12年越しに動き出す、大人のこじらせ片想い。

報われない恋の占い方

mukuwarenai koi no uranaikata

報われない恋の占い方
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×210
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
88
評価数
24
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
小木カンヌ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
comic marginal &h
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784575380712

あらすじ

幼馴染の北原に、高校生の頃から片想いをしている、ゲイの占い師・美波。
バツ3になった北原から、しばらく居候させてほしいと頼まれ、同居生活を送ることに。
北原が自分を好きになることなどないと決め付けていた美波だが、彼が見つけた新しい「好きな相手」はなんと男。
想いが募った美波は、北原にキスをしてしまい―――?

友情と恋愛のはざまで揺れ動く、不器用でいとおしい片想い。
後日談の描き下ろし9pも収録。

表題作報われない恋の占い方

北原昴輝,29歳,バツ3の結婚アドバイザー
美波奏太,29歳,占い師

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

レビュー投稿数6

報われてよかった

YouTubeでたまたまこの作品の音声付き漫画というのを見て、途中までだったから気になってコミックスをポチりました。
ゲイの占い師というなかなか斬新な設定と、12年間ずっと片思いという切なさ全開のストーリーに興味をそそられて。しかも相手はバツ3で主人公の一途な恋心には微塵も気づかないうえに何度となく「お前のそういうとこすげえ好き」などとしれっとほざく天然人でなし男!こういうシチュ、Mならドツボですわ。
当て馬(この子がまたかわいいので、ぜひスピンオフで見てみたい)の登場とかで紆余曲折ありつつも結ばれるふたりですが、そんな局面も攻めが赤面するような質問や絡みでグイグイ迫ったり、12年越しの恋が実った感慨深さから受けがホロッと涙したり(なぜかこのシーンで脳内に『はじめてのチュウ』がエンドレス再生)と、長く切ない片思いの日々をぶっ飛ばさんばかりのあまあまイチャコラシーン満載の仕上がりとなっております。

今回初めて音声付き漫画見ましたが、声優さんもイメージどおりでなかなかよかったですよ!
ご興味のあるかたはせひ併せてご覧くださいませ

0

難がありすぎる!

バツ3は難がありすぎる...と衝撃的な気分で読みました。
×がつくにつれて、お披露目がどんどん小規模になっていくところとか、リアルだなあと思いました。
こういう難ありの攻めだと、結構読んでいく最中はイライラさせられます。
でも受けが彼のこと好きだから、憎めない。

受けを振り回していく行動に、少しのざまぁが訪れないかなあと期待していたら!
受けの元カレが出てきたところは、すかっとしました。
なかなか報われない様子を見ていた読者目線だと、なんでこんなやつを...と受けの幸せを願わずにはいられません。

ずっと切なかったので、最後がハッピーエンドで良かったです。

0

大好物な設定なんですが

あらすじが物凄く好みの内容だったので、楽しみにしていました。

確かに美波のいじらしさとか切なさとかは良かったんですけど…美波の一言から北原が好きになった男(ひと)が何というか…

あれが全く美波が関係しないで、全く美波の知らない人物だったなら凄く切なくて萌え滾ったかもと思ってしまいました。

あそこで美波の知り合いで関係のあった人物が出て来ると、先行きが見えていて切なさ半減でした。


北原が美波に元彼がいた事を知った時も、俺は全部話してたのに美波に聞いて無いって所に引っかかってたのも何か違うというか…。

どうせなら美波が誰かと付き合いだして、北原が慌てて奪い返す所が読みたかったです。
長く待たせたんだからそれくらい必死になる姿が見たかったかもと思ってしまいました。
ドロドロで苦しい、痛い所からのガッチリ両思いが好みなんです。まぁ私の勝手な思いなんですけど…


それでも両思いになってからの再同居に、ガチガチに緊張する2人が初々しかったのが可愛かったので萌2にしました。2人の初めてのセックスに興奮しまくる北原も、感じまくる美波の表情も色っぽくて最高でした。

1

攻めの惚れっぽさが気になる…

うーん。ストーリーには満点をつけたいのですが、ちょっと惜しい。

というのも、攻めの北原の惚れっぽい所が目に余ってしまいまして。
それでやっと受けの美波を好きだと気づくのも、遅いよ!って思っちゃうし、まぁその遅いのは物語的においしいから良いにしても、それまでの目移りしてきたのを考えると、本当に美波をを好きなのかな?と、少し信じがたいものがありました。
切り替えが早いといえばいい面なのですが。
攻めにはあまり共感出来なかったかな。

でもまあその分、いやそれ以上に美波が実に用心深い子だったので、感情移入がしやすくよかったと思います。長年北原を想っている一途さも好感度高くていい受けでした。
そう思ったら、二人的にはバランスのとれたいいキャラクター達だったかも。

付き合うまでは、思い込みとすれ違いばかりが続きますが、それが徐々に紐解かれて解消された時、報われた美波の気持ちを思うと胸がギューっと締め付けられること間違いなしだと思います。
ストーリー的には楽しめたので、満足です。

0

大きなお世話かもしれないけど。心配しかないよ‼︎

占いをする男 VS 直感を信じる男。というか、直感頼みの男。

学生時代から北原に叶わぬ片想いをしている美波は、その恋を胸の奥に秘めて、北原の友達である事を選んだ。側にいられたら、それでいい。ずっとそう思っていたのに。
3度の結婚に失敗したというだけでも相当のダメンズだと思うのだが、北原の事を好き過ぎて、目が曇っているとしか言い様が無い美波は、止せば良いのに戯れに「男にすれば?」と言ってしまう。後に後悔するのに。男で良いなら自分が一番良い筈と、少しの希望と、自惚れてもいたのだ。ところが、ダメンズ北原は別の男に「直感」を感じてしまう。
もちろん。なんだかんだで結ばれる2人なんだけど。
これはもぅ心配しか無い。二度あることは三度ある。では三度あった事は?
結ばれたその後は?ずっと幸せになりました、と言わんばかりにイチャコラしてるけれども。
描き下ろしも含めてめでたし!は満載なんだけど、そんなものでは到底リカバリ出来ない程に、不穏なのだ。3度目の離婚は妻の浮気に気付きもしなかったし、何も感じなかったと冷めていた北原は、結婚に踏み切った時は恋をして浮かれていたんだろう。そう、今みたいに。今度は大丈夫、なんてどこにも保証は無いし。確信も持てない。

この物語の中で、一番共感出来たのは唯一。美波の同僚の占い師・片桐さんの台詞。彼女は迷っている相談者にズバズバ言う。告白はした方がいい、例えフラレても。相手に婚約者がいても。「万一彼が貴女に告白されて、婚約者を捨てる様なクズなら、今度は貴女の方から振ってやるのがよいでしょー‼︎‼︎」これは占いでも何でも無い。ただの真理だ。
片桐さんはいみじくも言う。告白をしないで、「ありもしない現実」に想いを馳せるより、互いの為に良いのだと。呆れて聞いていた美波もその真実にはさすがに少し共感するのだ。
友達なら、友達の幸せを喜べる仲であるべきで。今の自分はどうなのだろうかと。
さて。ここでまた疑問が湧き上がる。かつて北原は美波の幸せを望んだ事があったのだろうか。
やはり。こんな男と一緒になって大丈夫なのか、美波。心配しかないよ‼︎

修正は白抜き。背後から見た北原のお尻が年相応に垂れ気味なのがリアル。

7

せつない片想いの行方は

片想いの切なさが詰まった一冊で、胸がギューっとしました。
12年もずっと好きで、だけど相手はノンケの既婚者で、自分は親友で……って、もう辛過ぎる。


ノンケの親友・北原に12年も片想いしているゲイの美波。
北原がバツ3になったのを機に男をすすめてみるも、北原が選んだのは美波ではなくて……と、いうお話。

期待しては裏切られ、それでも〝友情〟という細い糸に縋りつく。自分の番は一生回ってこないと思いつつも、北原の離婚に内心喜び、どこかで期待している美波。
自分は「男」だから選ばれないと思っていたのに、北原の〝運命の男〟は別の誰かだったなんて、もう胸が苦しいよ。

どうして自分じゃないの?と、思わず北原にキスしてしまった美波の気持ちが痛い。男なら自分が選ばれると思っていた傲慢さに涙する美波が切な過ぎます。
美波は、全然傲慢なんかじゃないよ!

それに比べて北原の思慮のなさ。
無自覚に期待させ、相手の気持ちに気付きもしない。
バツ3…一目惚れに拘るから失敗するんだよ!と言ってやりたい。

北原が見初めた男は美波の仕事相手・日比でした。
その仲を取り持つように頼むって、どんだけ美波を傷つけるのさ(怒)
そして、北原の自分勝手な言動に怒った美波は、ついに勢いで北原に告白してしまい……と、続きます。

この告白で北原は美波を意識していくのですが、色んな女と付き合っては別れてきた北原が、ここでやっと美波の所にまでやってきたのです。

占い師の美波が作中で自分を占う事はありませんでした。
美波は、占いは人生を豊かにするための判断材料の一つだと考えています。このことからも、美波が地に足つけて生きてきた事が分かるし、誰よりも「運命」を信じていなかったのかもしれないと思いました。

北原の「運命の相手」の解釈は、都合良すぎるなと思わなくもない。それでも、ハッピーエンドで良かったと思えるのは、美波の健気さ故でしょうね。
北原にとっても初めての替えのきかない相手なのですから、今度は絶対に大切にしてほしいです!
やっとここまできたか──というHは、やっぱり美波が健気でグッときました。身体の肉感も良き♡

美波の内に秘めた想いやもどかしさがリアルで、そこに心揺さぶられました。
当て馬役になってしまった日比も魅力的だったので、彼のお話もいつか読んでみたいです。

4

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