ひだまりが聴こえる

hidamari ga kikoeru

ひだまりが聴こえる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神413
  • 萌×2160
  • 萌75
  • 中立29
  • しゅみじゃない23

--

レビュー数
71
得点
2959
評価数
700
平均
4.3 / 5
神率
59%
著者
文乃ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
ISBN
9784829685617

あらすじ

―――あいつ、耳聴こえねーの?

難聴せいで何かと誤解を受け
周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、
いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で
思ったことを何でも口にする彼から
「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」
と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。

友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。

突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

2017年には航平役・多和田秀弥、太一役・小野寺晃で実写映画化された。

表題作ひだまりが聴こえる

杉原航平
佐川太一

その他の収録作品

  • 今はまだ道の途中
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:【無題】お弁当の話

レビュー投稿数71

BLみが..

映像化されるくらい有名な作品なのでかなり前に読みました。内容をうっすらとしか覚えていなかったので再度読み返しました。エロがないBLを読みたかったので。
ただ他の方も書かれてるようにBLみはあまり感じないですね。
なので萌えとかも感じなかったです。
というより私は主人公の二人にあまり魅力を感じなかったので萌えを感じなかったのかもしれません。
続編でもう少しBLみがあるのでしょうか。
続きを読もうかどうか迷います。

0

あまりにも好き

最高です。内容はネタバレになるので記載しませんが、切なさやもどかしさがとても上手く表現されています。

今までこんなに純愛で素晴らしい商業BLを読んだことがなかったのであまりの衝撃に卒倒するかと思いました。

えっちなシーンはないので、ピュアなBLが好きな方はもちろん、BL初心者の方にも強くオススメしたい一冊です。

この作品に出会えてよかった。と心の底から思えます。
記憶を消して何度でも、何度でも読み返したい作品です。

0

キュンキュンしたい方に♪

難聴の航平とめっちゃ明るい太一。
大学生の二人の友達よりちょっとだけ思いが強くなったくらいのお話。

R18 シーンがないのでそれ目的の方には向いていないかと思います。
が、逆にそれは苦手、キュンキュンしたい!という方には向いているかと思います。
私のように、雑食系でピュアもエロもいける!という人には、もちろんOKなお話だと思います。

友達なんだけれど、普通の友達よりほんの少し特別。この『ほんの少し特別』が少しずつ大きくなっていくお話。
「ああ、もうっ!」みたいな切ない感じが好きな方に、お勧めしたいです♪

0

ちゃんとLOVEだと思う

エロなしBLの代表作。
やっと読みましたが、評判通り良かったです。
てかBLってやっぱHが無いとダメなんか?最低でもキスは必要?
個人的には男子が男子を恋愛感情で好きって思ったら、それはもうBLなんではないかと思ってるんでちゃんとBLだと思うんですよ。

難聴でゆっくり喋ってもらったり、口の動きで理解できる航平は、健常者と障害者どちらにも属せずに孤独の中で居たけれど、太一と出会って心を開きはじめるお話でした。

薄暗い部屋に一筋の光が差すみたいな太一の声がひだまりみたいな明るさと暖かさを表してるんですね。
他のどんな音よりも太一の声は聞き取れる、そんな航平の気持ちが太一に向かっていく過程にときめきましたし、それなのに太一の声も聞こえなくなっちゃうのかな…ってとても切なくなりました。

出てくる女子が軒並みやな感じの子ばかりでげんなりしましたが、航平のお母さんはいい人そうで良かったてす。
続編も楽しみに読みます。

0

タイトルがぴったり。

ほんとうに、タイトルが優秀すぎて感動しました。
"ひだまり"って言葉のように、暖かい作品です。

0

これが優しさか………

世界一優しいBLです。あまり肌色の出ない作品なのでBLデビューにオススメ。
友情を超えて愛情に移る描写がなんと美しいことか…同性愛、身体障害者、身体障害者の家族、障害者へのサポートなど、様々な視点があり学ぶものがたくさんありました。彼らの悩みや、その悩みにどう向き合うかなど、とても良質なBLです。全世界にオススメ。教科書にしてほしい。
障害者に対する制度や偏見などもどかしい部分がとても多いですが、ふたりがこれからもっともっと幸せになることを祈っています。

0

神に限りなく近い萌2

ずっと読みたかったシリーズもの、やっと読めました!

先生の初単行本なんですね。
デビューからこのクオリティ、すごい。

何かと細かいとこが気になったり、好き嫌いが激しく一言多い私ですが、本作は文句のつけようがないのではないでしょうか。偉そうにすみません。
(厳密には、絵の安定さとか細かいことを言えばあるかもだけど、そんなの気にならないレベル。内容が断然いいし)

まず、表紙がいい。
これは初夏かな。
若い2人のみずみずしいお話だと、ひとめでわかる。

冒頭、バイト先でトラブルを起こしてばかりだからなかなか雇ってもらえない太一のエピソードなのは、言いたいことやりたいことは我慢しない太一の性格を最初に教えてくれているんですよね。

で、航平と出会い、話が進むわけですが
航平のターンがそこまで陰鬱ではなく、思春期でもあるし、そうなるよね、と共感できる描写でした。

航平が太一の影響を受け、閉じこもっていた部屋から顔を出す……カーテンを開けて外を見るコマもいい。
航平の精神的閉じこもりはもっと長引くかと思いましたが、早い段階で太一に心を開いたのが心地いい展開です。
(当初は1巻完結の予定だったから?テンポ良く進んだのでしょうか)

ハンバーグのことを
「結婚したいくらい好きだ!」
の太一の無邪気さに笑ったけど、航平の
「…よかったね」
にも笑ってしまったw
そこ、笑うとかツッコむとかしないんだなと。

高架下で雨宿りしている場面も好きです。
うん、好きだよ
もだし、
太一の「おいしい」が聴こえなくなるのはやだなぁ
もいいし、

今までは諦められたのに
今度だけはだめだ

ここがとてもいい!
航平がこんな気持ちになったのがうれしいし、自分の気持ちを認めているのがいい。

他の音は聴こえなくなっても太一の声だけなんではっきり聴こえるんだよ…
と涙する航平、切ない。

航平に、ちゃんと伝えろよ、といってあげながら泣いちゃう太一いい奴。

そこから〜のちゅう♡
後ろから光が射して、すごくきれいなコマ。
いいぞー!航平!
やる時はやる男!
で、太一が鈍い。
好きだよと伝える航平えらい!

聴こえなくなることより
太一に嫌われるかもって思う方が怖かった

て航平かわいすぎ!
太一のこと好きすぎ!

んで、髪切った航平がまたかわいい!
ふっきれましたか。

ちゅうから、再会まで20日くらいなんですね。
どれくらい空いたのかなと読み返したら、文化祭まであと20日の看板があり。
こういうとこさりげなくちゃんと表現されていてすごい。

太一と映画を観たかった航平。
素直〜〜!!
素直な子、大好き。

太一も航平のために
できることがあればいいのに…
お前が笑っていると嬉しいから
と思っているのがやさしい〜。

2人とも好きなキャラだと、シリーズ読むのが楽しいんですよね。当たり前だけどw
(たまに、ストーリーは良くて、片方は好きだけど片方が苦手なタイプとかあるので)

ストーリー、セリフ、絵、背景、画面構成、テンポ…どれをとってもいいですね。
特に扉絵(構図)が好き。
その話の内容にも沿っているし。

あとがきの先生がまたかわいい。
BLだと忘れていた?
単行本になることも忘れていた?
連載が決まって大変だったんでしょうかw

カバー下漫画がまたかわいい!
胃袋をつかむのが1番よっっ
と母から的確なアドバイスをもらった航平くん。
最初はピンときていなかったけど、自分が作ったお弁当を「毎日食いたい」とすんごくおいしそうに食べる太一を見て、はーーーとため息をつきながら「…料理習おうかなぁ」と言う航平がめちゃんこかわいい!

はぁ〜この2人の物語があと4冊も続くんですね!
辛い場面はあんま見たくないけど、とりあえず次の幸福論を楽しみに読みます。

「ひだまりが聴こえる」のタイトルは
太一の声は航平に届く、という意味なんですね。
太一の声、太一の存在が航平にとってのひだまりであり、そのおひさまをちゃんと感じることができる、存在していると。

ひいては、
ひだまり(のようなもの)が聴こえる(誰にでも届く、ある)という意味でもあるのかなと解釈しました。

0

ひだまりというより、台風一過

※先程1400字を超えるレビューを上げたのですが、読み違えていたので訂正します。

発売当時ものすごい反響だったので、天邪鬼なわたしは「じゃあ読まない」と思って、未読のまま今日まで来てしまいました。

読む前はもっと太一が航平に寄り添うようなストーリーだと思ってました。
音のない世界で静かに育まれる恋なのかなあ、と。
まさかの太一自身が、騒音製造機でしたよ。

最初に書いたレビューでは、障がいのことをつらつらと分かったように触れましたが、そこじゃないんだと再読して気付きました。
本当の意味で「ひとと向き合う」ということ、その人が笑うだけで嬉しいのはどうしてなのか、笑っていてほしいのはなぜか。
そういう気持ちが芽生えて育っていく過程がしっかりと描かれた作品でした。

難聴になってからの生活が、カーテンを閉ざした部屋の中にいる感覚に重ねて表現されているのがすごく印象的です。
カーテンを閉ざしているのは他人の反応に傷付けられてきた航平自身だと思って読み進めていたら、そうじゃなかった。
たしかにカーテンは聞こえる人と航平を隔てる壁だけど、それは他人が勝手に閉ざしたもので、「聞こえない」という線引きや「可哀想」という善意の第三者の同情、「聞こえないだけで優遇されて鬱陶しい」という悪意、「聾の人より恵まれてる」という医療従事者の無意識のうちの障がいのランク付け、そういうものがカーテンを閉ざしていたんですね。
それが太一という「聞こえる」「聞こえない」だけで自分を分類しない存在に出会ったことで少しずつ開いていくのが、すべてを諦めていた航平の希望に見えました。

空から降ってきた太一は、複雑な家庭環境で痛みを知りながらも、真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐに自分を立て直して、人のことで怒ったり、悲しんだりできる子です。
鈍感だけど、嘘がなくて、障がいのあるなしに関係なくフラット。
「聞こえないから」じゃなくて、「聞こえないとしても航平は航平」というスタンスで接してくれる。
「多数」に感じる引け目や負い目を台風一過のように、ぱーっと取り除いてくれるような勢いがありました。

くぐもった音の中で、太一の声だけよく通る。
憐れみや同情を含まない目で、真っ直ぐに見てくれる。
難聴が進む不安も相俟って、太一の存在を特別と思わずにいられない航平の気持ちが痛いほど伝わってきました。

航平を傷付けたくないから太一が説明しなかったことで誤解してすれ違っても、気持ちを全部ぶつけても、避けても、何度でも航平の目の前に現れる太一。
BL的にはまだどっちつかずな太一だけど、この先が楽しみな終わり方でした。

読み返したらすごくあたたかい気持ちになれました。
読み違えて「萌えぬ…」と思ったままにしないで、ちゃんと気付けて良かった。

2

人と人のつながりを丁寧に描いている名作

話がとにかく良かったです!!
本筋がとにかく丁寧に丁寧に描かれています。
読んでいてそれぞれの気持ちがちゃんと伝わっててきます。
人間ドラマをしっかりと描こうという作者さんの真摯さを感じました。

内容としては、障害がある人間を描くという点でもとても難しい題材を選んでいると思います。
そしてお互いの微妙な距離感など、本当に細かい部分を丁寧に描かれいている作品だと思います。
こういう恋愛よりもお話自体に重きを置いている作品って、BLじゃなくていいと言われたりしますが、いやいやいや!そうじゃないでしょう!?
男の子同士の心の通じ合いをこれだけ丁寧に描かれている作品ほど評価されて欲しいです。
好き!エッチ!らぶらぶ!みたいな作品より、しっかりと内容で読ませてくれる作品でした。

1

価値観が変わる作品

BLコミックの中で私が最もオススメしたい作品です。この作品を見終えた後、世界のモノの見方が変わった気がします。とても勉強になりました。
ストーリー構成もとても良くて読みやすいです。切なさと感動に駆られて何度も読み返したくなります。

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う