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俺たちもう…ただのセフレじゃいられない…。
作家買い、大好きなシリーズです。
ジュネットで単話配信されていたオメガポルノ全24話の、
「うちのαはとにかく鈍い」9~14話+描き下ろし収録。
シリーズ前作の「オメガポルノ case.たつる」を読まなくても全然OKな内容です。
広里先生の作品はクスっと笑えてエッチでほろ苦くキュンとさせてくれる内容が多いのですが、
オメガポルノシリーズは、オメガバ要素を取り入れたゆるフワなエロコメ作品で読みやすい。
高校同級生で発情したらやるだけの関係になり4年という、
エリート医大生のα虎次郎×居酒屋バイトのΩ千昭
ただ、今回は鈍感な無自覚クズ攻めαなのよね…
完全にやるだけの関係で発情エッチが大好きと言い切り、彼女の存在を隠さないヤリチンモテ男。
なのに憎めない魅力を持っているという質の悪い男、鈍感α虎次郎。
Ω千昭は虎を棒扱いですが、実は一途な想いを隠す健気なツン。
当たり前に発情したらやる関係だった二人が、ちょっとした出来事からすれ違い…
よくある設定の鈍感攻め×健気ツン受けなんですが、
鈍感な攻めがモヤモヤ嫉妬の感情から、少しずつ特別な感情に気づいていく過程が好き。
無自覚クズなので、普通のクズよりやっていることはある意味酷いんですが、
悪いヤツじゃないので、どんどん可愛く見えてくる私。
千昭も健気で可愛い嘘で縋る場面はせつない分、ツンな千昭だからこそバレた時の可愛さときたら堪らない。
甘い香りを放つ花が開く発情エッチ、
嫉妬で酔った虎次郎と初めての発情なしエッチ、
想いを通じ合わせた後の激しい発情なしエッチ、
高校時代の初めての発情エッチ…どれもいいですが、
予想外な行動にでた酔った虎次郎がクズで最高でした、これぞ広里先生の旨味。
鈍感な虎が千昭を好きだと気づく、
ずっと好きだったのは朝の味噌汁じゃなかったというあの場面大好きで繰り返し読んでます。
描き下ろし最高でした。
虎次郎の牽制ですが、千昭も虎に負けない鈍さ…このCPほんと好きだわ。
オメガバースといえば運命の番ですが、全面的に運命を強調した描写じゃないのも、
この作品がシリアスになりすぎない読みやすさになっているのかもしれないですね。
全24話中単行本2冊に収録されたのが12話なので、残りあと2冊かな。
描き下ろしが読みたいので、楽しみに待ってます。
表紙がステキ、二人の表情のバランスがいいですね~。
シャツのめくれ具合もいいですが、千昭のtkbの色がキレイで尚且つ虎の指がグッジョブ!
※Renta:白抜き
case.たつるで気になってたアルファの親友の芳野の兄のお話でした。
たつる編よりこちらの方が好きでした。
高校時代からセフレ関係の2人が、すれ違ってお互いの気持ちを伝え合うまでがジレジレしてて面白かったです。
自分の気持ちに素直になれない千昭が可愛くて切なかったし、彼女とは長続きしないくせに千昭とはずっと続いていた理由に気が付かない虎次郎の鈍感さにイライラしてしまいました。
そして自分の気持ちに気が付いて無駄な抵抗する虎次郎が愚かでも可愛く感じてしまいました。
無神経でずっと千昭を傷付けて来たはずなのに、どこか憎めない魅力が虎次郎にはあります。
千昭のバイト先にわざわざ見せつけに行く虎次郎に笑えたし、芳野家のママの料理下手ネタに笑わせてもらいました。
芳野家長男が千昭の主治医で登場していたので、次回は人の良さそうな兄かクールな弟のどちらかのお話がよみたいです。
オメガポルノシリーズでも特に好きなカプです。
虎の事が好きだけどその思いを隠しながら関わり続けるΩ千昭。チャラくてオープン自由気ままなα虎。やることはめっちゃやってるのに恋愛は初心者な二人のすれ違いがなんとも好きです。
遊び人だけど憎めないキャラクターな虎って凄い!千昭はちょっぴりツンで思いを隠しているけどさりげなく虎の好物を作ってあげたり、虎には何でも許しちゃうところが健気で可愛いんです。
きゅん&笑顔になれるΩバース作品です。
色んなカップルが登場するオメガバースシリーズ。
前作未読でも大丈夫です。
このシリーズの何がいいって、Ωが辛い目にあわないところ!
Ωか蔑まれたり差別されたりしない所か好き^^
切ないのにコミカルで、ほのぼのした雰囲気もイイ!
本作は、単話の9〜14【ウチのαはとにかく鈍い】に描き下ろしをプラスしたものです。
高校の時から、発情期はHする仲の千昭(Ω)と虎(α)。
抑制剤が合わない千昭と発情期Hが大好きな虎は、お互いの利害の一致で利用し合っているものの、実は千昭は虎に片想いしていてーー…
単純に恋愛ものとして楽しめる、希少なオメガバースだと思います。
一途な千昭と、ナチュラルクズな虎。
常に彼女がいる虎ですが、千昭には「発情期セックス大好き」を公言する遊び人です。
タイトルから分かる通り、虎がめっちゃ鈍い。
そもそも、好きでもない相手と4年も続かないでしょっていうね。
お互い身体だけでつながった関係だと思っているので、発情期を理由にしないと会えないもどかしさを感じました。
千昭のバイト先の店長・重さんに嫉妬し、彼女に指摘され、徐々に千昭への恋心を自覚していく虎。
求める事も完全に手放す事もできず、両片想いなのにすれ違っていく2人が切なくて、胸がギュギュッとなりました。
とにかく、虎が悪い意味でαらしくなくてイライラします。
予定外の告白も千昭から;
それに乗っかる虎……おい!
でも、「結婚して」にはキュンとした♡
遊び人から一転して、千昭にベッタリになる虎には萌えました。
結局この2人、「運命の番」なんだろうな。
それにしては鈍すぎだけど;
シリーズ特有の、発情期に花が咲く描写はドラマチックで分かりやすくて好きです。
でも、エロパートの見所は、通常時のH♡
心で求め合い、じっくり慣らしてから挿れて感じて……っていうのが、すごく良かった。
そして、脇キャラの店長・重さん(β)がめっちゃいい人で大好きでした!
描き下ろしは、重さんにマウントを取る虎の話。
照れる千昭に欲情して速攻帰宅って……何しに行った(笑)
まだまだ続くシリーズなので、今後も楽しみです!
次は兎三郎(虎の弟)だといいなぁ〜
※レンタ白抜き修正
広里かな先生の作家買い。そしてシリーズ買いです。
たつる編は、イランイランの花がジュワーッと淫靡な蜜を滴らしておりました。βだと思っていた、たつるがΩとしてどうしようもなくαの山岡を誘うのが印象的だったんです。
で、こちら。
たつる編の芳野のお兄ちゃん、虎次郎がαの攻めとして登場しました!
お兄ちゃん、意外にクズでした。
とはいえ、高校生からのΩの千昭とずーっと
発情期を過ごしている…
2人の発情期セックスも良いのですよ!
千昭は、とっくに虎次郎を好きだと自覚しているけど、虎次郎には彼女が居たりして。
彼女とデート中でも、千昭からの連絡を受けると千昭のアパートに行ったり。
千昭のバイト先の居酒屋では、ちょっと嫉妬して押し掛けてみたり。酔いつぶれて彼女差し置いて、千昭のアパートに直行しちゃったり!
うーん。なかなかクズしてますけどね。
何か憎めない。
虎次郎兄弟が、長男次男三男と登場してきたり、シリーズファンには嬉しい感じです。
虎次郎がちゃんと、千昭に対する愛情を自覚してくれて良かった。
クズ転じて、千昭溺愛まっしぐらですね…
千昭も、健気なエロさ(あくまでも虎次郎限定)の感じが好きですねー!
ほかのCP編、特に兎三郎編も読みたいなぁ。
広里かな先生作品は、本当にリピート読みしてまして。長く楽しんでいます。
今回の、千昭の発情期のお花。
月下美人ですよね~
花の登場も色っぽいので大好きです。