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表題作兎の森 (2)

志井洵太
高校1年生,幼馴染
弓永環
高校2年生,幼馴染

同時収録作品兎の森 2

志井洵太
中学生
タクミ
出会い系で会った大学生

その他の収録作品

  • かわいいおとこのこ(描き下ろし)
  • おいしそうにたべるおとこのこ(描き下ろし)

あらすじ

これから環が「守ってるもの」俺が破ることにする。

幼い頃から一緒に遊んでいた環と志井は1歳差の幼なじみ。
高校生になった二人は、志井が押し切るかたちで付き合う事になる。
「1年だけ」で終わる約束。環は友達感覚のままだが、
志井はどうにか一線を越えようとする。
──セックスなんかする必要ない。
志井の欲求とは裏腹に、隠れていた環の心が揺れ動き…?

作品情報

作品名
兎の森 (2)
著者
苑生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
兎の森
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032731
4.6

(378)

(285)

萌々

(65)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
45
得点
1746
評価数
378
平均
4.6 / 5
神率
75.4%

レビュー投稿数45

破壊者?あるいは救世主?

志井の環が好きでたまらなくてもっと一緒にいたい、会いたい、触りたい、キスしたい、もっと進みたい!な焦りがすごいですね!
そんなに環に焦がれてたんだねえ(泣)
ギリギリ綱渡りな感じで。

環を追い詰めないであげて〜、もうそっとしといてあげなよ〜。なのと母の異常を知ると、環を救えるのは志井しかいない!と。
どうなんだろ。環の性欲を認めさせることが良いことなの?男相手でも?志井のせいにしても?

人生かけて環を追いかけてる志井が、頑張れ!と思うのと同時になんか見ていられない感情も芽生えます。

0

志井なりの攻め方が最高です

1巻終わりで1年限定で付き合う事になった環と志井。
物語の根幹とも言える環の「普通ではない」家庭環境とそこから生まれた環の「性」に関するトラウマに、志井なりの攻め方で踏み込んでいきます。

頭の中は環に対するエロが直結している志井ですが、環のトラウマを理解し受けいれて解放してあげようと考え行動する姿が、幼なじみだからこそわかってあげたい、守ってあげたいと思う志井なりの優しさが伝わりました。
(エロくておバカだけど笑笑)

志井が中学時代、環から意識を離すためにセフレ関係になった大学生のタクミさんも登場します。

環も志井もそれぞれが考える「普通じゃない」事に蓋をして無理やり自分は違うんだと「普通」であろうとする姿が見ていて切ないです。

2巻、ついに環のトラウマを取りのぞくべく、志井が動きます!
心情描写、作画、どれをとっても素晴らしかったです。

1

近くて遠い

1学年差の志井と環。

幼少期からじっくり、ゆっくり描かれていて心の機微や心理描写がとても上手い。

1年間限定で付き合うことが出来た志井には拍手を送りたいですが、恋愛の好きと友達の好きでベクトルが違い、なかなか進まない。

それには相当の理由があり、歪みが見えます。
環の家庭環境は正直虐 待レベルだと思います。喘ぎ声の中、普通に家に帰るなんて感情が麻痺したのかと思いきや、まだ母親の味方をしようとしているのが切ない。小さい頃のノートに禁止事項、セ ックスはしない。を見付けた心中は想像を絶する状態だと思うのですが、やっと環から母さんが怖いを引き出せた。
さぁこれからどうなる?という最高の状態から 続く
です。くぅー、気になるよぅ。
性欲が無いわけではないけど、認めようとしない環が可哀相で。母さんの息子だよ でこの子物凄い色気を感じた。志井は離れられないだろうな。
シリアスでも有るけど重くならずコミカルもうまく入ってるので、テンポ良く読めました。志井の逆立ちとかパンツ洗う所とか、感情の流し方に感心した。これじゃ、嫌いなんて言えない。
なにより覆われた手の隙間が最上級にエロい。

タクミがこれからどう動くかな。かなりのキーパーソンですね。
こんな骨太なストーリーなのに更にBLも組み合わせて居るなんて私得過ぎる。追って行きたいと思います。

1

こんなに待ち遠しい作品はなかなか無いです。

1巻からのファンです。
そして、ドラマCDも好きです。

ふたりの関係、親の執着・・・、いやいや本当に問題作ですよね。
この先がどうなるの?って、本当に気になって仕方がないんです。
ふたりは幸せのなるの?ってか、この二人の幸せってなに?
子供の家にこんな目にあったら、幸せって何かわからなくなってしまうのでは?

こちらを描いている先生も本当に大変だと思います。でも・・・、
私も、ずっと待っています。続きが読める日を待ち続けますね。

2

間違いなく神作品

一年前に2、3回読みました。一回読んだだけでは意味がわからなくて。読後感がものすごく、ずーっと忘れられない作品になりました。一年前に読んだときは、環くんのお母さんがとても気持ち悪くて、今後、どれほどの愛情と執着をみせるんだろうと思うと、書いている作家さん、神経すり減らすだろうな、と思いました。3巻目がまだ発売されなくてとっても悲しいですが、作家様、環くんのお母さんに、心を持って行かれないように、気をつけてください。(でも頑張って書いて〜)一年たってまた読み返した時の感想は、「紛れもないホラー作品」でした!環くんのような目に遭うなら、夏のお化け屋敷に何度も入った方がマシかも。志井くんの執着も、今後、常軌を逸するかもしれないし。いや既に、ちょっと逸しているかも。傑作と言うのは読者の感情に訴えるものだと思います。作品から流れ出るキャラクター達の感情が半端ない傑作です。

2

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