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表題作アダムの肋骨 2

色織玲生
一羽(他,多重人格者)
広瀬悠真
26歳,テーマパークのスーツアクター

同時収録作品アダムの肋骨

リアン・W・ベックフォード
28歳.光太郎の助手
東光太郎
38歳,精神科医

その他の収録作品

  • 時は愛なり
  • あとがき

あらすじ

遊園地ドリームパークで働く広瀬悠真は、同僚でルームメイトの色織一羽から熱烈に愛されている。
でも、一羽の中には繊細なカズハ、強引なレイの他にもジロウ、ミカ、シキ、イツキという複数の人格が存在していた。
それはどれも虐待を受け傷ついた一羽が自分の心を守るため、生みだした人格だった。
そして、そんな一羽を慰め、助けてくれたのが、偶然出会った幼い悠真だった。
悠真を自分のものにしたい──
そう願うカズハとレイに、どちらかを選ぶことなんてできない悠真。
三人の想いの行方は……
恋と愛と魂の救済の物語、完結!

作品情報

作品名
アダムの肋骨 2
著者
みちのくアタミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813032564
4.3

(220)

(125)

萌々

(59)

(25)

中立

(8)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
26
得点
944
評価数
220
平均
4.3 / 5
神率
56.8%

レビュー投稿数26

No Title

遊園地で着ぐるみのリッキーとして働く悠真は、誘拐犯から子供を一緒に助けた同僚の一羽と社員寮のルームメイトに。ところが穏やかで真面目な印象だった一羽は、急にまるで別人のような態度になって…。
多重人格がテーマの今作、一羽の中に存在する沢山の人格たちとそれが生まれる事になった背景が切ない。そして悠真との子供の頃からの繋がり…。
多重人格は問題が解決できると人格が一つに統合されると言うけれど、それぞれが愛おしくて特にカズハが消えてしまう時には涙が止まらず。。。
同じ体なのに、別人格とセッすると浮気してる事になる不思議な感覚!
一羽を守りたいと思った悠真、レイの中でカズハもみんなも生き続けて丸ごと全部で抱きしめ合える。
温かい気持ちになれるとっても良いお話だった。あ、しっかりエチは濃厚です!

0

No Title

みちのく先生の絵がとにかく好きですね。
わりとがっちり(ムキムキバキバキではない)、
むっちり感もあって。
局部の描写もギリギリまで見せてくれるけど
美しいです。

主人格はレイかカズハか!?
どちらも悠真のことが好きで、
悠真もふたりに惹かれているけど
やっぱりそういう意味で好きなのはレイだ、と
カズハが挿入する直前に気付く…!
え!このタイミングで拒否しちゃって
そのあとカズハと微妙な空気になるんじゃないの~とヒヤっとしました。

最終的にはレイにみんなが溶けた感じで
おだやかにまとまりました^_^

0

泣けた!

1巻のレビューでも書きましたが、絵が綺麗でストーリーに引き込まれました!
ストーリーが深くて、途中泣いてしまった!
BL読んで久々に泣きました!
とっても良かったです!

1

完結

そなるかー
そうなっちゃうかー(´・ω・`)
なんかハッピーエンドなんだけど
受同様、少々気持ち複雑よね。
たくさんいた人格はその時に応じて必要だったから
生まれた人格。
それぞれの想いと旅立ちと。
なんやかんや1番強そうな子が1番弱いのちょっと萌えた(笑

実質3pの入れ代わりプレイ
なかなか特殊で凄く良かった!
いつのまにか意識共有してる風なのも
翻弄されて、されるがままの受も
なかなかにハードで好。

おじさんカプが
今回は控えめなのが少々残念だったかな
番外編で別途読めることを期待

1

納得の結末と少しの物足りなさ

続きを楽しみにしていたアダムの肋骨をようやく読了したのでレビューします。

前巻の最後で、本当の主人格は誰なのか、受けはどちらの人格を選ぶのかという問題を提示していましたが、2つとも今回の巻できちんと答えが出されました。
受けがいずれかはどちらかの人格を選ばなきゃいけないのは分かっていても、本当に受けがレイの方を選んだシーンはカズハの気持ちを考えるととても切なかったです。今までたくさんの三角関係モノを読んできましたが、この当て馬の失恋が一番辛かった。カズマにとってはただの失恋じゃなく、自分が選ばれなかったということはある種自分の"人格"を否定されるのと同じことだから。
それでも、全ての人格がいなくなってもレイの中に生き続けている、と言う落とし所は上手いなと思いました。

ただ一つ物足りなかったのが、せっかくの多重人格と言う設定がそれほど掘り下げられなかったところ。特に二つ目のチャラ男の人格なんて主人公とほとんど喋ってなかったし、2巻で終わるんじゃなくて4巻くらい続けてがっつり他の人格も掘り下げて欲しかったかな、と思いました。ただBLというジャンル上それも難しかったのかなというのは作者さんのあとがきからも受けとれますが。

1

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