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シリーズ第2弾。
時間の流れとしては前作「やさしく殺して〜」のその後で、
メインは次期一ノ瀬組組長の響と、
モグリの医者で室生と旧友の仲の優哉という歳の差カップルでした。
あまり歳の差は感じなかったですけど。
それにしても響と優哉はちょっと面倒くさい2人でしたねー。
響は題名の如く獣のような奴で、
優哉は性にも恋愛にも自分にも割り切ったタイプ。
それでもって6年間セフレという関係で落ち着いちゃってるので、
いまいちお話が最初から進み辛い関係。
まぁそこで響の次期組長就任って問題が2人が避けてきた部分を突きつけてくる訳ですけど、
うーん、なんかお話が解り辛かった。
いや、解り易いんだけど、いまいち面倒くさいというかはっきりしないというか。
もうちょっと響の幼さとかまだ覚悟が決まってない部分が書かれてたら、
違ったかなーと思いました。
やっぱり今回は響の軸の部分が話の軸だと思うんですけど、
そこがふわっとしてるので、全体的に話もふわっとしちゃった
っというのが印象でした。
でもま、最後は室生の思惑通りなのか逆なのかの2人の覚悟が決まったので、
前作同様この2人も恋人になってからの方が読んでて楽しいかも。
私としては、いっぱい世間の荒波に揉まれて、
なんだかんだあっても、
やっぱり最後は来世も一緒になるであろう強固な大人のカップルに成長して欲しいなーなんて思います。
今回もしっかり前作のカップル、菜央と室生も出てきました!
ちゃんと2人のシーンもあるし、読んでて楽しい。
仲良くやってました!
読んでて楽しいのは菜央と室生。
お話も前作の方が楽しかった。
でも個人的には響と優哉の方がこの先どういう風になるのか楽しみで、
先が気になる、恋人になってからの方が面白そう!なので、
評価は2人への応援込めて萌×2にしました。
次作でこの2人の今後がいっぱい出てくるといいなー。
次作は彗と橘。
橘も面倒くさそうだなー(笑)
あの癒しの象徴、彗がどうなるかも楽しみです。
シリーズ2作目。
モグリのお医者さんと、野獣としか言いようの無い一ノ瀬組次期二代目の年下攻めカプ。
前回主役の一人だった室生の友人でもある「優先生」。室生のつてで医師免許を持たぬまま、モグリのお医者さんしてます。そこにお手伝い行ってる室生の恋人奈央くん。
室生がお目付け役してる「響」と、一卵性双生児の彗くん。彗くんの思い人で刑事の立花さん。相変わらずの面子がそろっております。
今までは体だけの関係だったのに、急に暗雲がたちこめます。
ヤクザの跡目ともなればうかつな動きは出来ないって事ですね。
前回、跡目争いをして潰した残党狩りをしてまわる響。
怪我の手当てをしつつ二人の関係の微妙さに気が付き、優先生が別れをきりだします。
そんなん響が納得するわけないですね。
むりやりキスしてしまい、お互いの気持ちはぐーらぐら。
響は彗くんに諭され(あおられ?)もっかい優先生のもとへ。
まるで新聞の勧誘を断るかのように追い払われかけますが。
とうとうと諭されますが、野獣の耳には納得できません。
台詞がいいなぁ、この世界ならではの悩みが凝縮されてます。
「お前が、俺に惚れなければ良かったのに」
「俺も…おまえに惚れなければ良かった」
この台詞にブチキレて優先性に怪我をさせてしまう響。
図星だったのね、でもまだわかってないのね。
その後、優先性の過去が奈央ちゃんに明かされたり、拉致られた…?り。
展開がめっちゃ早く進みすぎて、ちょっとついてけない部分が。
響が意外な行動取って、□○×△押して→↓←押したようなコンボを食らいました。
その後の短編、最初の台詞に吹き出しました。
なんだかんだ言って、ヤキモチ焼きの甘甘カプばっかです。
今回は金ひかるセンセのイラスト、けっこう激しいです。
優先生は何気に色っぽいし、響は思ったとおりの男くさい野獣だし。
三組のカップルの中で一番激しい表情のカップルを描いていました。
次回はほんわかカップルのお話。作者いわく、「ロミジュリ」なんす。
私は、確かにこのシリーズが神奈木さんでは唯一好きなんですが、あくまでもメインCPの室生×菜央が好きなんですよ。これは、前巻(室生×菜央)とは別CP・室生が仕える次期組長・響(攻)と、室生の友人でもあるモグリの医者・優哉(受)がメインになります。
私は優哉(受)も別に好きではないんですが、とにかく響(攻)がダメでした。まったく受け付けません。
まあ、もともとヤクザものは好みではない上、年下攻も苦手な方ですので、そう思えば合うはずがないんですけどね。
あえて言うなら、2人の『ラブ以外』の部分は、結構面白かったですね。もういっそのこと、前巻の(そしてシリーズ通してメインの)室生×菜央の後日談として読んだと割り切ったら、それなりに楽しめました。
あくまでも響×優哉のストーリーとしてなら、『中立』でもいいくらいです。↑の通り、室生×菜央の後日談としての側面での『萌』ですね。