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あえぎ声に注目するなんて新しい!…なんて思いながら、好きな作家さんだったので購入しましたが、やっぱり良かった〜…
気持ちがあったかくなるエンディングに読後感良し、幸せな余韻に包まれました(*´︶`*)
トラウマ克服から始まるストーリーで、同居人と秘密のレッスンをキッカケに物語が進んでいきます。
トラウマというのが、先に挙げた"あえぎ声"。元カノに、エッチのときの声が自分よりスゴイと言われたことで、誰かと付き合うことに積極的になれない愛利でしたが、同居人の榎本の協力により、あえぎ声を抑えるという至上命題をクリアしようと奮闘していきます。
セックスにまつわるトラウマ克服系作品は過去何作か読んだことがありますが、あえぎ声にスポットを当てたものは私は初めて。あえぎ声がうるさいなんて、BLの世界では…いや、私の性癖の世界ではプラスの加点にしかならないので合掌モンでした。
レッスン中の愛利は可愛かったです〜…
で。トラウマ克服の側面の裏で、別のストーリーが根っこで動いていまして、実はそここそがこの作品のメインの部分で本丸になっています。
同居人・榎本が愛利のトラウマ克服に協力すると申し出たこと、愛利に同居を持ちかけていたことから察するに、その理由がすぐにお分かり頂けるかと思います。
愛利のトラウマに対する切実な思いと、榎本の愛利に対する秘めた思いが、うまく絡み合って物語が進行していきます。愛利の視点からも榎本の視点からも描かれていて、じっくり丁寧に双方の気持ちが分かりやすく展開していくストーリーが非常に良かったです。
愛利の性的コンプレックス克服は、愛利をトラウマから救済する意味として間違いないのですが、その一方で榎本の救済にも繋がっているんですよね。過去愛利に救われてきたし、今も救われていることに榎本の愛利への深い想いを感じちゃいました。
2人の過去のストーリーがホントに良い話でね……愛利がめっちゃ良い子なんです。
そんなんなので、正直な話、後半に進むにつれ愛利のあえぎ声のことはどうでもよくなっているのに気付いた私…だってあえぎ声が大きいのは萌えどころにしかなんないですもん。克服どころか現状維持でお願いしたいくらい(笑)
愛利のあえぎ声の問題は結局解決したのか気になるところですが、それは実際に読んで確認してみて下さいね^ ^
愛利にとってトラウマの"あえぎ声"ですが、元カノの指摘は残念な思い出だけどそれによって良いご縁に結びついたと思えば大きいあえぎ声も悪いことではない、むしろいい方向に導いたキッカケになったと思います。
2人を纏う穏やかな時間と空気感がとても素敵でした。幸せオーラに満ちた姿に大満足です。
わぁー…(´ ˘ `*)とても…良き……♡
あらすじとタイトルからちょっとエロい感じかな~って思って読みました、私
そしたらですね、、、そんな私が(毎度ですが…)お恥ずかしくなる程にとても素敵な時間が流れるお話しだったんです!
とてもおススメしたいっ(๑>◡<๑)
あらすじにある通り「喘ぎ声が大きい」というトラウマ持ちの”あいちゃん”こと愛利くんを”えのくん”こと榎本くんが「練習」と称してそのトラウマを解消していこうとする流れです
この流れだとどうしたってエロをご想像されるかと思うんですが、、、
確かに「練習」はするのですが無理矢理なし崩し的にカラダから落としていく、というエロさでは全くないんです
そこが非常----に好感高い進み具合なんです(о´∀`о)
えのくんの紳士で真摯な感じがとてももどかしくも素直にきゅんとさせてくれます!
そしてあいちゃんもまたとても気持ちの良い子でして、、、大学の友達からえのくんのあんまり良い噂としてではない内容を聞かされた時も人としていい子だなぁ~って思える素直さをみせてくれるので自然とこの2人を見守りたい…♡って思わせてくれるのです
2人が惹かれ合っていく過程や理由も、優しさやエモさを感じさせてくれるお話し運びも、この作品に流れるこの空気感がほんとに素敵です
読後のほっこり感が心地よくってBLライトユーザーさんにもお話しが丁寧なBLが好きな人にも取り敢えず読んでみて下さいませーーー٩(๑´3`๑)۶ とおススメしたくなる1冊です
エロに関しては最後迄致すのは「練習」設定のある流れなのに、何と1回だけなのです!
BLテンプレだとこの「練習」設定は結構エロめな事多いなって私調べではアルかな?って思ってるのでこの流れは新鮮でした!
でもお話しの流れから考えるとコレで良かった!って思わせてくれるちょうど良さがあります!!
とは言え欲を言えば1回目以降をもぉ少し見たい!ってのはあるのですが、良かった故の欲張り欲求だと自覚しているのでこれは不満ではないです♪
それどころか最初を迎える前の流れや会話はなぜかリアルさを差し込んで来てくれるのもなんだか丁寧さも感じます(〃∇〃)
小木カンヌ先生♡初めて拝読させていただきましたが一気にファンになりました
もぉ少し2人のイチャコラを…(>ω<)‼という想いはありますが先生の丁寧さをこの2人を通して知る事が出来た事への喜びも加算して今回は評価いたしました♪
とても素敵な作品を読めました(ღ˘͈︶˘͈ღ)
修正|白抜き(シーモア)
な、なんだって…?このカバーイラストの「あいちゃん」のあえぎ声がうるさいって??ィヤッターーー!!と見事に吸い込まれていきました。
これは…これはタイトル大優勝じゃないですか…?!
最高すぎる。あわよくばもっと聞かせてほしい。
そんな邪な気持ちをたくさん抱えたまま手に取ったわけなのですが、あの…これがものすごくかわいくてですね…
心地良い同居生活・計算なしのピュア受け・甘く優しいかわいらしい雰囲気辺りのワードにピンと来た方はぜひ!
あいちゃんの悩みの種だった大きめのあえぎ声からのストーリー展開が少々予想とは異なるもので、それがとっても良かったんですよねえ。
きっかけは高校時代。当時付き合っていた彼女が「あえぎ声がうるさい」と友人に話しているのを聞いてしまい、心の傷となって残っているあいちゃん。
あいちゃんの高校時代のビジュアルも良かったなあ…
なので、いやいやこの顔であえぎ声が大きいなんて最高以外の何ものでもなくないか?と思ってしまったのが正直なところですが、あいちゃんは以来ずっと悩んでいるわけです。
ひょんなことから同居中の大学の同期生・えのくんの協力のもと、トラウマ救済としてリラックスをしながら気持ちよくなる練習をする…と、えっちな展開になりそうですよね?
なるにはなるんです。それもとびきり甘いです。
でも、それと同時にもっともっと素敵な展開になっていくではありませんか…!予想外のうれしい展開ににこにこしました。
両視点で描かれているものですから、読み手側は2人の気持ちや過去を察することが出来るというのが萌えが高まったポイントのひとつかもしれませんね。
全てを知った上で、彼らの点と点が交わるまでをじっくり見守る楽しさが味わえます。
2人の間に流れる雰囲気がとにかく穏やかで優しくて素敵なんですよ〜!
どちらも気持ちの良い性格の青年だったのも好感が持てますし、何より2人ともすごくかわいい。
穏やかで多幸感に満ちた素敵なお話でした!萌えた〜!!
先生の作品を読ませて頂くのは2冊目です
「報われない恋の占い方」で大変健気な受けの切なさを存分に感じさせていただききゅーっと心を掴まれています!
本作はタイトル的には受けの「あいちゃん」が困っているような印象ですが実はどちらかと言うと切なさを供給してくれるのは攻めの榎本君が担当かな?と思います
もちろんあいちゃんの問題も本人的にはトラウマではあるので決して辛くないって訳ではないのですがこの作品のストーリー軸は実はそれだけじゃないのですよ⁈って所が大変面白いですし読ませてくれるのです
構成も両視点が入り交じりながら進んでくれるので丁寧な心象推移を漏らす事無く理解出来ると思います
読み易いです(´▽`*)
絡みもありますが濃さを感じるエロさより可愛さと温かさを感じさせてくれるエロなのでエロ多めが好きじゃない方にもここも読み易い点だと思います
先生のスッキリした絵柄も見易さを引き立てていると思いますのでおすすめです(ちょっと擬音にはエロさが漂っている気はします///)
注意点としてはあまり気分の良くない女性キャラが居ます
無神経な女性キャラが苦手な人はお気を付けて下さいね。。。
私はそもそもの高校時代の発言も、あいちゃんのバイト先に後から入って来たくせになんであんな発言⁈とかも無神経過ぎて「なんだコイツーーーー」byジョイマン状態でしたwww
結果的にはえの君とあいちゃん2人が近付くきっかけになったのでグッと堪えられましたので苦手な方はすっごい好きじゃないスパイスなのに味変には役立ったかな~って思ってみれたらいいかも?です
注意点はあれど私的には2人のお話しを楽しむ為に消化も出来たので大満足です♡
大学生、片思い、凝った再会系がお好きな方には是非読んで欲しいです