アギフを喰いたい 全部欲しい

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表題作オスワルド

ヴァル
白ライオン
アギフ
黒豹

その他の収録作品

  • After…
  • カバー下イラスト

あらすじ

とある南の国、王宮の庭園にはたくさんの動物が暮らしていた。
そのカーストトップの黒豹アギフは、ある日、白ライオンの子供ヴァルを育てることになった。
ひ弱で、泣き虫で、ちびのヴァルは、強くてかっこいいアギフの下、アギフ大好きなまま、すくすくと成長した。
アギフに発情するほどに♡ 
攻守逆転、下克上のモフモフ発情LOVE誕生♡♡♡

作品情報

作品名
オスワルド
著者
中川カネ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813032502
3.9

(92)

(27)

萌々

(38)

(24)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
18
得点
362
評価数
92
平均
3.9 / 5
神率
29.3%

レビュー投稿数18

下克上モフモフ発情ラブ

作家買いです。

中川先生の人外モフモフは初めて拝みましたが、
モフモフになってもオシャレで、小物や衣装をみてるだけでも楽しいのに、
子ライオンヴァルの成長と共に、
黒豹アギフとの関係性が変化していく様子に萌えまくりでした。

この作品は雄しかいない世界で、成長過程に突然変異でメス化し、妊娠出産が可能という設定。

それ故の下克上なんですが、個人的な萌えどころは臆病なヴァルがボスになる成長ぶりです。
そして、何より一途な愛。
ボスとして君臨するアギフが、最後まで男前でしびれる一冊。
可愛くてキレイでカッコいい、色んなケモミミが楽しめるのも素晴らしいです。


とある南の王宮、王子に飼われ動物庭園に暮らすボスの黒豹アギフが、
白ライオンの子どもヴァルを育てることになる。

白く赤目の子は稀少でとても弱く、
その為群れに捨てられ闇商人から王子が買い取ったという背景。
アギフ自身、ヴァルと同じ境遇ですが黒は強くボスにまで成長。

人間に叩かれ傷だらけの小ライオンヴァルは、臆病で直ぐに泣く弱虫。
強くてカッコいいアギフに心を許し、アギフだけに懐くヴァル。
そんなヴァルを気づけば大事に育てているアギフです。

アギフと身体の関係のを持つキアが、ヴァルに嫉妬で対抗心を燃やす中、
成長と共にアギフに執着と甘えを見せるヴァルもまた、キアに激しい嫉妬。
初めて発情したヴァルに縋りつかれたアギフ、
一旦落ち着いたヴァルに組み敷かれそうになり…。

アギフの世話をするチビネコ三人衆が個性的で可愛くて、
一番ちびっ子だったヴァルがあっと言う間に三人衆よりデカくなる。
成長の早さがこの三人衆との比較描写で解りやすいです。

身体は成長しても中身はお子様で、泣いて駄々こねてアギフを欲しがるヴァル。
キアはボスに擦り寄ると知り、アギフをボスの座から降ろし独占しようと考え、
アギフはヴァルを置いて出て行ってしまう。

やりとりが強引ではなく、
成長するヴァルによってアギルが変化していく、心情描写が丁寧です。
ヴァルの発するオーラによって、アギルが本能に抗いきれなくなっていく様子が堪らない。
でも、簡単には落ちない、葛藤するアギフがいいんですよね。

そして、完全なる雄になったヴァルが強くてカッコいいだけでなく、一途。
何よりも可愛いヴァルがちゃんといたのが、メチャクチャ嬉しかった。

エッチシーンが迫力ある雄同士のぶつかり合いから流れ込み。
動物的で激しい感じからあまいのもステキでした。

描き下ろしで王子お付きのカミールの出張り方が気になる…もしかしてスピン匂わし?

今回一番びっくりしたのがカバー下。
いいのか~あんなイラスト…本当に目を見開いたわ。
こんなところで中川先生らしさを感じてしまう。
そして、他3名の"動物たちはノーパン"、衣装がエロくて可愛いくてキレイです。

設定も面白いんですが、アギフの子育てエピソードが最高、
ムニムニしたヴァルが可愛すぎました。
何回も読んでしまうステキなモフモフBL、お勧めです。

※紙本:修正は細い白短冊です。細っ!!!

6

シッポも可愛いもふもふ天国

作家さま買い
ですが今回よかった~っ✨

特殊設定
『雄しかいない世界』
成長過程に変異する『メス化』
『妊娠出産が可能』です

表紙のふたりは白ライオンと黒豹
黒豹のアギフが捨てられて保護された子供だったヴァルを育てるところから始まります
もふもふ天国~っ♥
でもだいたい擬人化されてますけど(笑)

子供のヴァルもものすごく可愛かったんですが
育ってからのヴァルは…王様のようです。カッコいい…

発情したり下剋上でトップが交代したり
可愛かったヴァルは育つにつれて生意気(アギフが好きすぎて)
になるけど、そういう描写もものすごくいい

王宮の王子が管理する動物庭園が舞台です
人間の調教師は動物と会話できるし
設定もとてもよかったです…王子出てないよ?王子!
続きを希望します!(切実に)

2

めしうま

なにより美しい!!
この一言につきる。
今年はあまり読めてないっていうのもありますが
これがダントツに好きかな。
表紙はそこまでそそらないんだけど、
要所要所に描かれる、憂いのある表情とケモ耳
そして何よりもしなやかな身体の描き方が秀逸でした。
あんなに泣き虫で小さくてヨワヨワだった子供が
誰より大きくしなやかに、たくましい身体に育ち
あまつさえ育ての親を犯すとか、すっごく好み((ノェ`*)っ))タシタシ

群れのボスだった受。
もちろん自分を犯す男なんていない。
いつでも自分は上位にいて守る立場だった。
そんなとき、群れから捨てられた異形の白いライオンの子供を育てることに。
泣き虫で弱虫。ずっとそばを離れたがらない甘ったれ。
小さかったライオンの子はすくすくと育つと
性に奔放ではあるものの、生産的な性には疎かった受の
身体を変え始めていく~。。

二人の関係性もさることながら
世界感、設定などなどどれも面白かったです。
雄ばかりの世界で、妊娠も可能になる個体があらわれるというとこで
オメガバース的要素をとりまぜつつ。
もう少し先の話も読みたい1作でした。

2

ヴァルが可愛い♡

オスワルドとは雄しかいない世界から付けた名前でしょうか?成長過程の途中変異でメス化する世界観らしいです。

獣人と言うよりは擬人化だと思いました。調教師の調月以外の人間には、姿は動物に見えて言葉も理解出来ません。

ヴァルは突然変異のホワイトライオンで群から孤立していたのを捕まえた闇商人から、とある南の国の王子が買い取りました。

そして王宮の動物庭園のボスである黒豹のアギフが育てるのです。
アギフに会ったばかりのヴァルがプルプル震えてて、声をかけられただけで失神してしまいます。もうめちゃくちゃ可愛くて悶えながら読みました。初めは面倒くさがっていたアギフが、素っ気ないながらも可愛がっているのがとても萌えます。

ヴァルは成長するに従ってアギフを意識して独占欲を抱くようになります。そしてヴァルが初めての発情期を迎えた時に、アギフも身体の変化を覚えます。

アギフは発情しなくても性欲はあるので、いろんな相手を抱いていました。その中でもキアがヴァルを挑発して来るので、ヴァルはボスであるアギフより強くなる決意をします。

ヴァルは美しく逞しく成長するんです。そしてヴァルから迫られるアギフは色っぽくなって行きます。それをなかなか受け入れられないアギフは殺し合いを仕掛けて来ます。ヴァルはアギフに殺されるなら良いと言い、アギフはようやく受け入れて2人はセックスをするのです。

アギフの身の回りの世話をしている猫達も可愛いし、ヴァルの子ども時代はめちゃくちゃ可愛いです。そしてアギフが美しくて眼福でした。

1

ヴァルの子ども時代は可愛い過ぎ。

これはラストエピソードのみ読んでしまった作品でした。
ですが、逆に『どういう過程でこうなった?』と思っていました。中川カネ子先生の作品ですし、過程が何より読みたいですから。即、購入です。

王宮の庭園内のボス、黒豹のアギフがホワイトライオンのヴァルの養育を依頼されたことから始まりました。

いや~!ヴァルがまた可愛いのです。きゅるんとしたお目めに、くるくるの鬣。ぷくぷく、プニプニの頬っぺたとか小さな子の可愛いを集めた子ども時代。
ボスのアギフが将来を考えながら、体力作りしたり、愛情たっぷりに側にいて養育していくんですね。寄り添って眠るところなど、ほんと和みます。

だけど、やっぱりやって来ますね、発情期が。
ヴァルも訪れた発情期から、少しずつアギフとの関係性が変化していきます。

ずっと抱く側のアギフが、ヴァルの発情期に当てられて。そこからは、ヴァルのアギフ陥落作戦の始まりでした!
ヴァル、めちゃくちゃアギフ一筋なんですよね。でも、強い種同士の争いなんですよね。結局のところ。
私が、先行して知ってしまったラストエピソード。いや、エモかった!
ヴァルの初恋、実ったね…アギフ大好きだもの。
ヴァルの鼻血出て興奮してる姿に若さを感じました。
アギフとのセックスは、エロいなぁ~❤️
さすが中川カネ子先生。
一言でいうと、好きです!

そして全く、獣人のみの世界観で無かったのが、まず驚きでした。
ちゃんと、動物たちを管理する人間がいるようですし、まだまだ作中で明かされていない事実が有りそうなんですよね~
これは獣人設定でないのですね?擬人化ですよね。ボス付の猫ちゃんズがたまに擬人化じゃなくて本体見せてにゃーにゃーしてますし。
一応、終わりですが続きの気になる終わり方。まだまだ、読みたいです。
ほんと気になりました。

4

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