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国王ゼクシリアと番のロイのお話『獣人王のお手つきが身ごもりまして』のスピンオフ。
ゼクシリアの側近ガスタとロイの叔父にあたるラインは昔の恋人同士。
結婚まで誓ったのにロイの番が現れて、離れ離れになって10年以上。
番持ちって当人同士の場合は無敵だけど
他にいた場合、読み手にとってもつらい展開ですよね。
ロイの番は早く老いて死ぬ病で当時10歳だから
色恋までには発展してなくて正直ホッ。
離れている間はラインが子育て(ロイ)に明け暮れて
いてよかった。
将軍の威厳はどこへやら、のガスタが愛おしいです。
「獣人王のお手つきが身ごもりまして」のシリーズ、大好きです。
新刊では涙しました( ; ; )
スピン元の攻め・リアの部下である将軍ガスタ(虎獣人)×スピン元の受け・ロイの叔父・ライン。
共に30代、大人の”復縁”がテーマのスピンオフ作のこちら。
…うーん、うーん、ちょっと自分の萌えどころにグサっと刺さる感じでは、
なかったかな、、?
あれっ、と引っかかってしまった点は大きく2点あって…
一つが、スピン元で割とカッコよく見えていた攻めのガスタが、
こちらの作品ではどこかコミカルかつ、結構身勝手だな…と思えてしまったこと。
カッコいいというより、適当でコミカル…というのは単純に自分の好みのタイプと
違ったのかなと。
そして”身勝手”と思ってしまったのは、やはりラインに番が現れた後の
彼の言動が……
人は誰でも過ちを犯すものだし、反省しているから許すべきだよね、と
思いながら読んでいたんですが…
いや、黙って勝手に姿を消しておいて何年も後に現れて、
「愛してる」って言われましてもーーー!!!となってしまい、
彼のどこか間抜けなところも相まって、最後まで絆されずに終わってしまいました。。私が;
そしてもう1点引っかかったのは、ガスタ×ラインが別れる原因となった
”ラインの番”についてのストーリーの描き方です。
お話が両視点で度々切り替わりながら進むこともあり、
個人的にこのお話の肝である”番との過去”のストーリーが思ったより浅めで、
物足りなく感じてしまいました。。
受けのライン視点で、”番”が現れた後の流れ、感情の揺れ動きなんかを
じっくり読みたかったな。。
と、そんなふうに思ってしまいました。
リアとロイの結婚式、そしてそのためにベストなお花を見つけようと頑張る
ロアール(新作ではすでにある程度大きくなっていたので、こちらでまだ小さいロアールが見られて嬉しかったです☺︎)
にはほっこり、とても癒されました✨
やっぱり自分には、リア×ロイカプのお話が一番刺さるなあ…と感じた
スピンオフ作でした。
本当にスピン元作品大好きなんですが、、
こちらでは辛口になってしまい、すみません;
「獣人王のお手つきが身ごもりまして」のスピンオフ、ロイの叔父ラインと将軍ガスタのお話です。
今作は主役二人はずっと一緒にいられるものの、心には深い溝があり。
獣人の国の番至上主義に人間であるラインが振り回され傷ついたのが、とっても尾を引いてます。十数年ぶりにロイとガスタが再会して…。
今でもお互い愛してるのに、長すぎたすれ違いと過去に、ロイの欠けてしまった心。
これは時間が必要でしたね。
ロイの番の家族の言い分が、番だからって何でも好きにできると思わないで!と言いたいですが、この国の国民性なので仕方ないのですね。それ故ガスタも身を引いてしまったし。だけどロイは番の少年に愛を返さなかった、その事実はガスタは知らず…。
愛してる二度と離さない、愛してると言い続けるしかないガスタの情熱。絆されてなるものか、俺から逃げたくせになロイ。
最後はみんながハッピーで良かったです。
ほぼツンツンなロイと、ロイの機嫌を伺いながらも暴走してしまうガスタ。お似合いですね。
「獣人王のお手つきが身ごもりまして」の続編というか、スピンオフ。
獣人王のお手つきが身ごもりまして
獣人王の側近が元サヤ婚を願いまして
シャレード文庫番外編SS集7
・・の三冊を読了。
ロイが無事宝玉を出産、結婚式を挙げることになる。
ロイの結婚式の招待状をラインに届けに行くことになったガスタ。
実は、ガスタとラインは、元恋人。
ラインから運命の番と出会ったと告げられて、ガスタは身を引く形で別れた過去がある。
・・この時の、二人の行き違いと誤解の解消がこの巻のテーマ。
獣人界には、不治の病=「神に愛されたもの」と言われる「早く老いる」病気=早老症がある。
(実際に、ウェルナー(Werner)症候群という病気があって、日本人に多い病気だそうです。)
ラインとガスタ将軍の誤解は、無事解消。
少し悲しい場面がある、面白い話。
受けのツンが解けないのが後半まで続いてイチャイチャが短かったので物足りないです。もだもだしたやり取りが寧ろ好き、という方にはおすすめです。 将軍で虎なのに肉屋の虎肉への興味に後ずさるのも納得いかなかったですね。そんな失礼な興味を示す輩にほ威嚇で吠えるくらいして欲しかったですが、好きな子に尻尾振ってまとわりつく感じの攻めでした。
受けはツン続きすぎ、攻めはワンコスタイルが小型犬すぎ。設定はいいだけに残念でした。