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コミック(漫画)って小説以上に様々な作品が刊行されるおかげでそのスピードにてんで付いていけないと日々痛感している自分が、この話の連載時期は頑張って毎月雑誌を買い続けた程大好きな作品。
2020年刊。
2018年9月号から2020年3月号にかけてDaer+に連載されていた話がようやく2冊にまとまって手元にあるのが嬉しい。
人気アイドルグループのリーダー・頼と元マネージャー・三倉。
この二人が両想いになってからの日々甘い生活の中で、頼の瑞々しい成長を見届ける喜びと、三倉が戸惑いに捕らわれる様子が描かれている。
どのページを捲っても美麗、エッチシーンも増量御礼と、もうかなり舞い上がってしまっております!!
ベア頼ちゃんも応援してるよー(∩´∀`)∩
話の流れの中で過去を振り返る部分もあるので、三倉と頼が両想いになるまでの『恋には向かない職業』も読んでおくべし!!
そんな仕事も恋も絶好調な頼の元に新たに舞い込んだのは舞台の仕事だ。
若手に厳しい事で有名な尾上乱世の舞台稽古らしいが、今回は更に厳しく頼を鍛える彼の胸中にもアイドルを起用する戸惑いがあった。
そんな尾上も、頼の素の顔を垣間見たきっかけから新舞台の演出方針を見誤りそうになるのに気付き、速攻で頭を切り替える訳だが…
ちなみに上巻では頼の表情の豊かさも目がいく。
さすがアイドルだけあってどんな顔していても可愛い(*´ω`*)
ONではルールで知性的な雰囲気を醸し出しているが、OFFになるとでろ甘になって三倉に甘えまくっている。
頼ってば相変わらず三倉に愛情を注がれているねぇ…
公私共に頼を大切にする事に全力をかけている三倉だが、舞台稽古に没頭している見守る胸中に芽生えた一抹の不安が広がっていき…
…と、上巻の感想はここまで。
続きの感想は下巻にて、滅多にない長文で行きます。
アイドルものはあまり興味がない私
こちらも、キラッキラの表紙に遠慮していたのですが、読んでみてびっくり。
なーにーこーれー!めちゃくちゃ尊い…
アイドルものと言えども、アイドル同士ではなく元マネージャーとアイドルなので普通に年の差BL(こちらは大好物な設定)として読めました。
大人気アイドルグループのリーダーの頼はアイドルの時はクールなイメージで売ってるけど、素ではめちゃくちゃ甘えたな可愛い男の子!
三倉さん好き好き~ていうのが常にダダ漏れで恋も仕事も全力特急!なところがまさに主人公ってかんじです。
そして三倉さんはアイドルの頼に負けないくらい(と言うかジャンルが全然違うのですが)のイケメン。
もうこの見た目なら何でも許せる…大人の色気たっぷりでたまらないです。
もう既に恋人同士の話なのでイチャイチャ多めで糖度高めですごく良かったです!
頼くんヴィジョンの三倉さんが毎度美しすぎる。
お風呂上がりの三倉さんに野性と化す頼くんのシーンはめっちゃ笑いました。(笑)
頼くんの『三倉さんしゅきしゅきしゅき〜〜〜〜〜♡♡♡』がストレートに惜しみなく爆発する場面が何度もあり、およそ成人男性とは思えないその描写も、金井先生の\可愛いものは可愛い/と全力で主張する勢いが伝わってきてわたしは好きです。本当に、頼くんは可愛い。
けれど可愛いだけじゃなくて、前作から一貫して、アイドルとしてのプライドの高さ、芯の強さがとても魅力的に描かれていて、わたしはたまらなくそれに惹かれるのです。
それはもう1話からまた『仕事を軽く見てるって思われたくない』というモノローグで発揮してくれていますが、尾上さんの舞台の稽古に入ってからどんどん加速していくんですよね。
小学生レベルのいじめにブチギレた頼くんの目には尾上さんと一緒にゾクゾクしました。
あわせて、家に帰ってからの『本 よごされちゃって ごめんね』が本当に辛くて胸がきゅーっとなりました。
プロとして、大人として、怒りを抑えて、同時に、恋する一人の人間としての悲しみもぎゅっと押し殺す頼くんが切なかったです。
余談ですが、頼くんが尾上さんに扱かれる様には、蜷川幸雄さんにコテンパンに叩き上げられた木村拓哉さんの姿を重ねて見ていました。
当時の舞台をリアルタイムで観られたわけではないのですが、木村さんが語る思い出話として稽古の様子など聞く機会があったので、それを思い出して、頼くんのことを応援しながら読み進めました。
『アイドルなめんなよ』の根性がたまらなく好きです。
事務所に忖度して危うく舞台をつまらなくしてしまいそうだったなんてこともあるあるなんだろうなと思いましたし、舞台人として若手の才能を見出し、抉り出し、もっと、もっと、と磨き上げていきたいと燃える尾上さんの情熱にはとても共感する部分がありました。(これは下巻まで通しての感想になりますが)
頼くんの成長と同時進行で三倉さんの心が乱れていく流れはなんとも巧みで、ラヴ・ストーリーの描かれ方として本当に面白い!と夢中になりました。
上巻を読み終えてすぐさま下巻に飛び移った時の興奮度合いは凄かったです。
ということで、また下巻の方のレビューで……。
元マネージャー×アイドルカップルの続編。
前作は恋人になるまでの切なさなどがありましたが
晴れてお付き合いを始めたふたりは
甘いあま〜い日々を満喫中。
三倉がいてくれるおかげでこれまで以上に仕事に精が出てキラキラ度も増し、まさにノリに乗っている頼。
舞台にも出演することになったのですが
その舞台の演出家・尾上が三倉の心をかき乱す存在になる…という展開でした。
「恋には〜」では、頼の揺れる感情が描かれていましたが
今作は三倉が葛藤や嫉妬を感じている場面が多く
それが痛いほどに伝わってきて、なんとも切ない…
そして尾上もかなり存在感のある人なので
頼の心が三倉以外に向くわけはないと思っていても
なんだかハラハラしてしまうのでした。
ヒリヒリする場面で上巻は終わりましたが、どんなラストになるのか
楽しみに下巻を読みたいと思います。
芸能界が舞台とのことで、キラキラ感満載のキャラクターに衣装や背景……絵がとてもキレイです。
ストーリーもキラキラ…とはいかないです。上下巻ありますので、人間関係のドロも不安や嫉妬の心理描写もあります。でも、それを打ち消すほどの人気アイドルグループリーダーの頼。この子がとにかくキラキラキャラ!ときにデフォルメで可愛く、ときにアイドルモードでカッコいい!
才能溢れる頼ですが、性格も明るく前向きで向上心も強く、何より華やかな裏では努力家。好感度の塊みたいな子なんです。
作者さんの描き方なのかも知れないけど、キラキラが誇張し過ぎてて、あざと可愛い感じにも見えてしまいました。いや、本当に頼はいい子です!(笑)
そんな頼と元マネージャーの三倉は秘密の恋人同士。事務所公認のラブラブな2人ですが、頼の舞台出演をきっかけにすれ違いが生じます。
舞台演出家の尾上が頼の才能に惚れ込み、これは当て馬かな?と思わせぶりな態度です。尾上の行動が三倉の嫉妬心を煽る煽る。いつもは冷静な三倉で、仕事にプライベートを持ち込まない姿勢ですが、頼が絡むと嫉妬でメラってるの良い!頼の方が三倉好き好きーーって感じかと思っていたけど、三倉の方もヤバいじゃないですか…。むしろ静かな嫉妬心なので、剥き出した感情がちょい怖い。でもこの感情の振り幅、私は好きです!イケメンの嫉妬と独占欲を眺めるの楽し〜。
嫉妬を露わにした三倉が頼をどうするの?ってところで、下巻へ。下巻の始まりから、三倉のお仕置き嫉妬セックスが…!ドキドキしました。
登場人物がみんな顔面偏差値高いので目の保養です♪