君が大切。だから言えない。

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表題作君には届かない。 3

大原倭斗
高校生
芦屋架
高校生

あらすじ

「ヤマトと、ちゃんと話さなきゃ――」
幼なじみのヤマトに突然抱きしめられ、戸惑うカケル。
ヤマトは自分を好きなのか?
少しずつ意識し始めるカケルを他所に、いつも通りのヤマト。
モヤモヤしながら迎えた修学旅行で待っていたのは
ふたりの関係を揺るがす大ピンチ――!?

作品情報

作品名
君には届かない。 3
著者
みか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ【非BL】
シリーズ
君には届かない。
発売日
電子発売日
ISBN
9784040648620
4.2

(85)

(39)

萌々

(31)

(11)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
355
評価数
85
平均
4.2 / 5
神率
45.9%

レビュー投稿数6

いろんなことがドキドキすぎる修学旅行編…!!

シリーズ読み返し中です。

こちらの3巻は、高校生活の定番!京都への修学旅行編。

今行ったらオーバーツーリズムで大変なことになってそうだけど、カケルとヤマトのこの3巻の時はちょうどコロナの時期(2020年)だったんだな…観光地に人が誰もいなくなった時だったな…などなど、昼休みに本編とは関係ない事にまで思いを馳せたりしてしまいました;

初めて読んだ時思わ「きゃー!」と叫んだラスト。
”親友”という心地よい、けれど苦しい関係性から一歩踏み出したくて、でもそれが友人関係を壊すことになるのが怖くて…というヤマトの気持ちが痛いほど伝わってきて、一緒に苦しい気持ちに。

カケルの中でも1巻のあの頃とはヤマトに対する気持ちが変わってきていて、ちゃんと(?)独占欲とか、ヤマトの気持ちを聞きたい!って気持ちが育ってきているんですよね。

主にヤマトの頑張りによって、ついにここまで…と思うと感慨深いです。

保坂くんのキャラは好みが分かれそうだけれど、言ってることは至極真っ当というか、ズバリ!言い当てていてさすがだなと。

もうこのラストで今までの”親友”関係ではいられなくなった二人。どうするどうなるーー!?と、その後の展開を知ってはいるものの、読み返すとやっぱり初読時と変わらずドキドキ。

大切にじっくり、何度も読み返したくなる大好きなシリーズです✨

0

もっとゆっくり進むと思ってたらまさかの展開!

嵐山の約束が無くなった時はこの件ですれ違う感じかなとハラハラしてたんですが、離れてる間2人ともお互いのことしか考えてないし、ヤマトくんが仕方ないと自分に言い聞かせて諦めようとしてるのにカケルくんとの記憶を思い出してしまったり(6巻を読んで読み直したらここのシーンもっと感動する!)カケルくんがヤマトくんに会いに来て約束守り直そうとしたり、もう切なさと尊さの波が…感情のジェットコースターがㅠ ‧̫ ㅠ♡

なにより最後の最後のきっす!!!もっとゆっくりローテンポで進むと思ってたら急にアクセルベタ踏みで読者殺しに来ててびっくりした(訳:最高だった)

めちゃめちゃ良かったよ〜!!!
聖地巡礼に京都に行きたいよ〜₍ᐢ › ༝ ‹ ᐢ₎‪♡

0

可愛い少女漫画の様な読みやすさ

レビュー少なくて意外です。
pixivでも人気有りますよね。
4巻発売おめでとう御座います!

初期の方からチェックしていて前作(BLではない)からセンス有るなぁー。と、応援していたのでここまで人気作家になって感無量。
絵が可愛いので少女漫画の様です。
これは中学生にも読める安心安全BL。
エロも無し。

とにかく背景が綺麗です。
表紙から綺麗ですが、中身も京都をしっかり取材されたんでしょうか?背景細かい~。

内容は前回の抱きしめられたにも関わらずヤマトが普段通りの接し方のためカケルがソワソワドキドキと言う王道です!
それ、もう恋じゃない!?

そして みんな大好き修学旅行ですよ~!
修学旅行と言うと共同風呂!となるんですがアッサリ回避です~。残念。
その後のラッキースケベでヤマトの布団に潜り込み オォッ!イケー!と拳握ったんですが…。可愛い純な2人なのでドキドキしてるんです。ドキドキしてるだけなんです~。くぅー。

この漫画主人公達はモダモダしてるんですが周りの保阪君や茜ちゃんが良いアドバイス出すんですよね。
多分この2人居なかったら進まなかったんだろうな。周り良い仕事してます。

最後の最後に1歩進みましたよ、奥様。
このペースだと一体何巻で何処まで行けるのか。山本小鉄子先生並みのジリジリ感。
心理描写がとても丁寧な、みか先生なので最後まで出来たら途轍もなく感動しそうです。

pixivを毎回追って居るので正直目新しさは殆んど無かったです。
だけど隙間出てくる四コマ面白かった。

2

起承転結の『転』

修学旅行編。物語全体の起承転結の『転』に当たるのではないかと思います。

2巻までは主役2人のやり取りで基本的には話が進んでいたように感じますが、3巻は『転』となる助走段階において、周囲の人たちとのやり取りも鍵となっているのが印象的でした。
個人的には、修学旅行準備から出てくる保坂と雨宮がすごくいいスパイスになっていて好きです(特に保坂)。
蛇足ですが、保坂みたいな飄々としてるけど指摘がいちいち的を得てるナイスアシストキャラが好きな人は一定数いると思う……!

『転』なだけあり、終わり方もこれまででいちばん気になる終わり方になってるんじゃないかと思います。
続刊の4巻がすぐ読める時に読み始めていなければ、終わりの時点で「続きを読ませろー!」と叫んでいたと思います(現在4巻まで既刊)。

(2021/7/5読了)

2

ここが1番の急展開

読み返しです。やっぱり今でも4巻が1番印象的です。茜ちゃん、本当は自分と居てほしいのにヤマトのところへ行かせるとかめちゃくちゃ優しい...。茜ちゃんに幸あれ。
でも、ヤマトも同じくらい優しいので保坂がガツンと言ってこうやって気持ちを伝える機会を設けたのは良かったと思う。クライマックスはやっぱり告白のシーン。ヤマトが珍しく我慢せずに行動したくらいカケルへの気持ちはが大きかったと思うと、凄く嬉しかったです。

0

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