• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作お伽噺は泡と消え

深海朱巳
高校生→26歳,キャバクラの支配人
丘雪也
高校生→26歳,ラーメン店店長

その他の収録作品

  • ever after(描き下ろし)
  • あとがき(カバー下)

あらすじ

ラーメン屋店長の丘は、高校時代からの親友・朱巳と長年セフレ関係を続けている。お互い好き合う気持ちは確かなはずなのに、丘は不完全燃焼だった初恋の思い出を引きずり、朱巳はヤクザの息子という立場からか人を寄せ付けず、孤独の影をまとって生きている。こんな関係いつかは終わる、終わらせなきゃ――そう思っていた矢先、ラーメン屋に丘の初恋に関わる男・駿河が現れて…!? 共依存めいた二人の両片想いアダルト・ラブ。

作品情報

作品名
お伽噺は泡と消え
著者
じゃのめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344847880
4.3

(330)

(184)

萌々

(97)

(39)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
35
得点
1429
評価数
330
平均
4.3 / 5
神率
55.8%

レビュー投稿数35

受けのビジュが表紙と全っ然違うのが良かった(顔立ちも体型もフツーに大人だった)

2023年末に読破。
映画部シリーズは全部神作評価したので他に何か読みたいなと思ってたんですが、本作は表紙の受けが小柄に見えたのでショ○かと思い、手を出していませんでした。
でも著作の中では↑の次に人気なので(ちる点1400越え!)気になって読んでみると、↑の懸念点は「なぁんだ普通体型の大人じゃん」と3ページ目でアッサリ解決。

DK同士から社会人になっていくセフレものBL。
攻めが色気があってカッコいい。
「お伽噺」「泡」というキーワードからも分かるように、人魚姫は誰なのか?
あの重要シーンの髪型で先が簡単に読めちゃったのは残念でしたが…。
身代わりであそこに入る話は実際に聞く話なので、リアリティありました。

本作は映画部シリーズと比べるとそこまでのビッグウェーブ的な萌えはなかったものの、これはこれでという感じ。
じゃのめさんは相変わらず作画アングルのバリエが多く、えrシーンは修正が要らない描き方でえrい!オススメです。

<残念だった点>
メイン2人の髪型がボリュームや長さがありすぎというか…好みではなかったです。
作中で濡れた時ぐらいなら好みなのになぁ。
せめてもうあとほんの少~しだけ攻めの前髪が短ければいいのに!と何度思ったことか。

<良かった点>
朱巳のおじさんの方がメインの2人より好き!
ちゃんと会釈もできる礼儀正しいイケオジー!
彼が若い頃のエピソードを含む!スピンオフを!ください!(うるさい

ちなみにアンデルセンが実は同性愛者、もしくは両性愛者(バイセクシャル)だったというのは一般的にはあまり知られてなくて(諸説あるため)、パトロンの貴族、エドヴァルド・コリンへの失恋が元となったのが「人魚姫」だそうで、私もこちらのレビューでこれらのことを知ることができました(レビュワーさんに感謝!)

<注意点>
受けの顔や体つきが、表紙と中じゃ全然違う印象を受けると思います

2

人魚姫を読んだことがあると直良し。


SNSで見かけたこの作品の絵が目に留まって購入しました。

大人の男と青年…?という勝手な想像をしながら読んだので
まさか同級生だとは驚きました。

雪也の初恋と思われる人物が登場し、紆余曲折ありました。
ほんといい仕事してくれた。ありがとうございます。
正直気付いてはいましたよ、お伽噺を読んで泣いている人が誰なのか…

日本南島に転勤になったラーメン屋の雪也に愛する人のお迎えが来ますように。

にしても、組の男って雄み強いのに
好きな相手に対してメンタル弱なのがかっこいいですよね。


えち展開8回(過去回想含む)

0

美しいのなんのってじゃのめ先生の作品で
また推しをつくってしまった…ʅ(◞‿◟)ʃ

朱巳もカッコいいし…
なんていっても駿河がめっちゃ好みです!
水が滴るワンシーンで…結ばれてくれって
切ない気持ちになりました。。。
じゃのめ先生の描く人々は、
本当に喋らなくても表情で
「愛おしい」とか
「切ない」を感じさせてくれて
お互い好きっていうより愛してるが溢れてる。


1

両片想い、かな?

表紙をめくるといつものじゃのめさんの絵がありちょっとほっとするなど。
(カバーのイメージがなんか違った~)

割と無邪気なラーメン屋店主、雪也。幼なじみで同級生の朱巳とはセフレ。
朱巳はヤ〇ザの家に生まれ、それに雪也を巻き込めないと思っている。一方の雪也は、気心知れた朱巳とは惰性で続いているけれど、その関係に名前を付けられないで要る。。
という設定です。

じゃあ、俺にしとけば?という一言で始まった体の関係ですが、長くなればなるほど本心が行方不明、というちょっとこじれた二人でした。

どっちかというと雪也が自覚なしなのが罪深くて、彼の成長物語というのが正しいかもしれない。
ただただかっこよくクールで、自制している朱巳がせつないです。

1

タイトルがとても綺麗です。

こちらBLアワードで高得点だった作品だと気になってました。なんといってもタイトルがステキすぎる!
両片思いの切なさが泣けます。やっぱりモチーフは人魚姫なんですね。最初のシーンで、いっきに引き込まれました。泣いてる少年と波打つカーテン、海の中を揺蕩うようなとても綺麗なシーンだと思います
攻君→人魚姫 受ちゃん→王子様といったところでしょうか?
じゃのめ先生は宵々モノローグというお話が1番好きだったのですが、こちらの作品読んでみてとても好きになりました。
実は反社物って少し苦手だったのですが、あまりその辺には触れてなくて、ただただ2人の純愛がすばらしかったです。
朱巳くんのたとえ泡となって消えたとしてもって言葉が泣けます。家がヤクザだから丘につらい思いをさせたくないから、身を引こうとする朱巳はまさに人魚姫やん
お互いの孤独を知ってるからこそひかれ合うう二人
少女漫画みたいで、少女漫画にはない魅力が、BLにはたくさんあると思うのですが、片方がもう片方にもたれかかるのではなく、お互いがお互いのことを考えて行動する姿は素敵です。沖縄で再会してこれから2人の物語が始まって行くのでしょうね。
続編出ないかな?コマという男の子に興味ありますとうとう最後まで顔出ませんでしたが、あとセフレが何人もいるっぽい駿河とか
あと朱巳くんが非常に色っぽかったです筋肉のつきかたが美しいHシーンは濃厚ですが、なんだかさらっと読めました。私にはちょうどよいですとても画力のある先生だと思います。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP