Renta!限定版
『イケメンの先輩が実は童貞で純情でした』と『幼なじみがドMでツンデレなんですが』の続編です。
幼なじみ〜の方を未読のまま読みましたが、読んでからの方が楽しめたなと思える内容でした。
斎条✕橘は付き合って3年目のお話でした。
橘の誕生日に指輪を贈ろうとする斎条のヘタレっぷりを見守ったり、二人の馴れ初めが描かれたり、橘が格好良く同棲を切り出したりと甘々で楽しかったです。
モモ✕雀はモモを意識する雀が可愛かったです。
二人の馴れ初めを知りたいので前作を読もうと思います。
ebookは白抜き修正でした。
甘々でラブラブなえっちばかりで最高でした!
前半は「イケメンの先輩が実は童貞で純情でした」の斎条と橘の3年後。
後半は「幼なじみがドMでツンデレなんですが」の雀とモモの4年後。
時間が経っても、こうして続きが読めるのは嬉しいですね。
前半では斎条(31)、橘(29)、雀(27)。
本編終了から3年経って、すっかり童貞ではなくなった斎条の流れるような手捌きがお披露目されてます。
ただし純情なのは相変わらずというか、30過ぎても夢見がちな乙女のようでした。
タイトルにある通り不器用ではあるけど、鈍感ではないかなあ。むしろ過敏で過剰反応でズレちゃってる感じ。
前作で描かれていた2人の馴れ初めで、斎条から告白してすんなり付き合ったのかと思いきや、告白後のいろいろがこちらに描かれていて、やっぱりそうすんなりは行かなかったんだなあ、と2人の歴史にしみじみ。
ラストはもう早く会社で公表しちゃいなさいな、というくらいあまあまでした。
後半は雀(28)、モモ(22)、橘(30)。
本編から4年経って、同棲生活も4年目を迎えた2人です。
前半のあまあま斎条×橘からも1年。会社で公表、まだですか。
さてこちらのCPはモモの教育実習で、へとへとに疲れたモモにきゅんきゅんが止まらず、実家に帰らせていただきます!な雀でした。
まだまだ子供と思っていたモモの大人な部分が垣間見えてしまったのでしょうか。
「わんこみたいで可愛いなー」から、「好き!猛烈に、好き!」に変化した雀の狼狽振りが笑えます。ビッチから乙女に変身でした。
そもそもモモは年齢よりしっかりした子でしたけど、いよいよ社会に出る寸前に来て、さらに一皮剥けたかな。
4年の教育を経て、言葉攻めをさらにナチュラルに駆使する攻めに成長したモモは見逃せませんよ。
時系列的なことがいつも気になってしまうわたしです。
「イケメンの先輩ー」の本編で、出会いが斎条(25)、橘(23)、当て馬登場時に斎条(28)、橘(26)、雀(24)、出てきてないけどモモ(18)ですよね?
この会社、新入社員は大半が新卒、一部が店舗からの異動ということなのですが、雀は24才で新入社員ということは中途採用?店舗から異動?というどうでもいい疑問が生じてしまいました。
斎条がパーフェクト王子として君臨するには、ある程度の勤続年数が必要だし、その斎条と2つ違いという設定だから、25で新入社員致し方なし。
横に逸れましたが、年表にまとめると何か違和感…。
ある年の秋 斎条、橘、付き合い始める(服装から判断)
その翌年の春 雀、入社
その翌年の冬 モモ、雀に告白する(服装から判断)⇒橘、モモの相談相手に就任
こう考えると、この2CP、交際期間が1年ズレてないとおかしくないですか?
でも「付き合って3年」の起点が斎条(28)、橘(26)なんです。
はっ、こういうことか。
出会う 斎条(25)、橘(22→23になる年)
↓ 《 楽しい友人期間》
付き合う 斎条(28になってる)、橘(まだ25)
↓
橘、26才の誕生日 斎条(28)、橘(26)
↓
雀、入社 斎条(28)、橘(26)、雀(24)、モモ(18)
↓
モモ、雀に告る 斎条(29になった)、橘(26、7)、雀(24)、モモ(18)
↓
本作前半部分 斎条(31)、橘(29)、雀(27)、モモ(21)
↓
本作後半部分 斎条(32)、橘(30)、雀(28)、モモ(22)
つまりここまでして分かったことは、斎条の誕生日は春で、橘の誕生日が冬だとして、雀とモモは早生まれ。
何だか疲れた…。裏付け命な文系の成れの果てがこちらです。
シリーズものの第二弾!
今回も可愛らしかったです♥
非童貞になった斎条先輩ですが、相変わらずヘタレっぷりが可愛い(攻)
そしてやっぱり後輩の橘くんの方が男気あって尻に敷かれている感じですが、ラブラブなのでこのポジションは変わらないんだろうなw
今回は指輪を渡すために斎条さんがアレコレ画策する訳ですが、考えすぎて橘くんを怒らせてしまったり…もうヘタレなんだから♥
指輪騒動に加えて斎条さんに告白された頃の橘くんの心情も読める
今回も甘々でほのぼのHなお話でした。
同時収録はモモ×スズメの幼馴染カプのその後のお話。
大学卒業間際、教育実習真っただ中のモモ…DKから大学生に。メチャいい男に育ちましたねえ♥イッケメーン✨
シリーズものの後日談です。野花先生の前作を読んでからの方が分かりやすいかもしれません。でも、設定自体はシンプルなので未読でも大丈夫かな、と思います。
職場の先輩後輩CPの伊吹と大和。
伊吹はちょっとヘタレですけど、仕事が出来るイケメン過ぎる人なんですよね!前作では伊吹は大和で脱童貞していますよ~!
大和と伊吹の付き合ってからの日々のすれ違い。とはいえ、痴話喧嘩ですよ。ほんと、結局は互いが好きすぎる2人の現在を確認しまして、なによりでした。大和のツンがマイルドになっていたかも。
そして、同じ職場に居る元ビッチの雀。
こちらが変わりすぎていてびっくり。
雀ってば、結構ビッチかつMっ気有るキャラだったんですよね~!
今や、幼馴染みで年下のモモとめちゃくちゃ恋人らしくなってる~!モモが大人っぽく格好良くなっていました。雀が、モモ禁(自らです。成長してるよ!)しているのとか、健気だった。
どちらも、優しい後日談です。私は、モモ雀CPが好みでした。
「イケメンの先輩が実は童貞で純情でした」の後日談3話と描き下ろし、
「幼なじみがドMでツンデレなんですが」の後日談2話と描き下ろしです。
どちらも本編を読んだ方が楽しめますよ。
★イケメンの先輩が実は不器用で鈍感でした★
交際して3年経った斎条が橘と誕生日デート。
ヘタレ斎条が今日こそカッコよくキメたいと、指輪を渡そうと計画しますが、
指輪を渡すタイミングで頭が一杯、ずっとデートは上の空になり、結局翌朝を迎えて愕然。
上手くいかないだけでなく、何故か不機嫌な橘…
それ以降も避けられてしまい、何とかしたい斎条ですがすれ違ってしまう。
3年経ったからこそ、もっと伝えて欲しい気持ちになる橘の気持ちが良く解る。
そして、職場でカッコいい王子の斎条さんが、橘の前では上手くキマらないヘタレ感がいいわ。
キマらないからこそキメたい斎条さんの気持ちも、解らないではないんですが、
橘の前では素のヘタレでいて欲しい。
そして、今回は喧嘩だけでなく、付き合う前の告白シーンが…。
既に恋人同士から始まって、脱童貞に必死だった前巻、そういえばなかったと今回気づいた。
斎条に告白されたノンケの橘が、思いの外葛藤していたんですね…
斎条視線で見るとせつないのは勿論ですが、橘の心情もけっこうせつなくてキュンでした。
電子描き下ろしが大好きな斎条さんのゴムネタなんですが、これって3年後の今も?
セーフセックス頑張って斎条さん!
久々に前巻から読んだら、斎条さんが可愛くて堪らなかったです。
★幼なじみがキラキラで辛いんですが★
高校生だったモモが大学4年でリーマン雀が28歳、同居生活4年の二人です。
小学校の教育実習で忙しいモモが、雀とイチャイチャできず浮気しないでと不安そうですが…。
モモの成長にも驚きですが、雀の下半身の落ち着きに驚くわ。
心が満たされているんでしょうね…。
モモの軽い言葉責めだけで充分気持ちよくなれるなんて、雀はドM返上かな。
しかも、ツンデレもツン減りで、モモの愛で丸くなったで雀でした。
描き下ろしエッチがtnk縛りでドM雀が拝めて嬉しかった~。
カバー下漫画はモモと雀があまいですよ、お見逃しなく。
個人的には表題作の前日章がけっこうシリアスモードで好きです。
2作品とも、ご褒美アマイチャが楽しかった。
※シーモア:修正は白抜きです。