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じわじわくる作品でした。
なんだろうね、若いからこその衝動、暴走、もどかしさ、葛藤
いろんなものが混ざり合ってて面白い
ただ、それだけに最後がすっきりしなかったかな。
始まりは日常の一コマ
見たことのない綺麗な顔をした学生が痴漢にあっているのを助けた
そしてその学生が自分のクラスに転校をしてくる
男に痴漢をされていた、男に身体を売っていたという噂。
そして年若い叔父を見つめる視線。
いつの間にか関係が少しずつ変わっていく過程が良。
身体に触れること、交わること。
お金を介した関係から、少しずつ気持ちが移っていく過程が良。
眠っている相手にキスをする。
その衝動的な部分、好きです。
攻の背景にあるもの
受の背景にあるもの
読み込めばもっと面白いのかなと思いつつな作品でした。
私個人としては、BLのラストはスッキリハッピーが好きなので
少々もやっとする部分はあるけれど、もっかい読めば変わるのかな
闇を抱えた男子高校生の恋の話。
爽やかなのに少し毒。夏が薫る作品でした。
痴漢を助けたことから始まる出会い。ふたりが互いに気になっていく過程がじっくりで良かったです。
あと女の子が可愛かったです。
釈然としない終わり方……というか、全部投げっぱなしにして逃げる、ふたりで夏を堪能する。そんな終わり方でした。少しキッズ・リターンみがあったかな。
棗の過去も。賢太郎の過去も。重くて辛い。だけど二人が出会って距離が縮んで、少しずつ氷が溶けていく。
そこがとても良かったです。
ただ、打ち切りではないんでしょうけど、打ち切りっぽさ…はあったかな。
駆け足というか、消化不良感は否めませんが、私的にはそれでも楽しめる一冊でした。
爽やかな青春物語かな?と読み始めましたが、カシオさん独特の仄暗さが健在でした。
男子高校生2人の一夏の思い出を覗き見ているような、背徳感を感じるお話です。傷つきながらも成長していく姿が眩しい...。
関係性や過去について多くを語らず、読者の想像に任せる部分が多いので...ミステリアスで素敵だなと思いましたが、起承転結がきちんと欲しい方向きではないかもしれません。
最初と最後のモノローグがリンクしていて、この巻だけでも綺麗に纏まっているとは思うのですが...続編があればぜひ読みたいです。
とある田舎に住む高校生。
「時間は腐る程」あるのに繰り返される日常をつまらないと思いながらも受け入れるしかない日々。
そんな生活を送っていた浅井のクラスに転入生がやってきたところからはじまるお話。
紺野のツンとしてミステリアスなところ、浅井の面倒くさいと思いながらも放って置けない性格など良いところはたくさんありました。
ですが、気になるところが回収しきれない部分が多くて正直物足りなさを感じています(汗)
紺野の叔父と浅井の兄のことはさらりとしか触れられていませんが、重要なことなのでは…?と、もやもや。
最後も、この先どう進むのかめちゃくちゃ気になる~!
これはこれできちんと着地しているとは思うのですが…
出来れば細かい部分も含めてもう少し続きを読みたいな、と思いました。