電子限定描き下ろし付き
表題作
同僚からはちょっといけすかないと思われている風戸がはめられてSMバーで縛られる。この導入がいい感じでした。
風戸がもともとSMに興味があったこと、聖とのプレイにハマっていくのはよくわかりましたが、2人がBLになっていくのはピンとこなかった。
SMとしてももう少し心理的なやりとりがあればなぁと思いました。
その分、描き下ろしで補充して下さっていてよかったです。
省エネ王子とスケコマシ
省エネ王子の設定がおもしろい。
オネエマネージャーがやり手です。
石橋アランがスケコマシとされているだけあってあやらしいお顔でした。
と思っていたら省エネ王子があんなエロ王子だったとは。スケコマシもびっくりの展開でした。
お話2つ入ってます
まず表題作
とっつきにくそうな受けさんが、快楽に溺れていくお話
それが怖くなって一度離れようとするけれど、自分から戻っちゃうのが可愛い
縛るのと言葉責めがありました
がっつりSMというより心理的な強目の攻めな印象
受けが深層で望んでいることに応える攻めという感じ
2作目は省エネ王子とスケコマシ
こちらがピュアな恋愛っぽくて可愛い
1作目の夜の世界観がガラッと変わるのがスゴイ
省エネ王子の、恋に落ちた瞬間に終わってるという台詞が刺さりました
とても良かったです
が、やっぱりエロかった
ニクヤ先生のキャラ作り本当に秀逸です
カバー下のキャラ没案もいつかみたい〜黒髪素敵でした
drapを何故か定期購読しているのでこの先生の他の作品は読んでいました。
これはちょっと前の作品なので一話分しか知らなかったのですが興味そそられ購入。
縛られ系好きなんで。
攻めがカッコよくてすごく好き。
CPのどちらかが好みだったら大抵神評価だな、私は甘いので。
今回も神、にしたかったのですが3話しかなくってちょっとお腹いっぱいにはなれなくて残念。
究極のSは真性マゾってのはよく聞きます。
Sは奉仕のSですから。
のわりにこのお話ではソフトなSMに終始していたのでこの攻めは私的には物足りない。
ってかんじで萌2つです。
2番目のお話は好みではなかったのもあります。
私はイケオジってほぼ萌えないんです。
たぶん今のBL界隈ではマイナーだと思います。
しかし、しゃあないです。
この先生はこれからも注目していきたいな。
3話完結の中編が2本収録されています。
普段、短編集や中編集は物足りなさを感じることも多いのですが、こちらは絶妙な1冊でした。
表題作はSMがテーマの作品。1話扉絵の縄で作られた蜘蛛の巣がとても素敵。好き。
えろえろで雰囲気があって、カタブツな受けが体から絆されていく様がとても良いです。
もう1作は、やらしそーなオジサマカメラマン✕塩対応な若手俳優
二人の見た目とは裏腹にどちらも内心はピュアピュアで!心の動きが細やかに表現されていて、胸きゅんゴコロがとても満たされました。
この1冊、表題作はめちゃくちゃ雰囲気あって妖しげで素敵なのですが、攻めが何故受けを好きになったか、などは描かれていないので、そこにちょっと物足りなさを感じます。
(この妖しげな雰囲気を壊さない為にもそういう描写は省いた方が良い気がするので、この作品はこれがベストだとも思っています)
ただ!!
そこでもう1作を読むと恋愛面の描写が見事で、めちゃくちゃ心が満たされるんです。
2作品をこの順番で読むと1冊としての読後感がとても良くて、色んなものが満たされる絶妙な1冊だと感じました。
この2作品で成り立っているこの1冊がとても気に入りました。大好き!
短編集や中編集を面白いと思った作者さんはハズレがないので作者買いしよう!って強く心に決めました!
表題作品は、
生真面目な仕事人間の風戸孝平(32)仕事ができるからなのか、人当たりがキツいからなのか、同僚の妬みで無理矢理に連れてこられたSMバーでこれまた同僚のズルにより縛られる役にされてしまう。
そこで妖しい雰囲気のヒジリと呼ばれる男に縛られて、自分の奥深くに閉じ込めて隠してた『性』が蜘蛛の糸を辿るように呼び起こされてしまう。
やがて、蜘蛛に絡め取られたように抜け出せなくなりーーーーー。
もう一作品 『省エネ王子とスケコマシ』
スケコマシと呼ばれるカメラマンの石橋アラン(55)がイケおじでカッコいいのこの上ない!!!
省エネ王子こと田辺裕二(21)必要最低限で生きてる感じの塩対応なのに、アランに恋する裕二は可愛い!!!
そして、副社長がいい味出していて一番好きなキャラクターです!!!!!!
アランが撮影した裕二の写真集見てみたいです。
巻末にキャラ説明あり。
レンタさん修正ライトセイバー。