有能かつイケメンな後輩リーマン× お人好し非モテ先輩リーマンの 誰にも内緒な婚活★オフィスLOVE!!

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表題作本日、有休使います

吉成
26歳,真壁の後輩
真壁
34歳,営業部のサラリーマン

その他の収録作品

  • 馬(鹿ップル)のミミに念仏
  • あとがき(カバー下)

あらすじ

イケメンかつ有能で女子人気の高い後輩・吉成と、
面倒見はいいのにモテない先輩・真壁。
二人は社内でも有名な格差コンビ!!
「もし先輩が結婚できたら、
俺も好きな子に求婚します」
ある日、吉成は上から目線で真壁を挑発!!
勢いで婚活を始めたもののフラれ続ける真壁を
応援する吉成。けれど実は入社以来、
密かな想いを燻らせていた。
早く結婚して諦めさせてほしい――
笑顔の裏で、真壁への恋を終わらせようとして!?

作品情報

作品名
本日、有休使います
著者
倫敦巴里子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608384
4.7

(134)

(99)

萌々

(31)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
631
評価数
134
平均
4.7 / 5
神率
73.9%

レビュー投稿数15

どちらもかっこ可愛い

 会社の先輩後輩で人がよく面倒見のいい先輩の真壁に後輩の吉成が懐いているところから話が始まります。吉成は長身イケメンで仕事ができるインテリ系モテ男で女性社員に人気がありますが、ゲイで「真壁さんが結婚したら、自分も好きな相手にプロポーズする」と言って真壁の婚活を後押ししています。
 社員に真壁のことを好きな女子がいて、その子と真壁が食事デートに行き、その帰りに寄った真壁が吉成の家に行きます。吉成は真壁への思いを断ち切るつもりで酔って寝ている真壁に手を出し(最後まではしていない)、それを手紙に書いて朝食の買い出しに行きますが、それを読む前に真壁は吉成にメールをしていたらしく、メールの内容は吉成の手紙とほぼ同じ内容で、「実はお前のことが好きだった」というものでした。
 この二人の思いが通じ合った瞬間は、じんときました。
 その後の、吉成に中国への転勤の話が出て、真壁が背中を押してあげるエピソードもよかったです。
 全体を通してハートフルなお話でした。

0

惚れるキャラ、真壁

いや、言わせてください。倫敦巴里子さんの最近の漫画、今一だと思ってました。ごめんなさい。変な人が結構登場するんですが、そのキャラが今ひとつ好きになれず不完全燃焼の読後感が続いていた。
しかし!これはものすごくよかった!何ですかこの萌え萌え作品は!けしからん!!

というわけで熱く入ってしまいましたが、本当によかったです。
舞台は会社、リーマンものです。イケメンで仕事も出来てモッテモテな後輩、吉成と、いつもそんな役回りで何かさえない先輩、真壁の二人。
吉成は真壁を密かに好きだが、面には出さず軽いのりを装っている。一方の真壁。慎重は低いしもっさり?してるし、仕事も吉成に取られて。。

ところが、なのです。この真壁がすごいのです。もうなんというか、惚れてまうやろ~、な、アレです。
最後なんか読者全員真壁推しになっているのではと思うほど。

ひょっとして最初は1話完結だったのかな?と思うほど、1話できれいに終われたような感じですが、後半にいくにつれしっかりと物語が展開し、ふたりの恋が愛に変わるまでが実に読み応えたっぷりで描かれていて、大変よい作品に出会えたとほくほくしました。

ぜひお読みください~
これは何度もリピート決定です。

0

受けの人柄が神過ぎて死ぬ

重かったよね!?攻めの過去とか葛藤とか結構重かったよね!?しんどかったのよね!?

なのに、なのによ!?

それを何も苦とせず、いとも容易く全てを受け入れ肯定し更なる愛を持って包み込んでくれる受けの人柄よ…神じゃん(( '-' ))

いやもうほんと、
永遠にイチャコラしやがれこのやろーぅ!

2022/01/28 読了

友人が貸してくれて読んだのですが、あまりにツボり過ぎて自分でも買いました…最高

0

光あるところには影あり。

作者買い。
相変わらず好きです、巴里子さんv

しかし私だけなのかもしれない……
今回も暗い影を見てしまう。

今回は吉成なわけなのですが、
極端に後ろ向きで臆病な彼。
一歩間違えば危ないぞ、君!といらぬ心配を……

それに対するのは
正反対に前向きな真壁さんなのですが、
彼も自分の良さには気付いていない
自己評価の極端に低い人。

そんな二人が、
お互いにお互いを引き上げあって
紆余曲折しつつ手をしっかりと握り合うお話v

読んでいる途中は、
吉成に引きずられて暗い気持ちになりかけちゃうのですが、
その度に、吉成と一緒に真壁さんに引き上げて貰うので、
気持ちの浮き沈みが激しいです!

結局は大人な真壁さんに助けられて、
一番気持ちいいラストにv

巴里子さんを好きなのは、
結局ここ↑なんだなと。

そして今回は三井さん、
いい仕事してますv好きだv

もう少し、
周りも絡めて続きが見てみたい気もしますv

実に気持ちのいいラストで、
評価はやっぱり「神」!

2

良き働く男たち

倫敦巴里子先生の1冊まるっと読むの久々な気がしてきた。そもそも新刊がとても頻繁に出るタイプの作家さんではないですもんね。

◾︎吉成(後輩,26歳)×真壁(先輩,34歳)
打ってて思いましたが結構な歳の差なんですね。吉成なんてまだぺぇぺえもぺぇぺぇじゃないか!巴里子先生の作品は労働者がきちんと労働してるところが好きだったりします。恋もするんだけど真面目に働いてもいる。
真壁の仕事できるのに地味なところとか、それをしっかり見てる人もいるところとか、三井さんみたいな人はこっそり狙ってるとことか、ツボ。
そして決してイケメンではないけどゲイ受けしそうな雰囲気を、巴里子先生の絵柄で絶妙に広い層にとっつきやすくしたビジュアルがまたそれらしい。自分はガチムチが好きだけどね。

綺麗にまとまっている1冊でした。

0

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