生じたのか、仕事に情をはさむようになり、南雲のためにいつでも命を捨ててもいいと思っていたのに生きて帰ってきたいと思うようになった・・・
澪の変化と南雲の決断、関連する情報は増えているのに南雲の真意はあいかわらず読めないままです。
2巻もとてもはらはら、ひりひりさせられました。
澪が可愛くて健気で。
南雲に何も求めない振り返りもしなくていいなんて。
南雲はいったい何者なのでしょう?10年前に只野に拾われて右腕になったと。それ以前とその10年は何をしていたのか?何が目的なのか?そもそも誰なのか?
そして澪の過去も明らかに。
小さい頃から飼い主に躾けられてしまって…。
彼とは何があったのか?
そして澪と南雲の出会い。
なぜ澪はそこまで南雲に捧げるのか?
傲慢攻めは愛がないのはキツイのですが、いつかデレる日がくるのでしょうか?
澪に必ず反応するのはなぜ?
澪つくしの続巻です。あらたな登場人物が出てきます。それによって澪の健気さが倍増してきます。相変わらずの南雲のクールさと澪の南雲に対してのデレに萌えます。そしてエロがエロいです。何度かあるそのシーンは南雲のオラオラ感によってとても熱いです。圧巻です。悶えます。そして今回も澪の健気さが全開なのですがそれによって動かされる南雲に注目です!そして決め台詞を言う時のキャラクターの姿は眼福です。
澪がどうして南雲を王だというのか、その謎もちょっとわかる。とにかく前髪長めなイケメン二人の話です。
謎だらけの一巻から少しずつ澪の過去や素性がわかってきました。
新しい登場人物として南雲と古い付き合いのクララや澪の義理の弟が出てきますがその義理の弟がなかなか闇が深いと言うか、ヤバイやつでした。
過去のトラウマが重いので南雲と澪のエッチしたいのに言えないやり取りのコミカルさが救いです。南雲が目頭をぎゅっと摘まむ仕草にメロメロになったり、二ヶ月ぶりに会うのにセックスを拒んだ理由が女性モノの下着だからだったりでモジモジする澪が堪らなく可愛いです。
なのに、なんで?!続き早くっ!
二巻では、ご主人さまの右腕のようなキャラも出てきて、自分がやっとこのチームの一員として信頼されたのだと思って喜ぶ健気な受けが見られます。
しかし、あくまでも主人に仕えることを選ぶのか、はたまた命令だからと言って無慈悲に誰かを木津つけられるのか、そこでトラブルが、というシーンでなんと次巻へ。ここ、どう回収されるのだろう?
ここへきて、澪のブラコン兄弟なども出てきたりして、お話が色々展開して面白くなってきました。
