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BL好きなあごひげオヤジ編集長が、突然ナレーション枠が見えるようになって…?という面白設定のお話。これが一回り下のワンコ後輩に好かれてたもんだから、ニヤニヤの連続なんですね~たまに吹き出して笑えるところもあって最高でした!
片思い中のモノローグが筒抜けなので、そんな柴の想いに絆されていく副成。わりと怖めな顔面に反して乙女な反応になっちゃってるのが面白かったです。
押せばイけそうな雰囲気出しまくってる副成と、ガツガツ行っては凹んでを繰り返す柴の組み合わせがすごく良い。素直に「嫌わないで」って言えちゃう年下攻め君大好きなので、柴頑張れ~って感じでした。
一巻はくっついたとこまでってことでいいのかな?たぶん付き合うことになった…の?よく分かりませんが、次巻も楽しみです。
『柴咲は副成にホレている。』
そんな身も蓋もないト書きが視える様になってしまった副成は、いわゆる『人の気持ちが聴こえてしまう』のと同じ状態。BLは好きだが、自分はゲイでも無ければ、男の人を好きになれるとも思っていないので。あたふたと慌てまくり。結果、柴咲の寄せる想いに応えてしまう事になる。ジタバタラブコメディ。
無害そうなワンコっぷりの柴咲の、実は下心ありまくりなのもいい。
BL編集という現場も、どちらにとってもフラグ立ちまくり。
副成が好むであろうシチュエーションなのか、と早とちりして強引にキスをかましてみたり。そもそもコレがBLなのだから。もぅ副成は逃げられない。
ナレーション枠がどうして視える様になったのかは謎のままなのだが。当人同士の会話無きまま、気持ちを知れてしまうのは、物語の色んな醍醐味をはしょってしまう様な気もしていて。例えば。副成が、そもそも17年前、柴咲少年と出逢う「Episode 0 」をナレーション枠にほぼ強制的に『見せられて』しまうシーン。副成自身も最初は抵抗する。
「けど、そういうのって本来、こういう知り方するモンじゃねーだろ。」
ところが。ここは劇中劇の様なもの。不思議な現象の筈なのに。私達もまたナチュラルにそれを『見せられて』しまうのだ。この、マトリョーシカの様な構成に、クスッと笑わされてしまう。読者には自明なのだ。副成の、下まつげ。殊更自身をおっさんぶるくせに、たまに見せる、ぱぁっと花咲く大きな笑顔。ああもうあなたは受けちゃんね、と誰しもが思うだろう。
柴咲少年のひたすらな想いは、とりあえず成就。エッチは妄想のみでおそらく次巻に持ち越され。
「コミックパーティワンダーラブ」のスピンオフ。雷蔵先生、TOS先生も友情出演。
けど、本作単体でも成立してるので、前作未読でも問題無しです。
『コミックパーティ ワンダーラブ』と同じ世界線のストーリー。
テンション高めのラブコメディという点では前作同様ですが、こちらの方が好みでした。
BL漫画編集部で繰り広げられるBLラブストーリーで、ナレーション枠が見えるようになってしまった編集者の受け、という設定が面白かったです。
ナレ枠のわっくんが意志を持って副成を翻弄していて、絶妙なタイミングで現れるし内容にも吹いてしまいます。
ちなみにこの受け・副成はTOSの担当です。
攻めの柴咲がワンコでまた可愛いんです。
副成を慕って、下心も小出しにしてきたり時には強引だったり…年下ワンコの基本押さえてるなぁって感じ。
さすがBL編集者?
『コミックパーティ…』を読まないでも大丈夫だと思いますが、後半TOSと雷蔵も出てきますし、描き下ろしで2人のお話もあるので、読んだ方がより楽しめるかと。
久々に良質なワンコ攻めを見た気がします。
1巻とある通りこれからの展開なので、今後が楽しみで仕方ありません!
可愛いのにたまに強引な攻めに対して、頑張れワンコ~!と応援したくなる気持ちが止まりません。
受けは翻弄されればいいんだ。
攻めにも翻弄されて、わっくんにも翻弄されて、どんどんとほだされていく過程が見ものです。2巻はどうなるんだろう。
受けの反撃とかあるんでしょうか。
とにかく今後の展開が楽しみで仕方ない1巻でした。
コミパの2人のその後が読めたのも大満足です。
『コミックパーティワンダーラブ』の雷蔵先生とTOS先生がBL漫画を描いているリンク編集部の副編集長の副成と新人編集者の柴咲の恋の物語。
副成はTOS先生の担当で、雷蔵先生とともに作中登場するのでコミパも読んでおかれるとより楽しいかと思います。
こちらの作品のポイントは副成にお話運びのナレーション枠(BLの精・後に副成がわっくんと命名)が見えるようになる、ということ。
さらにはモノローグ枠まで見えちゃうようになっちゃう。
柴咲の副成への想いは17年とかなりの筋金入り。
出会った時から副成が特別という言葉もめちゃくちゃ重みがあります。
ぷく顔がかわいい優しさと強引さを兼ね備えた年下一途わんこ攻めにほだされ必至…!
腐男子の副成は37歳でいい色気出してます。
つり眉、たれ目まつげ、顎ひげコンボ。
しっかりしたエッチなシーンは描き下ろしの柴咲の妄想だけだったので次巻に期待です。
『……1』、ですからね〜、この乗り気じゃない感がまたそそります(笑)
コミパの雷蔵先生×TOS先生も好きなんですけど、今回の柴咲×副成のカプも好きです。
元々シャープでお綺麗な絵がより見やすくなり、お話しのテンポも良く、楽しく読ませていただきました。