親友、義理の兄弟、そして――…

君はベータ

kimi wa beta

君はベータ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×28
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
70
評価数
18
平均
3.9 / 5
神率
22.2%
著者
アサナエアラタ 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
電子発売日
ISBN
9784041107768

あらすじ

βの桧山朝陽とαの堂本静夜は、小学生の時に出会って以降、幼馴染にして親友となった。
そして、親同士の結婚で“兄弟”となるが――!?
純愛スクールオメガ―バース「君は」シリーズ三部作、最新作!

親友にして義弟となった寡黙なα×頑張り屋でウブなオカン男子β

表題作君はベータ

堂本静夜,高1,α
堂本(桧山)朝陽,高1,β

レビュー投稿数4

好きな香り

"君は"シリーズ3作目のようですが、私は1番好きかもしれません。α×βのお話です。
静夜と朝陽は義兄弟で両片思い。βの朝陽が、擬似Ωの香りを纏ったことで静夜が発情し、関係性が変わっていきます。朝陽に対して、義兄弟や親友である関係性を壊したくない、という気持ちから、恋心は封印しようとする静夜。そして、番を作ろうとする。でも、いざΩの叶先輩と番になろうとした時に、朝陽が思いを伝え、静夜も朝陽に素直になり、2人は結ばれます。
フェロモンは誘惑で、αはΩのフェロモンに惹き寄せられます。最初に朝陽に静夜が発情したとき、Ωの香りだと思っていたけど、自分好みの香りは、朝陽そのものがもつ"静夜を思った時に出ている甘いフェロモン"だと、静夜は朝陽に伝えます。番にはなれないけど、それより大切なことがある、その揺るぎない感情を、感じました。好きな人の香りは、特別な香りなんですよね^^

朝陽のためとはいえ、番を作ろうとした静夜。その行動自体が、もしかしたら、朝陽を傷つけることになる…そう考えられなかなったのかな。静夜なりに考えたとは思いますが、高校生だから安易に行動(未遂)出来たのか、それとも"朝陽以外は誰でも同じ。"という自暴自棄さがそう決断させたのか、もしくは重い朝陽への感情が悪く出ちゃってか、安易ではないけど勢いは後押ししたか、考え抜いての最善が奏だったのか、色々に考えられました。

当て馬的存在のΩ、叶先輩。理人が好きだったけど、叶わぬ恋に傷つき、寂しさから、静夜を"代わり"にしようとしていたのでした。最後は静夜と朝陽をお膳立て…のような形となり、叶先輩は憎めない存在でした。

1

受けが…

シリーズ最新刊だそうですが、未読でも大丈夫でした。

ただ当て馬のオメガの先輩を理解する為には、「君はオメガ」を読んでいた方がより理解出来るのでは無いかと思って読もうと思います。

義兄弟ものは大好きなんですが頑なな朝陽が焦ったくて、静夜とのすれ違いに萌えるというより苛ついてしまいました。
頑張り屋な朝陽を描こうとしたんでしょうが、可愛げがなかったしそれを理解して受け止める静夜にも何だかなと思ってしまいました。

それにしても静夜が朝陽の為に取ろうとした行動が浅はか過ぎました。
当て馬先輩の言葉で朝陽が動かなかったら、皆が不幸になったんじゃないでしょうか?

2

βじゃ番になれないから。可愛い恋の、行方を見守る。

前作「君はオメガ」を読んでいたので。「君はベータ」と言ったところで。後天性Ωという、いわゆる亜流とも言える特殊設定をブチ込んで来るかと思ってたんですよ。
その方が収まりも良いですしね。オメガバースなんて、世界設定はある程度作家さんの自由に作りあげて良いものですし。
ところが。意外にも、愛しい朝陽は徹頭徹尾、微動だにしないβだった⁈ えええ⁈という驚き。思春期のホルモンのアレです、好きなαの性的ナントカで刺激されてΩ化しちゃったんです‼︎ という力技を期待した読み手側としては、逆に衝撃でした。
まぁ、愛はバース性に勝つ!という、純愛とも言えるのかもしれません。

オメガ3部作と銘打っているからには、発端の「君はアルファ」から連なるスピンオフなんだけど。登場人物が絡み合っては来ないので、前作までを未読でも何ら問題ありません。
細かいことを言うと、朝陽と静夜の通う高校の先生が、「君はオメガ」の主役だったり。
静夜にちょっかいをかけて来る叶先輩は、前作の理人の友人の1人だったりする、その程度。

朝陽と静夜は幼馴染。共にシングルに育てられたこともあり、家族同士も助け合っていて。
その縁で、朝陽の母親と静夜の父親は結婚する事になる。
幼馴染から義兄弟へ。ちょっとした王道ラブコメ風。この時、αである静夜は多分ガチガチに意識しているが、βである朝陽は奥手な為か。フツーに子供らしく母親が再婚をした、という事実に戸惑っている、だけだ。いつだって側にいてくれた静夜を意識し始めるのはもう少し後。
まぁ、何やかんやあって。互いの気持ちに気付くのは王道なんだけど。この世界観の中で。名家の α 同士の結婚や、番として結ばれるのは α × Ω だけ。というのはロマンティックだけど、やっぱり切ない。恋は自由で、愛する者に惹かれる事こそ、「フェロモン」的な薫りの為せる事なのだと。ちょっぴりふわぁーっとさせているのが惜しいけども。
朝陽が健気で可愛いから、ま、いっか。という気持ちにさせてくれる。
私は、優秀で強いαである筈の静夜がその名の通り、静かでモダァっとしているのがちょっとばかりイラァ〜っとしました。

修正は真っ白白抜きですけど、そもそもそんなに見えてないかも。可愛い朝陽を怖がらせない様に、加減したい静夜なんだけど、彼もヤリたい盛りの高校生。朝陽の甘い薫りに煽られちゃいます。朝陽の薫りはΩよりも甘い。

2

いつも隣にある幸せ

「君はアルファ」「君はオメガ」に続く、シリーズ3作目。
リンクする部分が少ないので、前2作は未読でも大丈夫です。

親友同士の朝陽(β)と静夜(α)ですが、親同士の再婚で義兄弟になり……と、いうお話。

義兄弟による背徳感みたいなものありません。
Ωが主人公ではないせいか、オメガバースの嫌な部分を感じないので読みやすかったです。

Ωと出て行ってしまったαの母。
その事をきっかけに始まったいじめ……と、つらい過去をもつ静夜に普通に接してくれた朝陽。
人間不信になりかけていた静夜に手を差し伸べた朝陽は、まさに太陽のような存在だったのだと思います。
そんな朝陽に想いを寄せる静夜の気持ちは理解できる。

恋やエロに疎い朝陽は、自分の気持ちにも鈍感な所があります。
静夜に言いよるΩが現れたことで感じるモヤモヤの原因にも気付かない。
そして、ある事をきっかけにラットを起こした静夜に襲われてしまい、そこから関係がギクシャクしてしまうのです。

もしかして朝陽がΩになってしまうのでは?と危惧しましたが、最後までちゃんとβとαの恋を描いた作品でした。
本能に流されず、静夜がαなのに、むしろβの朝陽を求めるところがドラマチックだと思いました。

どの場面も絵が可愛いのですが、特に表紙が気に入りました。
ひまわりの様な満面の笑顔が素敵で、表紙の印象そのままに笑顔で読み終われる作品なのが良かったです。

ただ、静夜が朝陽を諦めるために、Ωの先輩と番になろうとする所はちょっと無理があったかな。
まだ高校生だしね;
そんな先輩にも春の予感があり、ホッとしました。
このシリーズは、これで完結かな?

1

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