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1等7億円が当たった俺の3日間

1tou 7okuen ga atatta ore no 3kakan

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表題作1等7億円が当たった俺の3日間

杉原玲,一流商社のリーマン
福永悦士,弱小メーカーのリーマン

その他の収録作品

  • ××××××の後日談(描き下ろし)

あらすじ

イケメンで仕事も出来るハイスペックな
親友・杉原 玲との格差に
引け目を感じていた会社員・福永悦士。
気まぐれで買った宝くじがまさかの当選!!
高額当選に震えた悦士は「家に帰りたくない」と
玲と近くのラブホテルで一夜を過ごそうと誘う。
玲の隠された恋心も知らずに──。
ハイスペ男子×幸運男子の片恋♥宝くじBL。
描き下ろし付き。

作品情報

作品名
1等7億円が当たった俺の3日間
著者
常倉三矢 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832291362
3.9

(109)

(40)

萌々

(36)

(27)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
21
得点
429
評価数
109
平均
3.9 / 5
神率
36.7%

レビュー投稿数21

夢の7億円

宝くじ。当たりたいよね〜‼︎
買ってもいないのに、3億円あったら何使う?って。よく考えちゃう。
まず買えよ。っていうね。
さて、本作は「7億円」よ。
もう人生も人格も変わりそうよね。

レビューも多いので感想だけ。
BLと宝くじの組み合わせは非常に斬新。
でもBLの設定としてはどうなんだろう。
格差のある友人、という設定で、低スペックの主人公の方に7億円が当たる。
当然普通の思考回路はぶっ飛ぶわけです。
でも、玲の告白なんかそれどころじゃない、ってのはもはやBL的にアリなのかナシなのか。
まあそれ以前に玲が悦士を好きだっていうのがBLありきすぎて。
思われる悦士は当初は当然そんな事を思ってもみない鈍感だったのに結局…
両片想いだったというのはどうしてもご都合を感じてしまったかなぁ。
せっかく一世一代の告白をしたのに、当たりクジの紛失事件でちっとも聞いてもらえない、というシーンはまあまあ面白かったですけど…
愛かお金か、という帯のテーマとは合ってなかったかな。「萌」で。

0

一場烏龍讓兩個人正視了對彼此的感情,其實一切都有跡可循~

雖然但是,美攻平凡受

0

7億は人生変わる

常倉三矢先生は3作品とも全て所持してます。

Lifeで涙が枯れるまで泣かせて貰いました。

こちらはLifeとはまた違う作風ですが、常倉先生は全般的に人間らしいリアルな心理描写をとても丁寧に描きますね。

顔良し、性格良し、仕事も出来る優秀な親友 玲 にコンプレックスを抱いている主人公 悦士。

悦史が偶々買った宝くじが、まさかの一等7億円当選。
小心者の悦士は玲には何も明かさず、一緒にホテルに泊まって貰うが、何と宝くじが無い!?
玲、お前が取ったのか?
うーん、なかなか主人公が人間らしいですよね。
だって7億円だよ。そりゃそうなる、仕方ないよ。
さて、見付かってめでたしめでたし。と簡単には行かない常倉先生です。まず全く見付からない(笑)

失くしてからの3日間かみ合ってる様で、全く違う2人の会話がコミカルながら段々と2人の本質が見えてきます。
何故悦士は7億円に執着するのか。そりゃ単純に欲しいけれども(笑)

プライドとか外面とか恥とか全てを捨てて悦士本人も気付いてなかった芯の気持ちの気付く為に、1等宝くじを失くすと言う衝撃的な過程が必要だったんだな。と常倉先生の発想に完敗です。
玲も完璧故の人間くさくて良かったです。最初の出会いで悦士の事を見下して草むらって思ってたりとかね。一回心が繋がったような、あの星空のシーンは本当に綺麗。

最初は同じ大学生スタートだった2人ですが、段々離されてく悦士の気持ちを思うと共感出来ます。一緒に居て楽しいだけじゃいられないよね。

エロは少ないながら影の描写が上手い。
濃厚な3日間でした。

3

今まで見たことない設定

ほんとにすごく良い話だったのでもう神評価何度も押したいくらい!
再読レビューです
宝くじに絡めたBLなんて今まで読んだことない!ドタバタラブコメディーだと思ったら、苦しいくらい切ない両片思い
とにかく見せ方が上手な作家様です以前少女漫画を書かれていたとのことで、セリフのテンポの良さやクスッと笑わせてくれるユーモアからの切なく悶えるところからのながれがもうほんと自然でほんとに上手です。
登場人物もとても魅力的
特に受の悦士はなんか子供みたいに無邪気で学生時代玲のノートコピーをなんの悪びれもなく売ってたり
クズ行為なのに憎めない!天然で飾りっケがなくて可愛いんです。徐々にひかれていく玲の気持ちがすごくわかります
印象的なのは二人で悦士の実家まで卒業旅行したときです。二人で草むらに寝転がって星空を眺めそっと置かれた玲の手
もう切ないの極みですとても泣けました!

それでまた現在に戻るわけですが、その見せ方も過去→現在に戻るところもすごく自然ですんなり入っていけますとても読みやすくて分かりやすい
で、結局宝くじはあたってなかったですね~
でも当たってなくてよかったかも!でもこの3日間はとても
濃密で二人の心が通じあうことができたことは、座敷わらしちゃんの贈り物だったのかも!最後のちび親父のエピソードでめっちゃ笑わせていただきました!イヤな人物が一人もいなくて笑って切なくて泣けて、ストレスなく読めて癒されつつ元気ももらえました何回でも読み返したくなる作品です

かみつきたい、ライフ、今回の作品に続いて常倉先生の次の作品期待してます!

2

欲しいものなりたいものが見つかる

7億に振り回されましたね!

大人になるとともになればなるほど考えちゃいますよね。容姿、実家、学力、職場、お給料などなど比べてしまって。
悦士は大学時代からの親友玲との間に差を感じていて。
卑屈だったり玲に見合う人になりたいと思ったり。
俺なんかの話つまんないだろうに聞いてくれて…とか。

そんなところに悦士が買った宝くじが1等7億円当選したとわかり!
山分けすると言っていたのに、いざ当たると独り占めしようとする悦士。

そして学生時代の回想があり。
何でも持ってる玲にとって、悦士はパワーの塊魂に見えたでしょうね。
独占欲が高じて後悔するようなこともしたり。
二人きりの卒業旅行がかけがえのない楽しい思い出になって。

バッタバタしながら最後は悦士がやっと素直になって。
ヒドイ男だったよ悦士。でもこれからは玲を幸せにしてあげてね。

1

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