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表題作不実で不毛な恋の咬み痕

ラーク・カルヴィン,506歳,吸血鬼
瀬那一月,18歳,高校生

その他の収録作品

  • 幸福で大切な愛の噛み痕(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「GOOD-MY LONELY」

あらすじ

売られた喧嘩は買うのがモットーの瀬那一月は常に敵意むき出しの一匹狼。
そんな一月の前に突如ラークと名乗る吸血鬼が現れる。
「貴様が俺の“食料”か…」といきなり首筋に噛みついた…と思ったら、クソ不味いと地面をのたうち回り――!?

それからも不味いと言いつつも事あるごとに血を吸ってくるラーク。
しかも、吸血鬼の牙には催淫効果があるらしく吸われる度に勃起してしまい…!!

作品情報

作品名
不実で不毛な恋の咬み痕
著者
百合アズル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
ISBN
9784773072327
3.6

(68)

(18)

萌々

(20)

(21)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
239
評価数
68
平均
3.6 / 5
神率
26.5%

レビュー投稿数12

幸せな気持ちに



0

面白かった!

正直表紙の絵とあらすじから、サクッと読んで、二度読みまで行かず一度読んだら満足してしばらくしたら忘れる感じの作品だろうな~と思ってました。すみません。
全然そんなものではなかった。
何と言っても攻のラークが…!!
美形、優しい、恋人を大事にする、強い、でも少し抜けてて天然。
魔族ってこんなの?ってくらい優しく良い奴なのですが、一月にときめいているラークが可愛い。
気に入り過ぎて、既に何度か読み返しています。
この作者さんの作品、もっと色々読んでみたいなと思える作品でした。

0

幸福指南書が要らない理由


1話試し読みのときに見た「人を勝手に不幸扱いしてんじゃねェよ」という一月の言葉が好みだったのと、強い男受けが好きなので購入しました。

ストーリーが荒いかな…とは思いますが、脳内補完が好きな人にはとても嵌まって良いと思います。

幸せな時間が長くあることに重きを置いていたラークが人間になってもいいと思える程に一月を好きになった過程をもう少し詳しく知りたかったです。

ラークの可愛いとか好きとか楽しいとかをはっきりと言葉で伝える様がとても良いと思いました。冒頭では、傲慢で不遜な亜人かと思ったのですが、結構バカで感情をはっきりと伝える優しい人(亜人)で、こういう攻めも素敵だなぁと思いました。



0

テンポを合わせにくい漫才

吸血鬼ですよ。
読まねばなりません。

「屁怒露紅苺」(ヘドロベリー)の刑で魔界から人間界へ送られた吸血鬼のルーク。
彼の唯一の餌である一月(いつき)の元へ落とされたものの、幸福度に左右されるという血の味が最悪。
旨い血を吸うために「一月を幸せにする」と言う強引なルークに振り回されて…。

途中、「一月」と連呼しているルークに対して、「1ヶ月で幸せにしてやる!」と言っているのか、「1ヶ月間、幸せにしてやる」と言っているのか、どっちなんだと思ってしまいました。
変だなと思って読み返したら、「一月」と書いて「いつき」という名前だったんですね。
冒頭で「瀬名」という名字は出てくるものの、「名前を教えろ」の流れからの「一月」呼び。
ルビを見落としていたわたしが悪いのですが、ちょっと分かりにくいかなあと思いました。

ストーリー的には、親に捨てられて孤独だった少年が、吸血鬼との生活を通して「誰かといるあたたかさ」や「自分のことを思ってくれるひとがいる安心感」を初めて知っていくというもの。
コメディ色が強めで、わちゃわちゃしながら2人のこころの距離が近付くのを見守っていくわけですが、テンポが…、合わない。
笑いを狙った流れなのは分かるのに、テンポが微妙に早いんです。
滑舌の悪い早口漫才を見ているかのような感覚?
プロットや設定が頭に入っている作者さんや編集さんには伝わるけど、初読の読者には優しくないコマの省き方や場面転換があるような感じ。伝わりますかね?
万人が同じテンポというわけではないので、このテンポに合う方も絶対数いらっしゃると思うのですが、わたしには合いませんでした。残念。

作画は綺麗です。
ただ毎回、一月のバイト先の店長の登場シーンで、店長がルークに見えてしまって…。
似ているのは、後に明かされる設定から「なるほど」と思えるものの、明かされるまでが長いので、そこまでずっと「ルーク?…ここ、バイト先?あ、店長?」という戸惑いがありました。

萌えやすいストーリーなだけに、テンポが合わなかったのが本当に残念で。
合う方なら、がっちりハマると思います。

0

ん〜〜かわいい!!

商業で吸血鬼物を探していて購入しました。
設定がただ血を吸うだけでなくて、幸せにする!という目的のもと進んでいくのが斬新で良かったですね〜
ところどころ笑える要素もあり、ほのぼのもあり、他の登場人物もいい味を出していて読んでいて飽きなかったです!

1

なんだろう、凄く惜しい!!


キャラ萌え本でしたね。。

ギャグテイストなのは(電子版の)試し読みで分かっていたのですが、ギャグの割合が高すぎて、キャラクターの心情が入ってきにくかったです。そこがすごく残念。

サラッと読むにはいいかもしれませんが、サラッとし過ぎ感も否めないです。

キャラクターの過去もフワッとしていて、余計にギャグが目立ちます。

イラストはとてもきれいです。少し癖があるかな?でも、私は好みの絵柄でした。
ストーリーに入り込めませんでしたが、キャラクター萌えがあったのでこの評価です!

2

人外ケンカップル

ケンカップルと言っていいかな?というぐらい甘い感じですが、人外というのが珍しかったかな。

吸血鬼として受けの血しか吸えないという業を背負いつつ人間界に飛ばされたラーク。受けの一月くんは屈折していてギャンギャン吠えるタイプ。幸せを感じていないとまずくなると言う血を吸わされて、最初は反発する二人です。

しかしラークが意外に世話焼きで、次第に愛される幸せを知る一月。血もおいしくなって丸く収まるのでした。
一月をかけがえない人と思ったラークは、長い吸血鬼としての生を捨てて人間になる、というハッピーエンド。運命の出会いだったのかもしれませんね。

ギャグっぽい感じですっと読めました。

1

可愛かった!

ファンタジー系な作品でした!
が、コメディ要素のあるテンポ感と、絵もキレイで見やすくストーリーも面白かった!
ヤンキーな受けさんがデレてる時、とっても可愛い!
また攻め様は、イケメンなのに性格は可愛いく、完ぺきじゃないところがまたいい!
ジェットコースターみたいな勢いのある作品で、純粋に世界観を楽しめました!

2

最高すぎ…

エロは多めではないですが、、きちんと描かれて、受けの攻めも可愛くてカッコイイです!!!なにより絵がすごくいい!!!内容も面白いです。

お互いを知りながら、共に暮らしてどんどんハマって
「あ、、オレこいつのこと好きなんだ」
キャー!!!!
最終的に「こいつと一生を過ごしたい」「本当に好き」
こんな気持ちがちゃんと伝わって、二人の幸せが感じられます。

余計な邪魔無し、主人公達のきちんとしたハッピーエンド好き、少しコミカルで、あまあまいっぱいなストーリーが好きな方にお勧めします。
ぜひ読んでみてください!!

1

突っ込みとテンポが良くめちゃ面白かった♪

マズイ血(幸せじゃないから)が気になってポチ。
突っ込みとテンポが良くめちゃ面白かった♪
BL吸血鬼にありがちな血の代わりに精〇でも可ではないのが新鮮。
受のツンデレ?も可愛いのでラークに可愛い可愛い言われ続けてほしい。
周りのキャラもナイス。

2

初紙媒体コミックスだそうで

美しいイラストに惹かれてジャケ買い。中の絵も大変美しかった。特に表情の描き方は秀逸。ストーリーも面白かった⋯けど、主要キャラクター2人の背景がイマイチ物足りない。もうちょっとその辺りが丁寧だったら、ストーリーにもっと奥行きが出たんじゃないかな〜?と思ったので、この評価。作画はかなり好みなので次回作に期待しています。

1

ツンデレヤンキーに萌える人外もの

可愛いじゃないか(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
ツンデレヤンキー最高!
人外もののラブコメディです。

訳あり吸血鬼×一匹狼なヤンキー高校生


一匹狼の一月のもとに突然現れた吸血鬼・ラーク。
訳あって一月の血しか吸えないというものの、
その血は〝へドロベリー〟と呼ばれるほど不味くてーー…

突然の登場からの、血が不味くてのたうちまわる吸血鬼(笑)
一月もラークもイケメンなのにコミカルで面白い!
いきなり血を吸って、それが不味いってーーさすがに失礼^^;
どうして一月の血がそんなに不味いかっていうと、
それは一月が幸せじゃないから……
幸福度が血の味を左右するようで、
さらに吸血鬼の唾液には催淫作用があります。

そんなわけで反発し合いながらも生活を共にする二人は、
少しずつお互いを知っていくことになるのです。
一月はまさにツンデレで、
デレた時の表情がかっわいいの(´>///<`)
これには萌えたわ〜♡
ラークは不器用で優しくて世話焼きという、
クールな見た目とのギャップが堪らん!
とにかく、二人のキャラが可愛くてキュンキュンしました^^

デートをした後の血は美味しくなってたり、
ラークに恋した後の血は激ウマになってたり(笑)
血の味で一月の幸福度や満足度が分っちゃうというのも、
分かりやすくて面白かった。 

反発しながらも惹かれあっていく二人が可愛くて、
特にHの時の一月は鼻血ものでした(*//艸//)♡
恥ずかしがって涙浮かべながらイッちゃうのとか最高!
ずっと一人だった一月に、甘えたり頼ったりできる存在ができて良かったなと思います。

人間と交わり人間になってしまったラークでしたが、
限られた命の中で感じる幸福を知って欲しい。
最期に、幸せだったと笑える人生を送って欲しいと思います。 
ラークの妹が一月の身近な人だったり、
ちょっとしたサプライズもありつつ楽しめました。
絵もカッコ良くて眼福!


紙本 修正はトーンと白短冊

9

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