御曹司セレブと純情奥手な大学院生のゴージャスな初恋!

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極上御曹司の初恋略奪方程式

gokujo onzoushi no hatsukoi ryakudatsu houteishiki

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表題作極上御曹司の初恋略奪方程式

キャメロン・ロックハート,33歳,大富豪の御曹司
森谷巡,23歳,大学院生

その他の収録作品

  • 御曹司の誤算
  • あとがき

あらすじ

巡は、友達のクレアの偽彼氏として向かった別荘でクレアが大富豪の令嬢と知り驚くが、彼女の兄であるキャメロンの豪胆さと繊細な優しさに惹かれていく。そんな時、突然クレアが行方不明となり、二人で捜すことに!?

作品情報

作品名
極上御曹司の初恋略奪方程式
著者
神香うらら 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
御曹司の溺愛家族計画
発売日
ISBN
9784041095492
3.8

(23)

(4)

萌々

(12)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
89
評価数
23
平均
3.8 / 5
神率
17.4%

レビュー投稿数6

キラキラ王子がギラギラに^^

シリーズの他作品は読んでいませんが充分楽しめました。

ゲイの巡が親友のクレアの頼みで彼氏のフリをする事になり、クレアの兄のキャメロンと知り合うきっかけになるのです。

ハンサムで魅力的なキャメロンに巡はほとんど一目惚れだったと思います。クレアが同性愛者だと気がついていたキャメロンも、初めから尋常じゃない関心を巡に寄せていました。

クレアの失踪事件でキャメロンと巡はラスベガスまで行って捜索するのですが、その頃にはキャメロンは巡をかなり好きになっていました。
クレアの捜索の為に訪れたクラブで巡が飲み物にデートドラッグを入れられてしまった事により、2人の仲が一気に急接近します。
巡の昂りを処理する手助けをしてから、キャメロンは巡の色気にノックアウトされたようでした。

巡視点とキャメロン視点の交互に物語が進むので、いかに巡が魅力的かが語られています。そしてロックハート家の特徴は巨根らしいです。w

ニューヨークにキャメロンが戻る前にラスベガスで最後の夜を過ごして、キャメロンは巡に思いを伝えて恋人同士になっていました。初めて交際する巡のペースに合わせると言いながら、自分のベッドに誘い込む事に成功して興奮しまくるキャメロンがとても面白かったです。王子の様なキャメロンが狼になってました。最初の夜はお互いの股間を擦り合っただけですが、それが余計にイヤらしくて萌えました。

ラスベガスでクレアのカードを使っていたのが別人だと分かり、2人は急遽別荘があるスリーピーホロウに戻って捜索に加わるのです。
クレアの失踪理由が想像したものと全く違うものだったのもとても面白かったです。

クレアと兄のコンラッドに2人の関係を話したキャメロンに、もう遠慮など無くなってました。
紳士的にと思いつつ巡の乳首を見てしまった途端に、キラキラ王子がギラギラになって押し倒していました。 

テンポ良く楽しんで読める作品でした。



1

イケメン御曹司のデレデレっぷりが最高だよ!

毎度お馴染みアメリカ人セレブ×日本人美青年シリーズで、「御曹司の溺愛家族計画」「御曹司の天使溺愛計画」に続くロックハート家の御曹司第三弾になります。
単品で問題無く読めます。
ちなみに既読の方は、他カップルの近況もちょろっと読めるのが嬉しいんじゃないかと思うんですけど。
えーと、時系列としては「溺愛家族計画」の後で、「天使溺愛計画」と同時期になるんじゃないでしょうか。

親友・クレアの偽彼氏役を頼まれた、ゲイの大学院生・巡。
別荘で出会った彼女の兄、王子様のようなキャメロンに胸のトキメキを覚えるんですね。
そんな中、散歩に出たきり行方不明になるクレア。
巡はキャメロンと共に、彼女の行方を追ってラスベガスまで辿り着きますがー・・・と言うお話。

まずこちら、キャメロンが、華やかでスマートな王子様然とした攻め。
対して巡が、清楚で純情な美人受けでしょうか。

基本的にはいつもの如く、両片想いの二人の甘酸っぱく焦れったい恋模様が両視点で語られ、読者はニヤニヤしつつ見守るって形になります。
や、失礼ながら、毎回パターンとしては同じなのです。
同じなのですが、とにかくその「お馴染み」パターンが抜群の安定感で、ファンには堪らないんですよ。

で、今回、個人的に一番萌えた部分なんですけど。
キャメロンですが、キラキラの王子様で華やかな恋愛なんかも経験して来たクセに、実はこれが初恋になるんですよね。
そう、巡と出会って、彼は初めて本当の恋を知ったー。

まぁそんなワケで、なんでもそつなくこなして来た世渡り上手な男が、これまでと勝手が違う純情過ぎる想い人・巡を相手に、ああでも無いこうでも無いと煩悶してるのが楽しくて仕方ないのです。
巡のバスローブ姿を見ただけで中学生のように興奮し、そこから乳首がチラリと見えようものなら、理性を崩壊させて襲いかかる。
いやもう、初登場時のキラキラ王子様から、この変化がめちゃくちゃ笑える。
巡の手を握っただけでニヤケ、鼻の下をだら~っと伸ばす御曹司・・・。
個人的に溺愛攻めが大好きでして、特に彼等が受けの可愛さや愛らしさにデレデレとヤニ下がってる描写なんかが萌えるのです。
攻めが元々格好よければ格好よいほど、デレデレしてるだらしない姿が楽しいと言うか。

あとこちら、こんな調子で攻めがどんどん受けにメロメロになって行く描写が楽しいんですけど、清楚で初々しい受けが、これまた攻めに胸をトキメかせてる描写も楽しかったです。
いやもう、両片想い最高!

ところで、二人の距離を縮める重要な要素となる「クレア行方不明事件」の真相。
これが、意表をついたもので面白かったです。
いや、伏線が巧みに張られていて、ミスリードを誘われるんですよね。
作者さんがミステリ好きと言う事で、毎回ちょっとした謎解き要素が投入されてるのです。
で、そのオチがなかなか練られたもので、真相が分かると唸らせられる事になると言う。
今回も、かなり早い段階から、完全に騙されてましたね~。
こう来たか!

とりあえず、痛かったり切なかったりと言う展開は皆無なので、甘くて可愛いお話を読みたいわ~って時に全力でオススメ。

11

キラキラ王子がギラギラ野獣へ(≧▽≦)

百戦錬磨の攻め様が余裕をなくす様に、めっちゃ萌えました(⌒‐⌒)


受け様は、ゲイである大学生の巡。
同じく同性愛者の親友クレアに頼まれ、彼氏のふりをしてクレアの実家へ向かうと、キラキラ王子様のようなお兄さんが。

このキラキラ王子こそ攻め様のキャメロン。

お互い一目惚れのように気になる存在なのだけど、クレアの彼氏として紹介されている以上、どうしようもない。

そんな中、クレアが行方不明となり、巡とキャメロンは、一緒にクレアを探していく内にどんどん親しくなっていく。

キャメロンは、巡が彼氏のふりをしていることにはすぐに気付いているので、切ないスレ違いにはなりません。
両片想いのじれじれはもちろん楽しめますが、それより何より萌えたのは、キャメロンの下半身( ☆∀☆)
百戦錬磨の余裕もなく、理性を保とうと必死。
両想いになったとたん、"あわよくば"を狙う下心。
両視点で進むので、キャメロン視点では、そのギラギラぶりや正直な下半身に、肩を震わせて笑いましたヽ( ̄▽ ̄)ノ

「一緒に寝るだけ」と鼻息荒くベッドに誘い、「寝坊はできる」って、寝坊するほどナニする気!?( ̄▽ ̄;)
いやもう寝るだけじゃないのが丸分かりで、このキャメロンの下半身が、かわいいったらなかったです。

浅い挿入までで終わって、これから最奥を狙うキャメロンでしたが、無事本懐を遂げたのかしら。
でもきっと、午後の飛行機には乗り遅れてると思う(*´ω`*)

2

BL入門編に最適な作品では?

レビューを読んですぐポチりました。
初めての作家さんですがとても読みやすくてスラスラあっという間に読み終えました。

これは王道でしょうか?いえ様式美です?
もうもう少女漫画のような乙女の理想のようなお話で。
確かにBLでありとっても萌えました。

巡が清楚なアジアンビューティーで、可憐なすずらんのようで。自分の性的指向を周囲に打ち明けられず引け目を感じながらも、優しく内気で優秀な大学院生で。
親友のクレアの彼氏役として彼女の別荘でクレアの兄や伯母と会ったりパーティーに出たり。

そこで出会ったクレアの兄キャメロン。お互い一目惚れ!

そしてクレアの失踪。キャメロンと巡で彼女のカード使用履歴などを辿ってラスベガスまで追いかけて…。

もう巡の初々しさ!大和撫子だよっ!
キャメロンの初めての本気の恋に戸惑い浮かれる様子!

お約束の媚薬事件もあり。

もうもうキャメロンが狼で。羊な巡を誘いベッドに連れ込み、キスのやり直しがしたいんだ!とか一緒に寝るだけだからとか。どんどんエスカレートして!
巡の初々しさと色気にギンギンで!
上半身は紳士下半身は野獣?
だって巡の乳首が可愛いんだもの!

恋に時間は関係ないのですね。もう一緒に暮らす話まで。キャメロンが巡と離れ離れが耐えられないようです。
極上御曹司とセレブに無縁だった純情青年の恋のお話でした。
巨根の一族!笑いました。

こちらはシリーズになってるんですね!レビューを遡って読んで知りました。この勢いでいろいろ5冊買っちゃいました〜!

1

一目惚れ同士


百戦錬磨のアメリカ人御曹司と友人の彼氏代行をしていたゲイの日系大学生とのお互い一目惚れの初恋。


読み始めて気付いたのですが、ロックハート家御曹司のお話第3弾でした。
あとがきには書いてありました。
それぞれ従兄弟という関係ですが、内容自体は絡んでいないので、前作を読んでいなくても大丈夫です。

親友のクレアにパーティーに彼氏として参加してほしいと頼まれた森谷巡(受け)。
お互い同性愛者として意気投合し仲良くしていたクレアがアメリカ有数の財閥の令嬢だと知らなかった巡は、当日会場となるクレアの実家の別荘に連れていかれて驚きます。
パーティーではクレアの伴侶になりたいボンボンたちに絡まれたり、自分の価値観を押し付けるクレアの叔母にあれこれ詮索されたり難癖付けられたりとさんざんでしたが、なんとか役目を終えた巡でしたが、クレアの方はいざこざが続いたことで癇癪を起してしまいます。
気分転換に散歩に出かけた先で元恋人にあったクレアはそのまま行方不明になってしまうのです。
事情説明のため、とうとう巡はクレアが同性愛者であること、自分が代役彼氏であることを告白し、クレアの下の兄であるキャメロン(攻め)と一緒にクレアを探し回ることになります。

両視点で読めるので二人の気持ちが逐一よくわかります。
お互い一目惚れであること、クレアを探し回っている間に少しでも近づこうともくろんでいるキャメロンと少しでも思い出にしたいと思っている巡。
危うい雰囲気のままクレジットカードの利用履歴からクレアを探してラスベガスを探し回る二人。

なかなか追いつかない追いかけっこはじれったかったですが、その中で少しづつ二人の距離が近づき、ピンチの巡を助けたり、薬を飲まされたりと二人にも事件が起き、旅が終わると寂しくなる巡となんとか次の約束を取り付けたいキャメロンの想いにもニヤニヤしたりと面白かったです。

それにしてもロックハート家の御曹司たちは日系人男性が好みなのは家系ですかね。キャメロンのところはあとは長男が最後の砦ですね。跡取りのプレッシャーが大変でしょうね。
自分の価値観を押し付ける叔母さんからまたいろいろ言われるのかと思うとうんざりだけど、今度はクレアもキャメロンももっときつく言ってくれるのではないでしょうか。
老害になるようなら出禁にすればいいのにと思うのはちょっと過激でしょうか。

今作は内容がパーティーや追いかけっこと内容が多かったのか、両想いになってからが少なかったのがちょっと残念でした。
もうちょっと、その後が読んでみたかったな。
ていうか、ロックハート家の3組が一堂に会する話が読んでみたいです

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