• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ひだまりが聴こえる

杉原 航平、難聴の大学1年生
佐川 太一、杉原の同級生

その他の収録作品

  • 今はまだ道の途中
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:【無題】お弁当の話

あらすじ

―――あいつ、耳聴こえねーの?

難聴せいで何かと誤解を受け
周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、
いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で
思ったことを何でも口にする彼から
「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」
と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。

友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。

突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

2017年には航平役・多和田秀弥、太一役・小野寺晃で実写映画化された。

作品情報

作品名
ひだまりが聴こえる
著者
文乃ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
ISBN
9784829685617
4.3

(795)

(475)

萌々

(179)

(83)

中立

(31)

趣味じゃない

(27)

レビュー数
82
得点
3371
評価数
795
平均
4.3 / 5
神率
59.7%

レビュー投稿数82

無理でした!

萌えるか以前に、この作品の世界と登場人物が苦手。

太一は思うままに行動して、言いたいことを言い、平気で人を殴る。貧乏でアルバイトしてるのに、クビになったら困るとか葛藤もしない。
航平とマヤは、自分の都合ばかりで、相手に伝えようとしない。知り合いに片耳が難聴の方がいますが、初めに、耳が聞こえにくいので、こういう風にして欲しいと説明してくれましたよ。
主要キャラ以外も単純に性格が悪い、おかしな言動が多くて、そんなことある?の繰り返し。航平視点でなくても向こう側は嫌な世界で、その度に、太一は特別みたいになって違和感。
ノートテイクも太一がすれば下手でも特別、太一が好きだから太一にして欲しい。結局、恋愛感情?そもそも、航平の過去のノートテイカーは変人しかいないけど。
BLにしたのも失敗だと思う。いきなりキスしたのは、航平が嫌った女性たちのセクハラと変わらないのでは?いくら太一が鈍感でも良くないでしょう。

あとがき読んで、書きたかったのはBLじゃなかったと知って。難聴というテーマで、後付けでBLにするって難しいと思います。穿ちすぎかもしれないですが、予期せず高尚BLと評価されて作者さんも荷が重いかも。

色々書きましたが、私には合わなかった!というだけです。自分、ひねくれてるのかな汗

3

心を開くまでの過程が尊い

すごく良かったです!感動しました。

突発性難聴で上手く周りと馴染めない航平と馬鹿みたいに明るく思ったことをなんでも言う性格の太一のお話です。

今までの経験から周りとの壁を感じ、自ら周りと一線引いてる航平が馬鹿正直な太一と出会って徐々に心を開き、すれ違いはあるものの距離が縮まり最終的には少し明るくなるまでの過程がすごく良くて…

あとがきであるように確かにBがLする部分がかなり少ないというかほぼないので、そこは好みかな〜と思うんですが個人的には着実に2人の距離が縮まる感じが最高でした♩

0

心が温まる

あらすじにある通り難聴の男の子と何事に対してもまっすぐな男の子の話。苦労ゆえにあまり周りに心を許していなかった航平が他人のことに全力で向き合って理解をしようとしてくれる太一と出会うことで自分の人生が難聴になってしまったとしてもいいものであると感じることができる。航平はわかりやすく太一のことが好きであるが、太一は超絶鈍感。そんなところも可愛いながらもすれ違いがあり、、。互いの好きを大切にする心温まる素敵なお話でした。

0

No Title

あまりのレビュー数に、これは読まねば!と
遅ればせながら。

おお……
これはまたハートウォーミング系BL。
キ、キッスが1回です、1回きりです。
それがまた尊いのですが。

あとがき見て笑っちゃいましたw
担当さんに「ボーイズをラブさせてもらえないでしょうか……」と言わしめた先生w

耳が聴こえにくい航平と、底抜けに明るい太一は同級生。
航平の持ってくるお弁当と引き替えにノートテイカーになる太一。

じっくり丁寧にふたりの学校生活が描かれていて
あったかい気持ちになる1冊。

エロはありませんよ!!w

0

温かく切なく

こちらのシリーズ、2冊目までで離脱してました、、メイトさんで新刊を見かけ、そういえば電子で買っていたな…と思い、読み返してみることに。

…いや、めちゃいいよ。。深いよ。。

自分が経験したことのない境遇とか、体のことに思いを至らせ、他者を思いやる。
言うのは易し…だけど、実際これって本当に難しいですよね。

聞き返されるのが面倒で「あ、いーやいーや」てなっちゃうのなんて、自分も実は過去にやったことある…と思い当たって恥ずかしくなり、改めて気をつけよう、と思いました。

ノートテイクも、社会人になってからとある講座に通った際にやったことがあるんですが、めちゃくちゃ難しかったな、、というのを数年ぶりに思い出したり。

航平が現在進行形で感じている孤独感や寂しさが身につまされるというか、心をキュッと掴まれ捻られたような痛みを感じて、やるせない気持ちになりました。

そして、一見ガサツでやんちゃな太一が、本当に素直でいいヤツで…!
航平が心を開くのが分かる。。裏表のない、愛すべき存在。

BL的な萌え、ラブイチャがないのはちょっと残念だけれど、その残念さをカバーする深みのあるお話だと思いました。

これからちょっとずつ、じっくり続編も読んでいきたいと思います。

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP