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シリーズ累計100万部突破!(電子書籍含む) リミット編、いよいよ完結――。
リミット編完結おめでとうございます。
BLに限らず恋愛漫画にすれ違いネタは付き物ですが、ここまで"互いを想い合う"からこそのすれ違いに焦点をあてた作品はなかなかないのではと思います。
太一と航平だけでなく、千葉さんとリュウ君、犀さんと大学時代の聾の女性。
航平もリュウ君も犀さんの元恋人相手も相手が大事だからこそ、"聴こえない側"に巻き込みたくない。相手の負担になりたくないと思ってしまい、距離を置く選択肢を選んでしまうのが切ないです。
リミット2巻での「こんな迷惑ならいくらだってかけろよ」の太一の台詞にある通り、太一は航平のことを負担だなんて思ったことないんですよね。むしろ、距離を置かれその"迷惑"から蚊帳の外にされてしまうのを寂しい(人工内耳の相談をされなかったこと、フットサルサークルに参加したことを知らなかったこと)と思っているんです。太一がここまで航平のこと想ってるのに〜!!とかなりヤキモキしてしまうんですけど、航平が距離を置いてしまう理由も分かるからとても辛い。
また、太一のおじいさんとの会話で「自分も太一の支えになれていた」と気付き泣いてしまう航平が本当に可愛いです。そうだよ!太一は「航平がいるから頑張れる」って思ってるんだよ…。物理的なものではなく、航平の存在は太一のこと精神的に守ってるんだよ…。航平が少しずつ「太一のそばにいるのが当り前」と思えるようになることを祈っています。
あと私は、太一が航平の笑顔が好きな設定がものすごく好きで、無印本編の「航平がすごく良い顔して笑うのをみんな知らずに置いてけぼりにしたんじゃないか(意訳)」とか幸福論の「航平が笑える世界にしたいからsignに入社した(意訳)」とかリミット2巻の久しぶりに笑った航平を見て嬉しさを感じ「もっと見たい」と思うシーンが滅茶苦茶お気に入りなので、今巻の「あいつが笑ってくれたら(傷なんか)一瞬で治る」で萌が爆発しました。
描きおろし最後の航平の笑顔が私の粗末な語彙力では表せないぐらい可愛くて、本当に航平の笑顔の破壊力はヤバイな〜!と太一に共感しつつ更に萌が爆発しました。描きおろしは普通にBがLしてましたし、航平と太一がいちゃいちゃしてる…と腐女子なのに親みたいな目線で読んでしまいました。
続編も決定してるそうで本当に楽しみです。リミット編は太一のもぐもぐ顔を見て頬を緩める航平が少なかったので、次作は二人で仲良くお弁当つついてほしいです!やっぱりこの二人といえばお弁当なので!!
この二人の話がもっともっと、もっと見たい。
ずっと二人が「当たり前」を築いていくところを見ていたい。
2巻でほんとにどうしよう助けてくれ〜~って読みながら泣いていたけど、
本当に互いのことを大事にしてることが互いに通じて良かった……………
優しくて温かい二人の世界が大好きだよ……………
本当にBLとか抜きにして全世界の人に読んで欲しいって毎レビューで言ってる気がする。
人と生きていくってこういうことだよって答えが全部詰まっていると思う。
恋とか、好きとか、そういうの抜きにして、こんな風に思える人と出会えた二人ってこの世界で1番最強じゃん絶対………
これからも見守りたいです!
大好きだーー!!
このシリーズを読んで、段々と聞こえなくなる当事者の気持ちを少し理解することが出来ました。
私のいとこ、姉弟二人が高校を卒業するまでに耳が聞こえなくなっています。
今は、男性の低い声でゆっくり話すと少し聞き取りができる程度です。
聞こえなくなったことを理解していても、段々と聞こえなくなる当事者の気持ちを慮るところまで考えなかった、というか思いつかず慮りが脱落していたことを、このシリーズを読んで気づきました。
どんな気持ちでいとこ達が居たのか、今更ながら想像すると切ないです。
そういえば、そのころの従妹は健常者だけの一般校を不登校していたな~・・
障害を持つ本人が望むのは同情ではなく、求めた時に手を差し伸べること。
本人が望まないときに手を差し伸べると、本人に拒否られてしまう。
健常者と同等に、他人の手を借りずに生活を支障なく自立して生きる事ができる、環境やツールを得ることで本人の心が随分軽くなるようです。
自分が誰かの負担になって生きていると感じるのが辛いからです。
そういう意味でパラリンピックは、筋電位義肢など、メーカーの技術の競い合いの場にもなっているので、有意義だと思います。
このシリーズだと、フットサルを障害を持つ人達がどのように楽しんでいるのか、が描かれています。
差別ではなく、区別が必要で、状況に応じた環境支援を本人が苦痛を感じないように求める時に支援を提案したり手助けして、やりたい事を望む時に自立して行い生活ができる支援を当たり前にできることが出来たら、お互い負担にならない理想だと思いますが、現状は中々難しくて、支援される側もする側も、理解が必要だなぁ・・と読後に思いました。
上手くまとめられない文章になりましたが、このシリーズは、障害を持つ当事者がどう思っているのかを探る展開で、今までの視点を変える一石を投じる作品になっていると思います。
同性の恋愛は、ストーリ―の添えかな?BLでなくても良い内容だと思いました。
これからも様々な苦難があるかもしれない、けれどこの二人ならきっと乗り越えていけるだろう。そう思える温かい作品だ。
次シリーズではこの二人のより恋人らしい話が読めるらしい…!今からすでに楽しみだ
実にもどかしかった〜〜〜!
そして読み終えて今、感動の一言に尽きます!
長いすれ違いから二人の信頼感が取り戻された瞬間のこの感覚!
いや、そのすれ違いこそがこの話の醍醐味で本当に味なんですけど。(笑)
「やっと二人に笑顔が…!」
と感動で胸がいっぱいになりました。
八斗ヶ島での二人を見ているとすごく癒されました。やっぱりお互い想い合っていることが通じてるっていいですね!
これから二人がイチャイチャしてるところをもっと見てみたいと思いました。
こんなにキャラクターが濃く深い作品に出会えてとっても幸せです。
個人的にはマヤちゃんたちのその後とか、千葉さん(兄)の恋愛模様とかが気になって仕方がないです。
これからも無印から何回も読み返したいと思います。