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電子機器メーカーの営業である坂上真弓は、バイトとして現れた井原峻之に驚く。
坂上は井原と高校時代に親しくており、坂上は井原のことを「親友」だと思っていた。
けれど、井原は坂上の前から何も言わずに姿を消し、坂上はそのことをずっと忘れられずにいたのだ。
そんなある日、井原と二人きりになると
「あのころから俺のこと、好きだったろ……」
と言われ
という話でした。
突然、切られてしまった坂上の戸惑いもよくわかるし。
少し歳をとってから読むと、切らざるを得なかった井原の気持ちもわかる。
どっちもわかるから切なくて辛い恋だったのだけれど、二人が幸せになってからは、ふいに魅せる坂上の素直さがとてもかわいらしくて、かなりときめきます。
切なさの中に甘さがあって、とてもいい小説でした。
二人が気持ちを伝え合うところなんて、もどかしくてうまく伝わらない切なさで思わず泣いてしまいました。
『大人』(あるいは『韋駄天』ですが、今回出てないので・・・)シリーズですね。
高校時代に親友だったのに、卒業を機に攻が黙って姿を消したことで音信不通になっていた2人が、偶然受の職場に攻がバイトに来て再会して・・・
え~、もう読みながら終始イライライライラ・・・
再会ものは結構好きなんですが、これは例外的に苦手なパターンでした。
幼馴染みでも学生時代の親友でも、ただ離れてただけじゃなくてなんらかの事情(大抵は攻の一方的な)で、険悪まで行かなくても単に『疎遠』ってだけじゃないのがもうダメなんです。
その上、とにかくキャラクターがまったく好みじゃない。どころかすごく苦手なタイプ。どちらにも一切魅力を感じませんでした。
特に伊原(攻)がものすごくダメだった。
坂上(受)も鬱陶しいアホでしたが、それさえ気にもならないくらいに伊原がイヤで堪らなかったよ。
すごいダメ男ってわけではないんですが、こういう身勝手なキャラクターが大キライなんです。ズルくてセコくて辟易しました。
ただひたすらに読むのが苦痛でしたね。いったい、この作品のどこに『大人』がいるんだ?ホントに25・6なのか?
途中に、出逢いの高校時代の挿話がありますが、せめて全編高校生同士ならこの青さ・バカさもなんとか大丈夫だったかもしれません。
初読み時は、とりあえず投げずに最後まで読み通すだけで力使い果たしました。
『これはダメだ・・・』とそのまま何年も放置していたのを今回気合い入れて読み返したわけですが、やっぱり読むんじゃなかったとしか感じませんでした。もう二度と読みたくない。
読んでる最中も読後も、非常に気分の悪い作品でした。それしか言うことはありません。『中立』ですが『しゅみじゃない』に限りなく近いです。
そして、イラストも非常に苦手なので、個人的にはまさしくなにひとついいところのない作品でした。
このシリーズ、最初の『その指さえも』だけはすごく好きなんですけどね。
さらに、スピンオフ『大人は愛を語れない』が出ています。
崎谷先生の初期の作品?だいぶ前に書いたものを改稿して文庫化したものだそうで。これの出版がすでに数年前なので、もっと前のものってことですよね。
だからでしょうか、始め文章が頭に入ってこなくて(泣)
思い出してみると、前にも初期の作品を読んで全然理解できなかったことがあったんですよね…。
このところ、崎谷作品がマイブームでずっと読んでいたのでつい買っちゃいましたが、初期のころの文章とは相性がよくないみたいです(汗)
あらすじとかは今さらなんで何も書きませんけど、感想として一言いうなら、攻めが最後までズルかった印象しかありません。この攻めは好きじゃないです。
受けは過去を忘れていたのに、そして忘れていたかったのに、結局忘れさせてもらえず、強引に向き合わせられ、葛藤し、自分なりの答えを見つけ、終着点を見つけ、けじめをつけようとするのに、攻めがそれをさせてくれなかったわけです。まぁ、けじめつけさせちゃったら、2人がくっつかないことになっちゃうからそれはそれでいいんだけど、それにしたって態度?がズルいよね。
過去を許すことも、告白も、これからの未来への覚悟も全部受け任せじゃないですか。
攻め、何かした?なんにも印象に残ってない。何か残ってるとしたら、逃げてたってことだけ。
それでも、受けにとっては辛い時期の自分を甘えさせてくれて無防備になることができた唯一の人だったんだもん。
もっと器のでかいとこを多少なりとも見たかった。
最後の番外編?短編?も、せっかくの攻め視点で挽回のチャンスなのに、また受けの懐の深さに甘えて逃げただけ。
まったくもって良さがわからなかった。
ただ、受けのがんばりにとても心打たれたので評価は『萌』にしました。
BL小説を単行本で買ったのはこれが初めてです。
雑誌とかは結構買って読んでたんですけど。
単行本では二の足をふんでたんです・・・。(;゜(エ)゜) アセアセ
で 原作つき漫画の作画 山本小鉄子さんので有名な
【あしたのきみはここにいない】
【あの日のきみを抱きしめたなら 1・2】
がすごぃ好きだったので、とりあえずこの人の小説から
と思って買いました。(でも BOOK・OFFで・・・スミマセンm(。_。;))m )
んで 読んでみたら~~~~~~~
キタ━━━ヽ(´ー`)ノ━━━!! コレ
やばぃっすwww電車の中で読んでて(読むなw)
めっちゃ赤面しました。 エロ過ぎます。
もぅ なんてのか 濃厚です。
ぃぁー こりゃ 嵌りますなwww
漫画より「クル」かもしれません。
活字マジックの虜になりました・・・ィャン(*ノ∇)ゝ
てかぅちが妄想激しすぎるんかもしれんけど・・・(@Д@; アセアセ・・・
んで 小鉄子様の漫画で読んでたシーンとかと
結構 似たような部分とかあったので
やはり小説でも、その人の癖みたぃなのがでるんだなって
思いました。
崎谷様の書くモノは 「どうしたら きらいになれるの」や
「好きだから 汚したくなくて 離れた」
って感じのをだしてるなって思いました。
ぅーむ で漫画より結構長く楽しめるんですよね。
漫画は1冊30分程度で読み終えちゃうけど
小説は1日かかるし・・・
そして妄想力は、かなり膨れ上がりますし・・・
しばらく 嵌りそう・・・うふ♪(* ̄ー ̄)v
何回読んだか分かりません。
素敵です。崎谷先生。
会話、仕草、心理描写全てが最高です。
特に真弓が伊原に自分の気持ちを
伝えに行くシーン。
どうした、心臓。
ってなくらいにドキドキします。
全て自分が独占したいから、
優等生で純粋な真弓のことを考え
自ら離れていった伊原。
そんな井原に抱いてるのは恋心だと気づかず
モンモンとする真弓。
素敵じゃないですか!
素敵じゃないですか。この設定。大好き!人ラブ!ゴホンゴホン
いつもは余裕そうな感じなのに
受けの前だと理性が保てなくなっちゃう攻め
が個人的に大好きなので。
Hシーンもドッキュンバッキュンやられました。
射止められた・・・っ!
同時収録の井原目線「そして透明な」も
ものっそい可愛い。
恋人になった2人のラブラブ生活が垣間見れて、
本当に読んだこっちが幸せだよバカヤロー!
という感じで。
とりあえず、良い作品だってことが
伝わればいいです。(笑)
「神」にちかい「萌」評価です。
限りなく神に近い萌ということで。