【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
「お前のこと好きだからお前のこと考えながらオナニーしてたけど、気にせず今まで通りの友達付き合いでよろしく」…って、一体どういうことだよ!?
若干人の心が解らないめの海✕モテる陽キャで内面可愛い春。という幼馴染男子高校生ズのBLです。
ひたすらDKの青春BLの王道のど真ん中を行く作品です。タイトルに反してあまりすごい事は起きません。一つ一つお約束を踏襲していきます。
ビジュアルといいストーリーといい、いかにもな感じなのですが、この手の話につきものの、自分一人でネガティブマインドをぐるぐるこねくり回した結果破局しそうになるという大ピンチが、案の定起こりはするものの、なんかさっぱりしてる!
というのも、春の頭の中がめっちゃフワフワしてるのと、海に人の心が乏しいめなので、悲壮感が出ないんですね。
そうして、嫌な気持ちにならないまま快適にサクサクと読んでいって、このまま恙無くラストかなぁーと思ったら、まあ!
何の前触れもなく海が春の◯に◯◯を◯◯たので、えぇーーーー! ってなって。
あなたそんな事しちゃうの!? マジなの!?
唐突なドラマチックに萌え転がりました。なにこれ可愛い。
可愛いといえば、時々コマの枠外に作者さんの手書きの一言が書き込まれているのですが、それが実に味わい深くて。さり気ない一言なのになんでこうじわじわくるのかなと。
ごく普通のDKもののBLなんですが、最後まで読んで振り返ると独特の雰囲気のある作品だったような気がします。
とにかくDKの青春BLを浴びるほど読みたい! という気分になった際には外せない一品かと思います。
これの前に読んだのがいい話すぎて期待はずれな感じになりました。読み直したら、普通に等身大の男子高校生で、現実にもいそうな感じのいい子でした。でも色々と気になるとこは、やっぱり気になる。
まず等身大だなと感じたのが、あすかが借りた体操着を投げて返すところ。普通の男の子っぽい感じがしません? この辺りから、現実にいそうな普通のキャラのカプな感じがしたんですよ。
最初の印象では、攻めがとってもいい子で受けをめっちゃ尊重するタイプだと思ってたんです。いやまぁ尊重するけど、一度読んだ後だとちょっとヘタレに感じたんですよね。今の関係が壊れるのが怖くて、「好き」が言えずに踏み出せないタイプ、みたいな?
あすか「オレだって海とエロいことしたい
けど 海の、、、デケェだろっ…」
あすかのセリフから、アレが大きいということは準備に時間と手間がかかるし、一人では大変だから海も手伝ったりとかするのでは?とか期待したんですよ。だって、それまであすかの気持ちを大事にしたじゃん? あすかの気持ちを大事にしたなら体も大事にするよね?! だからあすかの洗浄を待った後、拡張作業を手伝ったり素股とかしたり、それが出来ない日は兜合わせとかするのでは?とか期待したのよ。すっごく。なのに、なかった。そういうの一コマ分もなかったんだよ…。なぜ…。a(゚Д゚l||l)。o
妄想を広げすぎた私が悪いのか。でも一気に読めなかったんだもん。๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
準備は一人であすかがして終わり。海の家に行ってえっちしてハッピーエンド。まぁまぁ普通に納得のエンディングだけども。
でも最後の「あすかはパン屋になる」って何よ。その自信はどこから来るのよ。あすか的には将来決まってないって言ってるのに。決めつけてるのは嫌だな~。
いろいろとひっかかるところはあるけど、まぁそれなりにハッピーエンドでした。個人的には納得いかないけど。
初読み作家さんでしたが、可愛いらしい表紙絵に惹かれて購入しました。
なんと!表紙絵通りの可愛さっ!!
クールでむっつりな海(攻)×ちょっとおバカ陽キャでモテる春(受)の男子高校生幼馴染のお話。
きっかけは王道。海が春の名前を呼びながらオナニーしてるところを目撃してしまって〜からの、お付き合い、初エッチまでの2人の馴れ初め。目新しい展開はないものの、可愛らしい絵柄がキュンキュンさせてくれるラブストーリーです。
ただ、たまに髪色の描き方が変わるので、分かりづらい部分があったのが気になりました。
新鮮さを求めてる方には物足りないと思いますが、王道物が好きな方にはオススメです。
ほのぼの日常系のお話で、とても可愛いDK同士のカップル。絵と雰囲気とキャラクターが魅力的で好き。ハマるタイプの作風でした。
海の片思いから始まって、とりあえずのお付き合い。それでも期待しちゃうあすかにキュンとしました。拒否られて泣く場面が辛くって。その後のあすかの告白は不思議がいっぱいで、ずっと好きだったのが伝わるあすか側の描写が欲しかったです。
後半はDKカップルらしい進路問題と初H。長期連載なら一巻ずつ使うところを一話ずつでやっていった感じで、早送りっぽさがあります。大筋は全部ベタでした。
ストーリーは上辺をさらっと軽く流した印象なんですが、キャラの表情での伝え方がすごく丁寧で、淡々とした中に温かみもある空気感と相まって、充実した気分を味わえました。満足度が◎。
タイトルが合ってない点は残念かな。
次回作も気になる作家さんです。