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君が世界一だと言ってくれた
絵はきれいで、中世っぽい雰囲気もすてき。
でもお話がわかりにくかったのでこの評価です。ごめんなさい。
作家さんのデビューコミックスとのこと。
宮廷おかかかえの詩人というネロ。そこにも出入りする薬師のエルヴェに一目惚れしたようで、何かとおしかけてくる。
きれいで立場もある王子系キャラが、黒髪ツンデレ美人に熱烈アプローチな感じの設定です。
そういうとバーバリアンを思い出す方もおられるかな。。
ネロを気に入っている王女そその周辺の画策などもあり、エルヴェは仕事を終われる窮地に追いやられるのだが、実はネロは剣の腕も立ち。。
その後のストーリーなどがやや判りにくく結局どうなったのか?
たぶん幸せに暮らしているのだとは思うのですが。。
次に期待!
例えるなら物語に出てくる、なぜ仲が良いか分からない2人の馴れ初めを見ている感じです。
クールな苦労人が振り回されてるのもめちゃくちゃいいですし、近衛隊の糸目のお兄さんのこととかもっと知りたかった
おすすめできない理由
まず、エロなし、恋人になったような描写はなし、な作品でした。
物語としては面白かったけど、BLとしては???です。ブロマンスなのかも(詳しくないので間違ってたらごめんなさい)
ページが少ないほうなのでサラっと読めて良かったです。ただ650円は高い気もする。
最後の章でキスでもしてたら神評価だったかもしれないです。
青空が印象的なカバーイラストで、これは完全な表紙買いです。
舞台設定や絵柄は、雰囲気があってとってもいいです。
ただ、雰囲気先行というか、絵先行というか、ストーリーそのものがちょっと説明不足でわかり、辛かった。
そして、エロなしと。
まあ、このタイプの絵とお話の雰囲気からは、逆に濃厚なエロに雪崩込めって言う方が無理があるとは思いますが、こうまでスルーされちゃうと、この二人が一緒にいる意味って、BLコミックスとして出されている意味って何?って感じちゃうくらい二人の関係性が読み取りにくい。
それでも、絵は、絵が好きなので、絵に萌1つプラスしてギリギリ萌2で。
嫌な気持ちにさせてしまうかもしれないレビューになりますので、ご注意ください。
そしてはじめに生意気なことを書いてますが、申し訳ありません(T-T)
この作品を読んだ印象は、作者様の独走といった感じでした。
詩人や城下の様子など物語の世界観はとても素敵でした。キャラデザも美しくて、艶もありかなり魅力的な登場人物たちでした。
が、読んでいてわりと早い段階で置いていかれてました。
私自身の読解力や洞察力の問題も勿論あると思います。
美しい世界観の中でも、まぁキャラクターたちの立ち位置や感情、情緒など理解していくのがいちいち面倒くさい。察していくスタイルですかね。
萌えるシーンもなく、読み進めましたが最後まで調子は変わらず、雰囲気だけは完璧だなぁと思って読み終わりました。
淡々と登場人物たちの日々は流れていくのに、読み手として感情移入など特になく物語が終わる。キスもセッも描写もなく、察して自分の中で答えを与える作品。
作者様の好きな世界観、描かれていたものはとても美しく素敵で、書きたかったんや!!って感じはガッツリ伝わりましたが、受け手の私は、え、これジャンルbl??と検討違いなことを思ってしまいました。ロマンチック?萌え?どこにあったんだ?といった印象。
素敵な舞台、魅力的なキャラクター、設定、世界観があるので読者をもう少し意識された作品なら良かったなと思いました。
この作品を面白いと、好きだなと思われた方々には本当に失礼なことを書いたと思っております。
が、こういった意見もあると大きな心でご容赦いただければと思います。
絵は好きなので別の作品がでたら読みたいなと思いました。
小説のイラストで先に知った作家様です。カバーイラストやレーベルから、すっごく期待していました。
線が細いのに表情豊かな絵柄がとっても好みです。伊東七つ生先生や青井秋先生が大好きなので、またアーティスティックで個性的な世界観を描いてくれる作家さんが出てこられた!と興奮気味に読み始めましたが、正直一読だけではストーリーがよくつかめませんでした…。舞台となっている時代や国は明記されておらず、知識がないのでなんとなく中世ヨーロッパ?といった雰囲気で楽しませてもらいました。
宮廷お抱えの吟遊詩人・ネロと、移民で薬師・エルヴェのお話。二人の出会いは偶然の一瞬でした。ネロはエルヴェの珍しい瞳の色がずっと忘れられずに探し歩き、彼が営む薬屋を突き止める。エルヴェはネロ・イストリオという見ず知らずの詩人の歌声に魅了されていたところ、それが毎日自分の店に押しかけてくる騒がしい男のことだったと知る。とても萌えるシチュエーションでした。
ネロがいろんなギャップを詰め込んだカリスマキャラ。芸術的才能があって武術も長けていて、アグレッシブで楽天的で、その上美人で…恐れるものがないからこそ危なっかしい。そして何かに興味を持ったらなりふり構わず追いかける。こういう人、憧れちゃうよなぁ。
そんなネロにロックオンされてしまったエルヴェは、ネロの才能もさることながら、キャラに毒気を抜かれちゃったというか、その無邪気で衒いのない部分にやられちゃったんじゃないかな。エルヴェに会いにくる時のネロはいつも鳩の羽やらフンやらにまみれていて、あげくには三つ編みの間から鳩が出てきちゃうとことかかわいい笑
「コロナエ・ミルトス」編では二人が接近してしまったゆえに危機が訪れます。ネロの機転で悲劇は免れますが…。
このエピソードがちょっとわかりづらくて、エルヴェは薬師の免許を剥奪されても職は終われなかったし、ネロも詩人として舞台を追われることはなかったんですよね。ハラハラさせられますが、鬱展開には至りません。
番外編ではどうやら二人は半同居状態の様子。そこでもネロのやんちゃぶりがうかがえて微笑ましいです。その後もずっと尻に敷かれ続けそうなエルヴェ…。
風景や衣装が綺麗だし、お手入れが大変そうなネロの長髪も二次元だから許される美しさ笑
カラー絵だとネロはブルーがかっているけれど、本編のモノクロ画では個人的にイエローベースの色白さんでイメージしてました。とにかくネロが麗しいです。
たまにセリフが現代的すぎるのと、吹き出しが細切れでわたしには少し読みにくい違和感がありましたが、お話全体の雰囲気は好きでした。