運命の相手は“既婚者"だった。

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表題作2番目のα

森田総一(α),新卒のインテリアデザイン会社勤務
松本 崇(Ω),既婚者の先輩デザイナー

その他の収録作品

  • 発情期明け

あらすじ

αの森田は新しい職場に向かう際、
迎えに来たΩの先輩社員・松本と出会う。
出会った瞬間「運命の番だ」と確信したが、
彼の薬指には指輪がはめられていた。
だがその夜、ヒートを起こした松本の匂いに誘われ、
半ば強引に彼を抱いてしまい――

運命に翻弄された男たちの、甘く切ない大人の恋。
描きおろしは発情期明けのピロートーク

作品情報

作品名
2番目のα
著者
渋江ヨフネ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
ISBN
9784799746691
3.5

(40)

(8)

萌々

(15)

(10)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
11
得点
134
評価数
40
平均
3.5 / 5
神率
20%

レビュー投稿数11

エモいし切ない系

綺麗なストーリーでした。
ハピエンです。

切ない展開で、なんだかヒゲダンのpretender聴いてる気持ちになりました。
そういう雰囲気のストーリーです。

攻の森田が出会って真っ先に「運命」を感じるのに、受である松本の薬指には指輪が光ってて…。
ここだけで、もうエモくないですか?
エモいんですよ…。もう指輪が気になって仕方がないですよね!?
松本の気持ちをどう動かせるかがポイントになっていくと思うんですが、念のため言っとくとNTRではないのでご安心ください(?)

NTRじゃねえかよ!って思った方は、手を出さない方がよろしいかと思います。

松本の妹なんていうキーキャラも出てきて、2人が徐々にくっついて行く過程がジリジリと焦ったいけど、そこがまた物語に惹きつけられるんです。

エモ切ないストーリーをお求めの方はぜひ。

0

再び愛することができるのか

オメガバースで番となるには首を噛みその跡が残るもの
その跡をつけた相手を失い残されたオメガと彼に出会った運命の番のお話
運命の番なのに相手は別に番を持ってしまっていてというお話
このお話もとても良かったです





出会った日一眼で運命の番とわかった年上の彼の指には指輪があり首には番が付けた歯形があった
運命の番のアルファの森田の匂いに釣られてヒートがきてしまったオメガの松本の首に歯形があると分かっていても衝動を止められず結ばれてしまう二人
懸命に想いを止めようとする森田だが松本には件の番の気配が感じられず…



年下の森田の真摯な姿勢を感じながら壁を作る松本に
松本の番は今どうしているのかと思いながら物語を読み進める事と思います
破綻してるのか、アルファに別に運命の番が見つかってオメガを捨てたのか、それとも…と

わかった時松本の苦しみの理由が心身共に根付いたものだとわかりとても切なかったです
森田が松本の過去への敬意を持って対するところもとてもよかったです

深く愛されたからこそ孤独は深かったでしょう
だからこそまた愛する事は失う恐怖を思い出させたでしょう
乗り越えられたのは森田からの愛だけでなく真摯に愛された記憶のおかげだったんでしょうね
森田死んでも松本を置いて行くなよと思います

題材はヘビーですが松本が大人で森田が紳士で終始淡々と物語が進んできます
ドラマティックな物語がお好きな方には少し物足りないかなと思いますが、二度目の恋だからこそ臆病になり慎重になる姿は私は好きでした

0

未亡人

未亡人・・年下攻・・オメガバース。
少々暗めだが、ラストが可愛くてよかった。

運命の番としての運命の出会い。
お互いにすぐに気づいた。
惹かれ合う気持ちはあるものの一歩踏み出せない理由。
Ωである受が失った相手との過去
確執、心の持ちよう。
展開がたんたんとして盛り上がりは薄目。
惹かれ合っているのに受け入れられない理由が個人的には好みでした。
亡くなった夫視点だとどう見えていたのかというところが
描かれてたりすると面白いのかなぁなんて思いつつ。

運命を受け入れてからの二人も微笑ましくて良

0

アツいな~

運命の相手は既婚者だった。
このフレーズを見たらオメガバース好きさんは読みたい欲溢れでちゃうと思います。
私もそのひとりでした。

松本には切ない過去があって、というかそんな言葉では片付けられないほどの出来事ですよね…番が亡くなっていること、そして亡くなる前に番を解消されたこと。(これは相手が松本のことを想ってしたわけですが)
立ち直ることなんて出来るのだろうか?松本の気持ちを考えると胸がいたみました。
そして森田の松本に対する「アツさ」が良くも悪くもひっかかってしまいました。
森田と松本は運命の番だというのはわかります。それこそ自分の意思とは関係ないところでも引き寄せられるのもわかる。
でももう少し冷静になれないのかな、と。
いくら仕事の時には話を聞いてくれないからといって、酒が入ってるところで急に理性を失う姿にはどうしても共感できなかったです。
どんなに好きでも運命の番でもめちゃくちゃアツく想いを伝えても!松本が心を解いて話をしてくれるまで待つ、くらいの余裕があればよかったなと思いました。

4

ドラマティックなストーリーですよ。

結構前に読んだのですが、思いの外良い作品でしたので、遅ればせながらレビューさせていただこうかと‥。

ストーリー的には主人公に恋する人が現れますが、主人公は亡くなった恋人を忘れられずにいて頑なです。やがてその新しい人からの真剣な想いにもう一度人を愛し幸せになってもいいのかなっと思うようになり新しい人の想いを受け入れます。
「お前は生きているだ!死んだ奴より目の前の生きている俺を見ろ!」みたいな(本編にそんなセリフは出てきませんが‥)
ドラマに良くありそうなストーリーなのです。
でも、そこへオメガバースという要素が入ってくるから一筋縄ではいかない面白さが出てきます!
主に番についてですが、オメガバース設定は良く活かされていたと思います。

絵柄はきれいでとても読みやすいです。
攻めくんもとても誠実な人ですし、登場人物は好感度の良いキャラです。
わちゃわちゃしたかわいい系の好きな方には物足りないとおもいますが、美しく静かで落ち着いたストーリーなので、大人の方にぴったりな作品だと思います。

6

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