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表題作ごめんなさいと言ってみろ

久々野藤吾,36歳,バツイチのハードボイルド小説家
椎名律(椎名リツ),26歳,少女漫画家

あらすじ

出版社のパーティーで出会った、少女マンガ家のリツとハードボイルド作家の久々野(くぐの)。 初対面は最悪、再会も超バッド・シチュエーション―なじり合って罵り合って、お互いの印象はドン底だった2人だが、そんな彼らに突然コラボ企画が持ち上がった。 「よりによって作風正反対のおれ達が共同作業だなんて無理無理無理!」と、かたくなに断ろうとしたリツだが…。 皆様お待ちかねの大人気マンガ家シリーズ、オール書き下ろしで最新作登場!

作品情報

作品名
ごめんなさいと言ってみろ
著者
榎田尤利 
イラスト
北上れん 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
きみがいなけりゃ息もできない
発売日
ISBN
9784862630186
3.6

(63)

(11)

萌々

(25)

(21)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
14
得点
221
評価数
63
平均
3.6 / 5
神率
17.5%

レビュー投稿数14

あっさり読めました

榎田先生の作品にしては心情の推移がやや はしょられたような印象を受けました。
攻めが受けを好きになったのはいつなんだろ。
え、あの時そんなに気に入ってた?
と、攻めが好きだと明かした時に思ってしまいました。
へぇーって。
感動でへぇ…(ウルっ)とくれば自分の中でいい評価に変わりましたが消化不良です。
おそらく交互視点で書かれていないから私には分かりにくかったということだと思います。個人的にどちらの心情も分かって読み進めたいので。他の作品はそんなに交互視点でなくてものめり込んで読んでいたんだけどな…。
あと、個人的に女の人を愛して結婚していて子供もいるという設定で、ゲイになった経緯が分からないのは引っかかってしまいました。
知り合った日に、攻めが女の人を抱いてる時に受けが居合わせてしまうシーンがありましたが、そこも大した衝撃もなくスルリと流れていきます。
意識してない時だとしても、AVや乱行の経験ごない限り結構尾を引くことじゃないかなと想像するのですが全く問題に上がりません。
個人的にneの1/3、息もできないの1/2、夏の子供の1/5の評価になります。

1

前作とはガラリと変わったキャラクターで、テンポよく楽しい!

前作と比べると、
実に普通のキャラクターな二人!

一応シリーズものではありますが、
キャラクターがリンクしている以外は深い繋がりはなく。

BL的にもありがちなキャラクターなのですが、
リツがなかなかBLしてくれない!
……と思ったら、そうか、そうだったのかと!

意地っ張りなリツと余裕を見せたい久々野の
押したり引いたりの駆け引きが面白い。

今回はリツの一人称で、
その心のツッコミがまた笑える!
このテンポの良さは榎田先生ならではかと!

この二人、もうこの後はらぶらぶバカップル一直線な気がしますv

それにしても、
ベッドと壁に挟まってたリツは、笑えた……v

こちらもやっぱり榎田先生しか書けないよねと「神」評価で!

2

レビューは大事

この本、読んだの、2度目。

このシリーズ?リブレからでているマンガ家さんが主人公の一連の作品。
とりあえず、フェアだのなんだので、シリーズ全部揃っているようないないような、買ってすぐに読んだような、いないような、、
未読と既読未レビュー、どっちつかずの積み箱から発掘。

やっぱり、前に読んでる。
でも、やっぱりおもしろい。
ぐいぐい読めちゃう。

素直にごめんなさいがいえない意地っ張り同士。
何でこんな意地の張り合いになっちゃったかっていうと、
それは、一目で恋に落ちていたから。
それは、恋って何かわかっていなかったから。
そんな二人が、恋人になるまで。

プチットプリンのお風呂、あの双子、私も懐かしい。

2

悪戯に胸ワクワク

大の大人ながら、負けず嫌いで意地っ張りの二人のお話です。
悪いことしたと分かってるのに、相手から「謝れ」と言われて謝れないって、小学生の子供みたいです(笑)。
それで、一方が一方を懲らしめてやろうと悪戯をしかけます(ムフフ)。
私もやったなぁ、小学生の頃・・・こういうの、悪いと思ってても成り行きがどうなるかドキドキするんですよね。
その下りは次に何が起こるか早く知りたくてワクワクして読みました。

このシリーズ、とても好きなんですが、今回ちょっと分かりにくかったのが久々野の心情。他の方も同じところが気になられたようですが。
子持ちでバツ一で、ということはノーマルだったはず(男は律が初めてとも言ってたし)。
そういう男が外見だけで男に一目ぼれするかな~?同性を綺麗と思うことはありますけど。
そこのところをもっと詳しく知りたかった気はします。

1

出会いは最悪?!


榎田さんの書かれる攻ってなんでこんなにかわいいんでしょww
ツボをついて来るんだよ(*´∀`照)えへへ
お話は、小説家×漫画家。
漫画家シリーズとありますが、単品で全然楽しめる作品です。
かく言う私も順番とか諸々とか気にせず読んでしまいました(笑

出会いがしらから犬猿な二人。
喧々囂々。口を開けば言い合いになる。
そんな二人がなんと合同作品!?ちょっ・・・まっ・・・・
しかも危うく押し倒されて!?
今回も、受はヤンチャ系でしたね。
ワインで汚されてほえてたりとか。酔っ払ってベッドの間に挟まってるとか
後からみればおかしすぎるエピソード。
真剣に読んでた私でさえおかしくなってしまう。
あとからみればなんて可愛らしいというか。
攻に関しても、最初はいけ好かない・・という受視点からのイメージだったんですが
見とれてたなんていわれたらなんか、イメージ変わってくるじゃないか。

ただ、全体的にはわりとライトというか、軽い印象で最後まですぎちゃったカナとおもいました。
子供ネタも、あんまりイメージが合致しないというか
しっくりこないというか・・・・
面白いんだけど期待より・・という作品でした。
ツンデレでも犬猿でもいいんだけど、最後が結局甘すぎた故やもしれません。

2

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